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2024年04月22日

結婚式場・ブライダルバイト面接で聞かれる質問、志望動機、面接での服装など

結婚式場 ブライダル 面接 タウンワーク townwork結婚式場・ブライダルのアルバイトの面接では、どのようなことを聞かれるのでしょうか。どんな仕事内容なのか、向いている人、よくある質問や志望動機、当日の服装まで、まとめて解説します。

ブライダルバイトの仕事で求められること

ブライダルのアルバイトは、結婚式の披露宴会場での配膳・ホールの募集が多いですが、他にも会場のセッティング、調理補助、新郎新婦のアテンドなども任される場合もあります。ブライダルバイトと一般の飲食店の違いは、お客様の人生の中で大事な結婚式に関わるため、大きな失敗ができない独特の緊張感があることです。分刻みで進行していく披露宴を滞りなく進め、フォーマルな場に相応しいきちんとした接客が必要となるため、接客マナーに加えて、機敏に仕事を進める力、状況を見て動く臨機応変さ、責任感、スタッフ同士連携するコミュニケーション能力などが必要となります。

 

ブライダルバイトの志望動機・応募理由の答え方

結婚式場などブライダル関連のバイト面接を経験した大学生によると、バイト面接で聞かれた質問のTOP3は「志望動機」「シフト希望」「通勤方法や時間」でした。バイト定番の飲食店やコンビニなどのバイトでは、シフト希望の具体的な質問が多い傾向にありますが、お客様ときちんと接してほしいブライダルバイトでは、志望動機や応募理由をしっかり聞く傾向にあります。

実際に伝える志望理由は、ブライダル業界に興味を持ったきっかけや、アルバイトを通して得たいことなど、より具体的に自分なりの意欲が伝わる内容にすることがポイントです。時給や家の近くという募集条件に惹かれて応募した人は、惹かれた条件に加え、長く働きたいという意欲やブライダル業界への興味などを合わせて伝えましょう。

ブライダル業界に興味がある

<回答例>
「将来はウエディングプランナーを目指しており、貴社のオリジナリティ溢れる演出に大変興味を持っております。アルバイトスタッフとしてお客様の思い出に残る披露宴のお手伝いをしたいと思っています。よろしくお願いします」
「イベントの演出に普段から興味があり、お客様の人生でも特別な1日をサポートするブライダルの仕事を経験してみたいと思い応募しました。ぜひ挑戦したいので、よろしくお願いいたします」

接客スキルを磨きたい

<回答例>
「この1年ほどカジュアルなイタリアンレストランでアルバイトをしています。お客様との接客が楽しく、よりきちんとした接客が必要とされる結婚式場での仕事を通じて、言葉遣いや接客マナーを磨きたいと考えています」

週末にまとめて稼ぎたい

<回答例>
「現在、専門学校でブライダルについて学んでおり、将来はブライダルやホテル業界に携わりたいと思っています。自宅から通いやすいため、週末はしっかり働いて稼ぎたいと思っています」

 

ブライダルバイトの面接でよく聞かれる質問

面接では志望動機以外にも以下のような質問がよく聞かれます。回答例と共に紹介します。

シフトは土日や祝日は出られるか

結婚式は土日や祝日に行われることが多いため、土日祝日にどれくらいシフトに入れるかを聞かれます。土日の両日ともに出られるか、片方だけなのか答えられるようにしておきましょう。

<回答例>
「特別な予定が入らなければ、土日とも出られます」
「土曜日は習いごととサークルの予定があり難しいのですが、日曜は毎週、出たいと思っています」

 

結婚式が多い時期は出られるか

結婚式が多くなるのは、春と秋です。ブライダル業界では3月~5月の土日や9月~11月の連休が繁忙期になるため、この時期にシフトに入れるかを確認されます。サークル活動などの予定を確認しておき、きちんと答えられるようにしましょう。

<回答例>
「今のところ、どちらの時期もシフトに入れます」
「GWはサークルの合宿があるので3日間ほど入れない期間がありますが、そのほかは入れます。特に忙しい秋の土日祝は、積極的にシフトに入りたいと思っています」

 

通勤手段・通勤時間

自宅から勤務先までどのくらいの時間がかかるのか、交通手段を聞かれます。きちんと調べておきましょう。

<回答例>
「自宅からはバスと電車を使って1時間程度です」

 

いつから働けるか

ブライダルのアルバイトはひと通り研修がすんでから、本格的な勤務開始となります。研修期間も含めていつから勤務できるのか、予定を聞かれることもあるので、答えられるようにしておきましょう。

<回答例>
「来週から勤務可能です」

 

