フロアレディのバイトのつらかった・大変だった体験談
「仕事しながらお酒が飲める」「時給がいいから」という理由で、フロアレディをバイトに選ぶ学生もいるが、実際には苦労もあるようで。今回は、フロアレディバイトの経験がある女子たちに、大変だった体験談を聞いてみた。
たまにはセクハラ行為にあうことも
・「ニガテなお客さんがいたときは裏で泣いた」(24歳/女性)
・「愛人になれとしつこく言ってきた人がいた」(25歳/女性)
・「セクハラが多かった」(23歳/女性)
ナイトワークで避けては通れない、セクハラ問題。働いている女子の多くが経験するという。お客さんを不愉快にしないように、うまくかわすテクニックを身につけたいところだ。
対応に困るお客さんを担当。どうしたらいいの…
・「全然しゃべってくれない人がいた」(25歳/女性)
・「ストーカー的な人がいた」(24歳/女性)
・「お説教を始める人」(25歳/女性)
・「フロアをよごすお客さん」(24歳/女性)
・「お店のルールを守らない人が来た」(24歳/女性)
困ったお客さんは出入り禁止になるから大丈夫と思いがちだが、うまくはいかないのが現実。お店の常連さんだったりすると、お店から「我慢して」と言われることも。
顔で笑って心で泣いて…
・「笑えない話でも笑わないといけない」(25歳/女性)
・「お酒を飲みたくないのに勧められるのを断るのが大変」(23歳/女性)
・「お客さんの嫌みとかにも耐えないといけない」(25歳/女性)
・「傷つくことを面と向かって言われる」(25歳/女性)
フロアレディは、ただ話をすればいいというわけではない。お客さんに楽しい時間を過ごしてもらうため、どんな時でも笑顔を絶やさずにいることが大事。辛いときは、きっと仲間がフォローしてくれるだろう。
営業が忙しくてプライベートがない
・「毎日メールと電話で、完全な休日はなかったような」(24歳/女性)
・「営業メールや同伴など、勤務時間以外のつきあいをスルーするのが大変」(25歳/女性)
・「連絡をまめにとらなければならない」(25歳/女性)
歩合制のところも多く、頑張った分が給与に反映される。だから、お客さんに出す営業メールも重要になる。お店によっては、ノルマや指名を取らないといけない場合もあるらしい。
他にもこんな苦労があるようで…
・「時間が遅いので、不規則な生活になる」(25歳/女性)
・「衣装にお金がかかる」(25歳/女性)
・「周りとの人間関係」(23歳/女性)
・「指名をとらないといけないことがプレッシャー」(25歳/女性)
フロアレディの仕事では、身なりは重要な要素。ドレスレンタルやヘアメイク料が支給されるお店もあるが、自分で用意する必要のある場合は、結局「お金が貯まりにくい」なんてことも。
このような苦労もあるからこそ、フロアレディのバイトは高収入なのかもしれない。そうして、いろんな人が来るお店だからこそ「人脈が広がる(23歳/女性)」「普段会えないようなお金持ちに会える(25歳/女性)」と、思わぬ出会いがあるのもこの職業ならではと言えよう。
※データ:大学卒業した22歳~25歳の社会人900人に調査(2014年3月27日~4月7日)/調査協力:株式会社クロス・マーケティング