結婚式場・ブライダルスタッフバイトあるある10
6月といえば「6月の花嫁(ジューン・ブライド)」。
「6月に結婚式を挙げると一生幸せになれる」と言われることから、結婚式を挙げる時期として人気があります。
今回はそんな「結婚式」に関係した、「ブライダルバイト」についてのあるあるを集めてみました。「ブライダルバイト」は、結婚式という日常生活とは違う空間で覚えることがたくさんあるので大変ですが、しっかりしたマナーが身について比較的時給も高いので人気のアルバイトです!
>>漫画で読む(仕事内容編)
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その1:自分の結婚式を度々妄想してしまう
「あの演出いいな」「プチギフトこれいいな」など他人の結婚式に素敵な点を見つけると、いつか挙げるであろう自分の式に取り入れたくなる。
「今までで最高だった結婚式」がどんどん更新されていくので、自分の結婚式の妄想ハードルがどんどん上がっていく……!
その2:入場のときのドア開け担当になるとドキドキする
ブライダルスタッフは料理の配膳だけではなく、結婚式の演出に携わる役を与えられることもあります。
ドアを開ける担当になると、演出に携わるなかなかの大役なので嬉しいけどドキドキする。ちゃんとタイミングよく開けられるだろうか……!
その3:他人だけど、花嫁の手紙にもらい泣き
結婚式の人気の演出のひとつ、「花嫁から両親への手紙」。
わかっていても泣いてしまう。バイトで結婚式は数をこなしているはずなのに、やっぱり泣いてしまう。
その4:シャンパンを開けるタイミングがぴったり合うと気持ちいい。1人だけ開かないと超焦る
ケーキ入刀の際など、配膳スタッフで同時にシャンパンを開ける演出のある会場でのアルバイト。
シャンパンを開けるタイミングが合った時はめちゃくちゃ気持ちがいい。そして自分だけ開けられなかった時はめちゃくちゃ焦る。
その5:ウェディングソングが大音量で流れると心の中で熱唱してしまう
星野源「恋」に木村カエラの「Butterfly」や福山雅治「家族になろうよ」など、人気のあるウェディングソングは何度も聞くので覚える。
そしてつい心の中で熱唱してしまう。
その6:テーブルナプキンの折り方をたくさん覚える
テーブルセッティングでひたすらナプキンを折るので、早くきれいにナプキンが折れるようになります。スタッフ間でいろいろな折り方を研究してみたりも。
でも実際に折るのは「バラ」が多くて、「またこれか」と思うことも……。とりあえず「バラ」なら任せて!
その7:黒いリボンとネットが一体のレトロなバレッタが必須アイテム
髪型は厳しいところだと染髪不可で、黒スプレーが常備されている会場も。
女性はアホ毛をスプレーで固めて、バレッタでまとめたお団子にしてネットに入れます。
とにかく清潔感重視でピシッとまとめた髪は、慣れるまではちょっと恥ずかしかったりもします。
その8:瓶ビールの栓抜きも必須アイテム
最近ではカジュアルな式など、瓶ビールか生ビールかを選ぶことができる会場もあるようですが、基本的には結婚式は「瓶ビール」。
結婚式会場は瓶ビールがたくさん出るので、女性スタッフのバレッタと同様に瓶ビールの栓抜きも必須アイテムです。
その9:料理を好き嫌いで残しているのか、食べ途中なのかの判断が難しい
テーブルマナーで、ナイフとフォークの置き方で食べ途中か食事が終了したのかのサインはあるものの、話に白熱している様子だと推し量るのが難しい。
終わっているならコース料理の後がつかえるから下げたいなー、とテーブルのうろうろ周りを回ってしまう。
その10:スプーンやフォークなどをすべて「シルバー」と呼ぶ
ブライダル業界ではスプーンやフォークなどの銀食器を「シルバー」と呼びます。
シルバーの配置を覚えるのも一苦労。基本的にはシルバーは内側からミート、フィッシュ、スープスプーン、オードブル。上側にデザート、コーヒーの順番で置かれます。
「誰かの一生の思い出」に携われるアルバイト
一生の思い出になる結婚式。
そんな誰かの1ページに携わることができる「ブライダルバイト」も、あなたの経験値を上げてくれる忘れられないアルバイトになってくれることでしょう。
文:井口エリ 取材協力:ブライダルバイト経験者のみなさん・Mさん
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