これまで経験したアルバイト

ブライダルのアルバイトでは、接客経験があれば活かすことができます。接客経験がない場合でも今までのアルバイト経験と、意欲をあわせて話しましょう。

<回答例>
「飲食店のアルバイト経験があり、ホールでの接客には慣れています」
「販売のアルバイトをしたことがあります。敬語やていねいな言葉づかいは身についていると思います」

 

自己PR・長所・短所

ブライダルのアルバイトでは、「機転が利く」「笑顔に自信がある」「トラブルにも落ち着いて対処できる」など、接客シーンにおいて役に立つ長所をアピールするのが効果的です。また、場内を動き回ったり、重いものを運ぶ仕事のため、体を動かしていたり、運動していた経験があれば、その点もアピールポイントになるでしょう。

<回答例>
「長所は予期せぬできごとにも動じずに、笑顔で対処できる点です。短所は1人で抱え込みすぎるところがあるので、バイトでは何かあればすぐに先輩に相談するようにしていました」

 

前のアルバイトの退職理由

今までのアルバイトをどうして辞めたのか、その理由を聞かれることがあります。人間関係や時給への不満などネガティブな印象となるものは避け、「学業と両立しにくくなった」等、当たり障りのない理由を伝えるようにしましょう。

<回答例>
「学校帰りのシフトに入っていましたが、授業の関係で入りにくくなってしまったため、退職しました」

 

何か質問はありますか?

仕事内容や研修期間、勤務のルールなどで質問がないか、聞かれることがあります。聞きたいことがあれば、このときに質問しましょう。なければ「ありません」と答えます。

<回答例>
「シフトの希望を出すタイミングと、確定するタイミングを教えていただけますか?」

 

ブライダルバイトならではの質問や確認事項

華やかな印象のあるブライダルのアルバイトですが、結婚披露宴スタッフは大きなミスや失敗ができない仕事のため、アルバイトに対しても厳しい指導がある場合があります。きちんとした研修がある会社が多く、厳しくてもついてこれるか、覚悟があるかを確認されることもあります。「打たれ強い」「前向きである」「きりかえが得意」などと、自分の性格にあわせて覚悟や思いを答えるとよいでしょう。

そのほか、髪色や身だしなみのルールが細かく決まっている会社も多いので、そのルールの確認もあります。

 

ブライダルバイト面接の服装や当日マナー

服装、髪型などの身だしなみ

学生のアルバイトなら、面接へはスーツで行く必要はありませんが、清潔感があり、きちんとした印象となる服装でのぞみましょう。シャツやブラウスなどに、シンプルなパンツやスカート、革靴やパンプスという組み合わせです。きれい目なカーディガンやジャケットを持っているなら羽織るのも良いでしょう。靴やカバンも落ち着いた色合いの、シンプル・上品なものをあわせましょう。

髪型は、長い人は顔にかからないようまとめて、短い場合も整髪料などで整えていきましょう。メイクも落ち着いた印象になるようにしましょう。時計やアクセサリーも小ぶりでシンプルなものにし、派手なものやインパクトのあるデザインのものは避けましょう。

面接当日の受付マナー

ブライダルアルバイトの面接は、ホテルや結婚式場内の事務所で行われることが多いです。大きなホテルの場合は事務所への通路が入り組んでいる場合もあるので、時間に余裕をもって行くようにしましょう。面接開始時刻の5分前には指定場所に到着し、受付スタッフに面接に着たことを伝えて担当者を呼び出してもらいます。担当者が来たら、氏名を名乗り、「本日はよろしくお願いします」と言いながら一礼します。その後は、担当者に従って面接を受けます。

面接での姿勢や話し方など、マナー詳細は、こちらの記事も参考にしてみてください。

バイト面接、入室から退出までのあいさつ&マナー

 

参考)ブライダルバイト面接で実際に聞かれた質問

結婚式場などブライダル関連のアルバイトの面接で大学生が実際に聞かれた質問は、志望動機と通勤時間や手段が同率で1位です。また、6位の長所も他の飲食店のアルバイトよりも聞かれた人が多く、より人となりが分かる質問を受ける機会が多いのが特徴です。

1位 志望動機や応募した理由
シフト希望(週、時間帯)
54.5%
3位 通勤方法・時間 50.0%
4位 掛け持ち状況 36.6%
5位 勤務開始時期 4.1%
6位 「長所は?」等の自己PR 27.3%
7位以降 アルバイト経験、長期休みの希望時期等 3.9%

※複数回答

アンケート出典:2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル※更新履歴

2019年6月19日 公開
2021年8月2日 更新
2023年8月22日
2024年4月22日 最終更新

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