ガールズバーとキャバクラバイトの仕事内容の違いとは?経験者談あり
高時給で稼ぎやすいイメージのあるガールズバーやキャバクラでのアルバイト。実際にどんな仕事をするのか、気を付けることはあるのかなど、気になるポイントを、バイト経験者の体験談から紹介します。
ガールズバーとは
ガールズバーとは、一般的に女性がバーカウンターに立ちお酒の提供などを行ないます。キャバクラとの違いは、キャバクラは「お客様の横」に座って接待する点です。
ガールズバーの主な仕事は、ドリンクやおつまみを作ってお客さまに提供することです。お店によっては、お客さまの話し相手やダーツなどゲームの相手をしたり、お店が空いているときには外で呼び込みをすることもあります。
服装は制服が用意されているお店もありますが、基本的にはお店の雰囲気に合った私服で接客することが多いようです。
キャバクラとは
キャバクラとは、女性が客席の横に座り、お酒を作って提供したり会話を盛り上げるなど、ガールズバーよりもお客様と近い距離で接待を行ないます。さらに、キャバクラでは、常連のお客さまに来てもらうため、営業時間外にもメールやLINE、SNSなどで営業活動をしたり、出勤時間の前後に一緒に食事や買い物をしたりすることもあります。
服装は、ロングやミニのドレスで、髪もセットアップすることが多いです。ドレスはお店が費用を出してくれる場合もありますが、多くは自分で用意するようです。
ガールズバー・キャバクラバイトの年齢制限
ガールズバーやキャバクラに限りませんが、18歳未満は22時~翌5時の間は働くことができないことが労働基準法で定められています。また、風営法により、18歳未満は接待に該当する仕事をすることができません。
つまり、キャバクラでキャバ嬢として働けるのは18歳以上となりシフトの時間帯制限もありません。一方、ガールズバーは接待を伴う仕事に該当するかはお店のスタイルによるので、興味のある人はお店に確認しましょう。
ガールズバー・キャバクラバイトの見つけ方
アルバイトの求人サイトやアプリ、ナイトワーク専門のサイトやアプリで募集していることが多いです。
応募して面接を経てアルバイトとしてシフトに入る方法と、体験入店で働いてみて正式にアルバイトに入る方法とがあります。体験入店はお店によって異なりますが、3時間程度、実際に働いてみることが多いようで、その分の時給も支払われます。中には当日募集、前日募集の求人もあるようで、友達と一緒に体験OKのところもあります。
経験者に聞いた!バイトをして良いところ
ほかの接客業のバイトに比べると時給が高めなのがメリット。特に接待を伴うキャバクラは2,000円を超えるバイトも珍しくありません。
シフトも比較的自由なので、都合のいい時間帯や曜日を選べ、授業や私生活と両立することもできます。ただ、朝まで営業している店もあるので、不規則な生活になることに注意が必要です。
また、さまざまなお客さまが来店するので、自分の周りにはいないタイプの人と話ができたり、いろいろな職業の人の話を聞けたりと社会勉強になると答えているバイト経験者もいます。
・時給が高いので、そんなにシフトに入らなくてもたくさん稼げるところが良いです(23歳/大学5年生以上/女性)
・自分の都合に合わせてシフトを組める点がよかったです(22歳/大学4年生/女性)
・バイト仲間の女の子たちとは普通のバイト以上に仲良くなれました(23歳/大学4年生/女性)
・人生経験豊富な方や社長さんなどとお話することで、初めて知ることがたくさんありました。マナーや上品な立ち振る舞いも学べました(22歳/大学3年生/女性)
経験者に聞いた!バイトしてキツいところ
どちらも基本的に夜の時間帯の勤務になるので、夜型の生活になり生活のリズムが乱れるというデメリットがあるようです。また、お酒に酔っているお客さまが相手のため、ときにはトラブルが起こることがあります。そんなときは、店長やボーイに相談して対応してもらうことになるようです。
・働く時間が夜なので、生活リズムが狂ってしまうことです。朝起きられなくて勉強に支障が出てしまうときもありました(23歳/大学4年生/女性)
・時には酔っ払って態度が悪くなるお客様がいるため、しんどいと感じます(22歳/大学4年生/女性)
・キャバクラでのバイトでしたが、お客様と業務時間外にもLINEのやりとりなどをしなくてはいけないのできついです(19歳/大学1年生/女性)
2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
※更新履歴:
2020年12月18日、2022年9月28日、2023年6月1日、2024年2月29日