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2023年05月22日

交通量調査バイトはきつい?大学生でもできる?仕事内容、給料、探し方まで解説

交通量調査 タウンワークマガジン townwork交通量調査は、道路や駅などの決められた場所で自動車や歩行者などをカウントする仕事です。今回は交通量調査のバイトの仕事内容や給料、探し方について紹介します。

交通量調査バイトの仕事内容

交通量調査のアルバイトとは、車や歩行者の交通量、駅や商業施設の歩行者数、どんなルートが使われているのか調査し、記録する仕事です。
調査対象は車や人の交通量で、計測用カウンターを使って、決められた時間ごとに通った車や人数を数えていきます。仕事中は2~3名で交代で椅子に座って行うことが多いですが、調査によっては立って行う場合もあります。調査の種類は主に以下の4つです。

交通量調査…車を種類別に数える。普通車、軽自動車、大型車、バイクなどの車種ごとに計測。ナンバープレートを見て見分ける場合も
交差点調査…交差点で曲がり切れなかった車の数などを数える
人流調査…人の数を計測する。歩行者や自転車なら世代や性別など、指定の属性で分けて数える
高速道路の走行調査…車を運転して指定の高速道路を走る。時間内にできるか、何分かかったかなどを調査する

アルバイトの当日、指定された集合場所に行くと、調査対象の見分け方や分類方法など詳しい調査方法が書かれたプリント、休憩ローテーション表などが配られるので、その指示に従ってグループごとに調査を行います。アルバイト中は数時間ごとにスタッフの巡回があり、調査状況を確認します。業務に必要なカウンターは支給されますが、時計は支給されません。そのため、秒までわかる腕時計を持ってくるように指示されることもあります。また、指示がなくても、腕時計があった方が調査がしやすいことから、前もって準備する人もいます。

 

交通量調査バイトのきついところ・楽なところ

きついところ

調査は基本的に屋外で行われます。そのため、暑さ寒さ、雨、風など、当日の天気や季節によってきつくなります。また作業が単調なので、長時間同じ作業を続けるのが苦手な人にとってはつらいことでしょう。集中力と根気、忍耐力が必要です。

・交通量の多い場所は数えるのも大変だと感じました(20歳/大学3年生/女性)

・冬はカイロを何枚用意しても足りないほど寒く、夏は熱中症になるのではと不安になるほどの暑さでした(22歳/大学4年生/女性)

・単純作業の繰り返しですが、それはそれで疲れました。集中し続けるが難しく、目も疲れました(24歳/大学4年生/男性)

・6時集合など朝が早いので起きるのが大変でした。拘束時間が長いので飽きることもあり、眠気と戦っていました(23歳/大学2年生/女性)

楽なところ

調査はほとんどの場合座って行うため、天候に恵まれ、単純作業が苦にならない人ならラクと感じるようです。基本的に私語禁止で、調査員同士で話すことはほぼないので、人と会話するのが苦手な人にとっては心理的な面で負担は少ない仕事です。

・単純作業だったので、覚える内容がほとんどなくて楽でした。交通量が少ないうちは、瞑想や学校の課題のアイデアを練ったりしていました(22歳/大学4年生/女性)

・1人で黙々と行うので、人とのコミュニケーションが少なくて済むのが楽でした。単発だったので人間関係に悩むこともなくてよかったです(23歳/大学4年生/女性)

・時給が良く、接客などの労力が必要なかったので、楽して稼ぐことができました(22歳/大学4年生/女性)

・ただ座っているだけでいいので、重いものを持ったり運んだりと言った肉体労働がなくて体力的に楽でした(21歳/大学3年生/男性)

 

