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2015年05月14日

【動画あり】言葉の素晴らしさを伝える、ゴルゴ松本の「命の授業」【あの人の働きスタイル】


著名人のテレビでは見ることのできない仕事や活動に対する思いを紹介! 今回はお笑い芸人のゴルゴ松本さんが行っている、言葉の素晴らしさを伝える「命の授業」を紹介します。

下積みのバイト時代「言葉」に勇気づけられた

昔から本が好きで、本の中で「言葉」を学ぶことが多く、思い入れが強かったんです。そこで、本をはじめ映画、音楽、人から聞いて心を熱くした言葉をメモに残していた。芸人として売れるまで10年ぐらいバイトで生活していたとき「いつか、売れてやる」という気持ちを奮い立たせるためにも、自分を勇気づけてくれる言葉を探して頭に入れていました。

言葉を書いているうちに、文字を通して言葉には意味があり、歴史があることに気づきました。例えば「会う」という言葉は漢字の成り立ちを見ると「人」に「伝える」と書く。今はメールやLINEで伝えることが多いと思いますが、昔の人は大事なことを伝えるときは「会って」話していたんですね。

ゴルゴ松本さん

きっかけは後輩芸人に行っていた「ゴルゴ塾」

パズルのピースをつなげるように言葉の成り立ちなどを調べはじめると、言葉には、すべてに意味があり魂が宿っている「言霊」であると気が付いた。でも、言葉ってみんな毎日しゃべっているけれど、実はよく知らないじゃないですか。

そこで言葉の意味を伝えないといけないと感じ、漢字や歴史などを交えて言葉や日本の素晴らしさを教える「ゴルゴ塾」をまずは後輩芸人に対して開いた。それが少しずつ広まって、今では「命の授業」として日本中で講演会を開くまでになりました。

ゴルゴ松本さん

「命!」誕生秘話は田舎の山から浮かんだ言葉

僕のギャグで人文字の「あっ、命!」というのがありますが、あれは僕の田舎がある埼玉県秩父の山を見ていたら山の頂に「命」の文字が浮かび、パっと閃いた。きっと、アンテナを張っていると心が動く文字ってあるんですよ。だから、みなさんにも言葉にアンテナを張っていてほしいと思っています。それが、将来の何かにつながるかもしれないから。

お笑いも「命の授業」も同じ思いでやっている

僕の中ではお笑いも「命の授業」も同じことだと思っていて、お笑いライブや「命の授業」の講演で観ている人すべてを笑わそうとか授業を理解してもらおうとは考えていません。誰かひとりでも笑ってくれたり、言葉の意味に納得してくれたらそれで僕の役目は十分だと思う。そのためにも、僕は両方とも一生続けていきたい。そう思っています。

ゴルゴ松本さん

みなさんに伝えたい「変化」と「進化」の言葉

僕がみなさんに伝えたい言葉は「変化」と「進化」。大学に入学したり、バイトを始めたり、恋をしたりと人生で変化する時期かと思いますが、その変化を恐れてなかなか前へ進めない人が多いのではないでしょうか。

「変化」が起きるときは「進化」するとき。前に進み歩くで「進歩」ですが、進んでいくと景色が変わってきて「変化」が現れ、それが「進化」となります。変化の後には進化が待っている。だから、変化を恐れず新しい環境に飛び込んでバイトをしたり恋をしたり、そして夢を見付けて自分をどんどん進化させてください。

ゴルゴ松本さん
■ プロフィール

ゴルゴ松本
1967年生まれ、埼玉県出身。1994年、レッド吉田とお笑いコンビTIMを結成。初の著書『あっ! 命の授業』(廣済堂出版)を4月17日に発売。

文/中屋麻依子 撮影/八木虎造