「試食・試飲販売バイト」の仕事内容と評判、きつい?ラク?体験談あり
スーパーやデパートなどでよく見かける試食・試飲販売というデモンストレーターのアルバイト。短期バイトの定番の一つです。「ひと口いかがですか?」と、笑顔でお客さんにドリンクや調理した商品をアピールすること。そんな「試食・試飲販売バイト」をご紹介します。
仕事内容
食品売り場などで、新商品・オススメ商品を実際に食べてもらい、PR・販売するのが主な仕事です。
試食販売バイト
実際に商品をお客さん食べてもらい、買ってもらえるようにさりげなくアピールする仕事です。実際に簡単な調理をすることもあります。
試飲販売バイト
こちらは飲み物編。試飲用の小さい容器に入れた飲み物を配り、試飲してもらいます。
どちらも事前に研修があるため、そこで商品知識を覚えてからでも大丈夫です。声掛けの方法や話し方、困ったときの対処法なども教えてもらえるので、未経験でも安心して始められるバイトです。
ちなみに、試食・試飲販売バイトは、求人情報サイトなどを見ると「ノルマなし」が多いようで、そういう意味でのプレッシャーは感じずに済むものが多いようです。
仕事は1日~2日の土日週末程度と短期が多く、勤務時間は、お店の営業時間内で7~8時間程度。そのため、ほかのバイトと掛け持ちしている学生や、土日だけ働きたいと考える学生に人気です。
待遇や給与
短期のアルバイトがほとんどなので、派遣会社に登録するスタイルが多いようです。給与は時給・日給とまちまちだが、日給に換算すると東京近郊でおおむね「8500円以上」が相場のようだが、中には「1万円」を越える求人もあります。
なお、交通費は支給されることが多いですが、派遣会社によっては出ないところも。応募前に求人情報や面接などで確認をしておきましょう。
メリット|よかったラクだったこと体験談
試食や試飲のバイトは、土日などの週末単位の単発で、丸1日シフトのバイトが多く、都合の付く週末にまとめて稼ぐことができるのが魅力です。仕事内容も簡単な作業が多く、お客さまが少なければ楽だという職場もあるようです。短期や単発で入ると、職場の人間関係もその日限りなので、気楽だという声も。試食販売なら、自分も試食させてもらえることが楽しみの一つでしょう。
・自分の都合の良い日を伝えると、その日にできる仕事を紹介してくれるので、予定を調整しやすかったです(23歳/アルバイト/女性)
・元々お客さんがいる場所に出向くため、呼び込みもほとんど必要なく、時給の割に仕事量が少なくて楽でした(23歳/アルバイト/女性)
・単発のアルバイトで日によって行く店舗が異なるため、人間関係に悩まされることはありませんでした(21歳/大学4年/女性)
・試食、試飲があり、新商品を一足先に食べることができるのがうれしかったです。(17歳/高校3年/女性)
・さまざまな世代のお客さんと話すので、コミュニケーション力が身につき、敬語や立場が上の人への接し方を学ぶことができました(23歳/アルバイト/女性)
デメリット|きつい辛かったこと体験談
お客さまからすれば、その商品を知っている人として接するため、質問に答えられるよう商品のことを詳しく理解する必要があります。また、試食や試飲を勧めても、お客さまに興味を持ってもらえず、素通りされることも多いので、ある程度の割り切りも大事になります。1日中立ちっぱなしということもありますし、1人で業務を行うことが多く他に頼る人がいないという点は心にとめておきましょう。
・最初に声出しをする時は緊張しました。慣れるまでは商品の紹介がうまくできないこともありました。各商品の違いが少しでもあれば、しっかりと把握しておく必要があります(23歳/アルバイト/女性)
・興味が無いお客さんには素通りされたり断われたりするのを、私は真に受けてしまったので、辛かったです(21歳/大学4年/女性)
・一日中ずっと立ちっぱなしなのが大変でした(21歳/大学4年/女性)
・自分一人だけが現場に出向くため、疑問があっても聞く相手がおらず、自分の作業が間違っていないか、不安が募りました(23歳/アルバイト/女性)
・その日初めてのお店に行くことが多いのですが、お客さんに品物の場所などを聞かれるたびに、お店のスタッフの方に聞きに行かなければならないことが大変でした。(22歳/大学4年/女性)
※初回公開:2014年6月5日