【激レア 体験レポ】 影アナを体験! 人気ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」の全国ツアー名古屋公演をサポート!
今回の激レアバイトは、5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」のデビュー5周年を記念した全国ツアー<Da-iCE 5th Anniversary Tour -BET->の名古屋公演をサポートするというもの。
2,200人もの観客を動員した公演で原稿を読み上げる影アナに挑戦した、2人の大学生の活躍をお届け!
ライブを一緒に作り上げるサポートがしたい!
採用されたのは、増田亜依さんと下田航輔さん。ともに就職を控える大学生だ。
増田さん「様々な職業を知りたいと思い、応募しました。音楽イベントのお仕事は未知ですが、ファンの皆さんの思い出に残るライブを一緒に作り上げられるよう、精一杯頑張りたいです!」
下田さん「音楽が好きで、将来は音楽を通して人を楽しませる仕事を手がける企業に就職したいと思っています。今日は一つでも多くのことを吸収したいと思います!」
会場の日本特殊陶業市民会館フォレストホールにやってきた二人は、Da-iCEが所属するエイベックス・エンタテインメント株式会社のスタッフさんにご挨拶。
関係者用のバックステージパスをいただき、早速スタッフの一員となった喜びを噛みしめる。
本日の公演はSOLD OUT!
まずはロビーへ。
そこではグッズ売り場やファンクラブブースの設営が着々と進められていた。
二人もサポートさせていただくにあたって、導線を確認する。
ファンの皆さんをスムーズかつ安全に誘導するためには欠かせない作業だ。
各ブースの位置を頭に叩き込んだら、メインミッション・影アナの準備へ……。
セットリスト&影アナ原稿を拝見!
ここから業務を教えてくださるのは、エイベックスのライブ制作担当のスタッフさんだ。
二人に配られたのは、ライブの進行表。
セットリストや演出プランがすべて記された、ライブの要となるものだ。
制作スタッフさんは各会場において、舞台監督をはじめ、音響、大道具、照明、イベンターの方々とどのようなタイミングでどのような演出を行うか、進行表をもとに共有しているそう。
そして、その進行表の冒頭とエンディングに書かれている「影アナ」業務の説明へ。
すべての方にライブを最大限楽しんでいただくために、守ってもらうべき注意事項を読み上げる業務だ。
こちらがその原稿。
その内容は、ライブが始まる30分前、15分前に読み上げる原稿①と、7〜8分前に読み上げる原稿②、そして、終演後に読み上げる原稿③の3種類。
合計4回読み上げるので、分担して2回ずつ読むことに。
二人で相談した結果、30分前と7〜8分前を増田さんが、15分前と終演後を下田さんが担当することになった。
声に出して練習する。
練習を進めているうちに、先行販売開始の時間に。
急いでロビーに向かうのだった。
FCブースのサポート後、メンバーにご挨拶!
ロビーは大盛況!
お客様がスムーズに場内を移動できるよう、下田さんが各ブースの場所をご案内。
「ファンクラブブースはこちらになりまーす!」
増田さんはフォトスポットの前で撮影係を担当。
「はい、チーズ!」
下田さんも状況に合わせて撮影係に。
ここでのサポート業務を終えると、ホール内へ。
なんとリハーサル前のメンバーの皆さんにご挨拶させていただけることに!
ステージには工藤大輝さん、岩岡徹さん、大野雄大さん、花村想太さん、和田颯さんらが勢揃い。
「激レアバイトです。よろしくお願いします!」と二人がご挨拶すると、「Da-iCEのこと知ってました?」「(二人の白シャツを見て)清潔感がすごいですね!」「ケータリング食べていいですからね!」と、気さくに話しかけてくれる皆さんに、二人は感激……。
舞台監督さんの進行でリハーサルが始まると、2階席から見学。
この日リハで演奏されたのは4曲。
メンバーそれぞれの立ち位置や動きのタイミング、音響などの確認・調整が終わると、影アナの音響チェックのため、二人は舞台袖へ。
まずは増田さんがマイクの前に立つ。
「マイクの近くで、できるだけ大きい声でお願いします。」とスタッフさん。
自分でマイクのスイッチを入れて、読み上げる。
「いい感じですね。ホールでは声が響くので、少しゆっくり読むといいですよ。」とスタッフさん。
続いて下田さんもテスト。
PAブースにいる音響監督さんからOKをいただき、テストは無事に終了!
それまで緊張していた二人だったが、リハを経験できたことで、自信がついたようだ。
本番までの間、メンバーやスタッフの皆さんのために用意されたケータリングを二人も食べさせていただけることに。
「いただきます!」
美味しくいただいた後は、本番に向けて影アナの練習。
まもなく、開場時間だ。
ついに本番! 影アナ成功なるか…!?
まもなく開演30分前となる頃、二人は舞台袖へ。
客席はどんどん埋まっていき、ホール内はザワザワ……。
舞台監督さんの合図を受けて、増田さんがマイクをオンにした。
「本日は、《Da-iCE 5th Anniversary Tour -BET-》にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。公演に先立ちまして、お客様へのご案内を申し上げます……」
焦らずゆっくりと、ミスなく読み上げることができた。
そして15分前には下田さんが挑戦。
こちらも落ち着いて読むことができた!
7〜8分前では注意事項を読み上げた後、ペンライトの動作チェックをするためのアナウンスを読み上げる。
「ペンライトの電源を入れ、お待ち下さい。」
照明スタッフさんによる遠隔操作で一斉に客席のペンライトが青くなり、会場から「おお〜!」とどよめきが。
動作チェックが終わり、舞台監督から合図をもらうと、残りの原稿を読み上げる増田さん。
開演前の影アナは無事に終了!
「よかったですよ!」と拍手を送るスタッフさん。
開演後は客席後方からライブを鑑賞させていただいたら、ライブ終盤には再び舞台袖へ。
マイク前で待機する下田さん。
増田さんは大勢のスタッフさんとともに、ステージを終えたメンバーの皆さんを拍手でお迎え。
舞台監督さんの合図を受け、終演を告げるアナウンス原稿を読み上げる。
「本日は、《Da-iCE 5th Anniversary Tour -BET-》にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。」
最後まで読み上げ、影アナ業務終了!
「緊張しましたが、楽しかったです!」と下田さん。
ライブ後は、ファンクラブの特典として行われるメンバーとのハイタッチ会もサポート。
二人はお客様に進路をご案内しながら、慌てて転んだりしないよう、目を配る役目だ。
メンバーの退館予定時刻も迫っているため、スムーズな進行が求められる。
「ゆっくりお進みくださーい!」
「お出口はあちらになりまーす!」
ハイタッチ会は無事に終了し、これにてミッション完了!
最後に、今日の感想を聞いた。
増田さん「Da-iCEの皆さんが緊張していた私達を和ませてくださって、その優しさが嬉しかったです。ライブ制作の裏側には多くの方が関わっていることを知り、視野が広がりました。」
下田さん「影アナに挑戦させていただいただけでなく、憧れのエイベックスの方々にお話を聞くことができて嬉しかったです。音楽業界に行きたいという思いが強まりました!」
目指す職業を模索中だった増田さんも、音楽業界に興味を持ったそうだ。影アナ体験もこなしたチャレンジ精神で、それぞれの将来に向かって突き進んでほしい。