メンドウな女(ヒト)のトリセツ・学生版 第8回「すぐ泣く女」
●登場人物
派手すぎず、地味すぎず、どこにでもいる普通の女子大生。人付き合いが上手なのが唯一の取り柄。なのだが…、それによっていつもめんどうな女に振り回されている。そして、心の中ではけっこう修羅っている。彼氏はいないが、彼氏みたいな人はいる。
(1)泣けば許されると思っている
(2)いつでもどこでもすぐに泣ける
(3)女同士では強気
対処法
■2人きりの状況をつくり、泣く前に終わらせる
女の涙を武器にする“すぐ泣く女”は、古今東西・老若男女を問わず常に「めんどくさい女」のランキング上位をキープしています。嫌われることはあっても、好かれることはまずありません。おそらく本人ですら、「すぐ泣く女はめんどくさい」と思っていることでしょう。
にもかかわらず絶滅しない理由……それは、なんだかんだいってもピンチから逃げられる可能性がもっとも高く、コツをつかめばカンタンにできてしまうからです。泣くだけで「自分の失敗を責めさせない」だけでなく、「自分の意見を通す」こともできるのですから、やめろと言うほうが無理な話なのかもしれません。
さて、そんなめんどうな女に注意する際のポイントは「泣かせない環境作り」に尽きます。
まずは完全に2人っきりになること。周りに上司、先輩がいては、「どした!? 理由はさておき泣かせるのは良くないよ!」と助けに来てしまいます。
そうして2人きりになれるチャンスをつかんだら、とにかく「泣く前に終わらせる」ことを心がけましょう。ねらい目は「次の予定が差し迫っている」とか「とにかく時間がない」とき。注意だけしたら、「あなたの意見を聞いている時間はないの、ごめんね」という流れを演出するのです。
注意することをあらかじめまとめておき、簡潔に伝えたらすぐに去る!
「すぐ泣く女」には、泣くタイミングを与えないようにするのが一番です。
●漫画:カマタミワ
東京都在住。一人暮らし歴20年のイラストレーター・漫画家。ブログ『一人暮らしカマタミワの半径3メートルのカオス』が人気。livedoor blog公式ブロガー
HP: http://www.miwah.com/
twitter: @kamatamiwa
●最新著書
KADOKAWA 刊
1,100円(税込)
弁護士、放送作家、大手メーカー工場長、デザイナー、茶人、フリーライター、シンクタンクSE、イラストレーター、カメラマン、新聞記者、ノンキャリア官僚、フリーターらで構成される雑談集団。著書に『めんどうな女のトリセツ』のほか、『正しいブスのほめ方』『正しい太鼓のもち方』『スルーする技術』『盛り合わせを選んだらお店のカモ! 大人の経済学常識』など多数。
●最新著書
「イケメントレーナーpresents ずぼら女子のためのおとなキレイ養成講座」
2017年12月19日発売!
ジービー 刊
1,404円(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/4906993478/
●著書
宝島社 刊
1,296円(税込)