警備員バイトとは？仕事内容と評判、実際きつい？時給や勤務時間、体験談あり
【目次】
警備員バイトとは
警備員のアルバイトとは、道路や駐車場、イベント会場、ショッピングモールやビルなどで、誘導や警備の業務を行うものです。人々の安全を守るために欠かせない仕事であり、大きなやりがいがあるアルバイトだといえます。初心者でも研修を受ければ業務に就け、勤務時間や勤務回数などは比較的自由度が高いことが特徴です。
交通誘導
交通誘導のアルバイトでは、道路工事などによって交通整理が必要になった道路や、観光地やスーパーなどの混雑している駐車場で、混乱や事故を避けるために車両や人々の誘導を行います。工事現場の仕事は、深夜帯のも多くあります。
雑踏警備
雑踏警備では、イベントやコンサート会場、花火大会など一時的に多くの人でごった返すような場所で、転倒事故やトラブルが起こらないよう、誘導や警備をする仕事です。
施設警備
施設警備の仕事場は幅広く、事務所ビル、ショッピングモール、娯楽施設、大学など教育施設等で働きます。施設内を巡回して異常がないかを見回ったり、施設の入り口に立って人の出入りを見守ったりするのが仕事です。施設によっては深夜の警備の仕事もあります。
勤務時間、時給は？
警備員の勤務時間は、現場によって異なります。例えば、イベント警備はイベントの開催時間前後もあれば、日中のフルタイム勤務、深夜から早朝にかけての勤務などがあります。
警備員関連の平均時給は現在1,216円です。深夜帯になると基本時給の25%以上の深夜手当がつきます。
※アルバイト・パート募集時平均時給調査（2024年1月度）リクルートジョブズリサーチセンター
警備員バイトの評判｜よかったラクなところ
警備員のアルバイトは、他の仕事を比べて1人で行うことが多いので、人と接する事に寄る疲れが少ないのを良いと感じる人はいるでしょう。イベントの警備では、イベント開始前と終了後に様々な年齢層の人たちと関われたり、運が良ければ有名人にあえた人もいるようです。
・イベントの種類や配置によっては、選手や有名人と挨拶する機会があります。普段は立ち入れない場所に入ることができるので楽しいです（20歳／大学2年生／女性）
・施設警備は、立っているだけの暇な日が多いため、体力的にとても楽でした（19歳／大学2年生／男性）
・イベントの警備は、他大学の子と仲良くなれました。仕事の合間に話す時間がとても楽しいです（21歳／大学3年生／女性）
・施設警備は、人と関わることが少ない配置もあり、一人の時間が好きな人にはおすすめです（21歳／大学3年生／女性）
・接客を行う必要がないので、プレッシャーが少なくて精神的に楽です（21歳／大学3年生／男性）
警備員バイトの評判｜きつい辛いところ
警備バイトのきついところは「立ちっぱなしで疲れる」「雨の日や暑い日は大変」という身体的なつらさと、「現場によっては暇疲れをする」や、人によっては「1人の現場に孤独を感じる」という気持ち面でのつらさがあります。
・屋外での作業なので、暑さや寒さに耐えることがとても辛いです（21歳／大学2年生／女性）
・覚えることが少なく単調な作業が多いため、退屈に感じることがきついです（22歳／大学4年生／女性）
・会場内の観客を抑える配置のときは、人が多くて密集しているため忙しく、観客から強く文句を言われることもあり精神的にきついと感じます（20歳／大学2年生／男性）
・従業員の年齢層が高いので、年の離れた人との付き合いが苦手な人にはストレスを抱えやすいと思います（21歳／大学3年生／男性）
・基本的には一人で立っていて話し相手がいないため、時間が経つのがすごく遅く感じることが辛いです。立ちっぱなしなので足も疲れます（23歳／大学4年生／男性）
・理不尽に怒鳴ってきたり、誘導を無視する人がいるので大変でした（22歳／大学4年生／男性）
どんな人に向いている？
道路や駐車場、イベント会場、各種施設などで安全を守るために働くのが警備員であるため、真面目な姿勢で仕事に取り組み、広い視野で物事を見れる人に向いているでしょう。また勤務時間の自由さや時給の高さから、学生、Wワークなど様々なライフスタイルに人に適しているほか、高収入を狙っている人にも適しているアルバイトといえます。未経験者でも、研修を受ければ仕事ができるため、これからアルバイトを始めてみたいという人にもおすすめです。ただし、立ちっぱなしだったり、トラブル時に現場へ駆けつけたり、場合によっては高いところへ登ったり重い物を持ったりなど、体力を消耗することもある仕事です。
2024年1月 大学生アルバイト調査／N=1575／調査企画リクルート／調査協力マクロミル
更新履歴：
※2021年9月28日、2022年8月30日、2023年7月20日、2024年2月27日