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2023年06月09日

在宅でできる「文字起こしバイト」の仕事とは。いくら稼げる? 初心者OK? 

文字起こし バイト タウンワークマガジン townwork

在宅ワークも多い文字起こしバイトは、学生であれば授業の合間、主婦であれば家事育児の空いた時間など、隙間時間にできる仕事です。ここでは文字起こしバイトは実際に何をする仕事なのか、初心者でもできるのか、どのくらい稼げるのかなどのほか、仕事の探し方も紹介します。

文字起こしバイトの仕事内容

文字起こしとは、データ入力の一つで、インタビューや講演会、YouTube動画などの音声を文字データ化し、読みやすく成型する仕事です。テープ起こしと呼ばれることもあります。文字のタイピングができれば初心者や大学生もできる仕事も多くあります。中には、専門用語の理解が必要な案件もあるので、応募前に確認すると良いでしょう。文字起こしの仕事には、主に3つの形式があります。

①素起こし
音声データを忠実に文字化する仕事です。本題とは関係ない話や相槌、笑い声などもそのまま文字にします。「えー」「あのー」「うーん」など、それ自体では意味をなさない言葉や、正しくない表現でも修正せずに文字に起こします。また、周囲の騒音などは入れません。

②ケバ取り
「えー」「あー」といった相槌や語尾のばし、言い間違い、口癖、独り言など、内容とは関係ない不要な言葉(ケバ)を取り除きます。ただし会話の雰囲気を残したい場合は、口調の面白さや口癖を残すなど臨機応変な対応が求められます。

③整文
音声データの内容を読みやすい書き言葉に直して整える作業です。ケバ取りのみでなく、ら抜き言葉、二重敬語、言葉の重複、会話の中のカジュアルな表現など不要な言葉を削除します。話者の雰囲気が感じ取れるようなトーンを残すか、話者の雰囲気を消して読みやすさを重視するかなど、整文の体裁に指定がある場合もあるので、作業前に確認が必要です。

 

文字起こしバイトの報酬相場

文字起こしは、時給制のアルバイトよりは、出来高制・報酬制の業務委託の仕事が多いです。報酬は、音源の長さ単価、文字単価を基本としています。単価を左右する要素は、仕上げ方(素起こし、ケバ取り、整文)、専門性の有無、期限などよって変わります。

10分前後の比較的短い音声は文字単価形式が多く、1文字0.5~1円程度が相場です。TikTokやYouTubeのショート動画など1分程度の動画は1本20~40円などで、5本、10本などまとまった本数での依頼が多く、未経験OKの案件もあります。

経験者を重視する案件は、インタビューや講演会など30~60分など長めの動画に多く、1分あたり60~100円で、60分だと1件3600~6000円程度になります。専門用語の理解が必要な動画では1分400円など高単価なものもあるようです。

 

文字起こしバイトの探し方

文字起こしの仕事は、Web上の業務委託の仕事を集めているサービスや、パート、アルバイトの求人サイトやアプリでも見つけることができます。

クラウドソーシングや求人サイト、アプリで検索

業務委託の場合、クラウドソーシングサイトから探すことが可能です。パートやアルバイトは求人情報サイトやスキマバイトアプリなどをチェックすれば見つけることができます。パート、アルバイトは成果報酬ではなく、時給制や日給制のことが多いようです。

案件を申し込む・発注者がOKすれば成立

クラウドソーシングサービスの場合、まず会員登録をします。その後、自分のプロフィールを登録し、希望の仕事を検索します。応募したら発注側と内容について打ち合わせを行い、期日までに納品して完了となります。未経験OKの仕事は初回テスト納品がある場合があります。

 

文字起こしバイトの体験談

実際に文字起こしバイトを経験した2名の体験談を紹介します。

Aさんの体験談(22歳/女性/京都府)
文字起こしバイトは、隙間時間に気軽にできる仕事だったのが良かったです。私は他にもバイトもしていたのですが、移動中でも作業ができ、始める時間や終わる時間などを気にせずできたのが精神的にも楽でした。
大変だったことは、仕事探しに時間がかかることです。業務委託での契約が多いので、案件が終わるごとに毎回仕事を探していましたが、簡単な仕事は競争率が高いので、結果的に仕事を始めるまでに多くの時間を費やしました。

Bさんの体験談(22歳/女性/埼玉県)
文字起こしバイトを通して、早くタイピングができるようになりました。私は大学でのレポート作成の練習のために始めたバイトだったのですが、大学の他の人よりも早く作業できるようになりました。
逆に、きついことは、人と接する機会が極端に少なくなるので、1人での作業で孤独を感じてしまう点です。質問したい時にすぐに聞ける相手がいないので、自分で解決することを先ず試みなければならず、精神的に辛いこともありました。

体験談出典:2023年1月 大学生アルバイト調査/N=1547/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
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