交通量調査バイトの給料

交通量調査バイトは単発か数日間の期間限定で募集されることがほとんどで、時給か日給で給与が支払われます。
時給の相場は1100円~1700円程度、日給だと半日で8000円~1万4000円程度。拘束時間が長い24時間だと2万円を超えることもあるなど、募集時期や地域、場所によって幅があります。
給料は、バイト終了後に現金手渡しで支払われることもあり、アルバイト当日に印鑑を持ってくるよう言われることがあります。後日、指定された金融機関に振り込まれる場合もあります。
交通量調査は、一度のバイトでまとまった額を稼げますが、基本的には単発・短期バイトになるので、毎月安定して稼ぐのは難しい点に注意しましょう。

 

交通量調査バイトで働く人の年齢層

募集において年齢制限はなく、20代~60代までさまざまな年代の人が働いています。学生、主婦、フリーター、副業の会社員、定年した人や、転職活動の合間に稼ぐ人もいます。男性の比率が高めですが、女性も多く、3~4割ほど女性もいます。

派遣会社や調査会社に登録して行う仕事なので、学生でも18歳以上の大学生・専門学生であれば問題なく働けます。ただし、高校生は派遣会社に登録できないことが多いため、難しいのが現状です。あわせて深夜に行う調査の場合、18歳未満は法律上就業できません。

 

交通量調査バイトの探し方

求人サイトやフリーペーパー、チラシなどでアルバイトの募集を探すか、あらかじめ派遣会社や調査会社に登録して、仕事を紹介してもらう方法があります。また、派遣会社や調査会社のホームページに求人情報がある場合もあります。

基本的に単発・短期(2日間、数日間など期間限定)の募集のため締切が早いので、こまめに求人情報を見ておき、見つけたらすぐにエントリーしましょう。一度働いたことがあればその後も電話やメールで紹介してくれるケースもあります。

また、どの探し方で見つけても、電話応募やWeb応募のみで採用が決まり、履歴書や面接なしの場合がほとんどです。応募する際、事前説明会に参加が必要な場合もあります。

 

交通量調査バイトの働き方│集合、拘束時間、休憩など

集合

アルバイト当日は、指定された集合場所へ行き、そこから調査場所へ向かいます。案件にもよりますが、集合場所は駅などが多く、そこから徒歩や車で移動します。自分が調査する場所は当日までわからないことがほとんどです。

集合時間は調査開始のおよそ1時間前で、案件によっては2時間前のこともあります。集合場所に10名~20名が集まり、その場で複数のグループに分けられ、それぞれの調査場所へ移動します。
調査場所に着いたら調査の概要とやり方、注意点などの説明を受け、腕章や作業着などを渡され、業務開始です。

拘束時間と休憩

勤務時間は12時間または24時間の2パターンがほとんどです。朝7時~19時、または朝7時~翌朝7時まで、2~3人のグループで行いますが、1人で行うこともあります。
どの調査も2時間稼働して1時間休憩というサイクルで行い、常に2人が稼働している状態を保ちます。休憩場所は、ごく稀にワゴン車などが用意されている場合もありますが、案件としては少数なので、多くの場合、近くの公園やコンビニなどのお店で過ごすことになるでしょう。

 

事前に確認・準備しておくこと

拘束時間が長いため、調査中や休憩時間を快適に過ごせるよう、アルバイトが決まったら周囲の環境を担当者に確認しておきましょう。調査場所の詳細は当日までわかりませんが、大まかなエリアは決まっています。都市部で周辺にお店が多いエリア、郊外でお店が少ないエリアなど、わかる範囲で確認しておきましょう。

当日は、調査地点に移動する間や着いてから、担当者に最寄りのトイレやコンビニ、公園などがあるかを聞いておきましょう。場所によっては、最寄りのコンビニまで徒歩1時間、という場合もあります。バイト中の飲み物、食べ物、防寒具や熱中症対策グッズ、予備マスクなどはきちんと準備しておきましょう。

・アンケート出典:2023年1月 大学生アルバイト調査/N=1547/株式会社マクロミル

 
※更新履歴
2022年2月18日,2023年5月22日

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