「試食・試飲販売バイト」のトホホ体験談
店頭でオススメ商品のPRをする試食・試飲販売バイトは、時給も高めで、週末に働いてまとまった収入が得られる短期バイトの定番の一つ。忙しい学生にも人気のようだが、やってみるとツライこともあるようで。
暇な時間があるとツライ
・「ずっと立っているだけなので、お客さんが来ないときは暇だった」(23歳/女性)
・「お客様が通らないと暇でさみしい」(25歳/女性)
お客さんがいなく暇だとはいえ、持ち場を離れるわけにもいかない。時間が長く感じるのがツライ…。
派遣先のスタッフと気まずいと大変
・「人間関係がよくなかった」(25歳/女性)
・「スーパーなど、現場の方との関係が上手くいかないと辛い」(25歳/女性)
このバイトは派遣が多く、毎回同じ勤務先とは限らないので、多くの人と接することに。ときには相性の合わない人もおり、仕事に支障をきたすこともあるという。
服に臭いが付くことも
・「場合によっては服に臭いが付く」(25歳/女性)
・「臭いのきついものは、ずっと残るので頭が痛くなった」(24歳/女性)
食材を調理したとき、服に臭いが付くのが悩みだとか。かといって消臭スプレーをまくわけにもいかず…。
頑張っても売れないことも
・「受け取ってもらえなかった」(25歳/女性)
・「試食するだけして買ってくれない場合が多い」(24歳/女性)
・「人気のないものはあまり売れなかったこと」(25歳/女性)
・「まずいと素直に言われた」(23歳/女性)
販売ノルマがないとはいえ、PRしている商品が売れなかったり、美味しくないと言われるとズンと来る気持ちもお察しする…。
寒さ対策にひと苦労
・「真冬だったので、体が冷えて大変でした」(25歳/女性)
・「試食・試飲販売は基本冷蔵庫の近くや入り口付近で、冬は寒い」(24歳/女性)
寒いからといってマフラーやコートを着るわけにもいかない。冷蔵商品の前などは夏でも寒いため、防寒対策が必要なこともあるようだ。
いかがだったろうか。ツライ話をご紹介してきたが、それだけではない。「子どもがおいしそうに食べている顔を見てうれしくなった(23歳/女性)」「残りを持って帰れたので嬉しかった(24歳/女性)」といった意見のほか、「栄養素を学べてよかった(24歳/女性)」と事前研修などに魅力を感じた学生もいたようだ。
※データ:大学卒業した22歳~25歳の社会人900人に調査(2014年3月27日~4月7日)/調査協力:株式会社クロス・マーケティング