「大学に友達がいないです…どうしたら友達ができますか」ぺえさんに直球で聞いてみました
YouTubeでリアルな生活と素直な思いを伝えているタレント、ぺえさん。その飾らない言葉に共感する人が多数で登録者数は33万人越え(2021年9月現在)という人気。そんなぺえさんに大学生の悩みにのっていただきました。第1回目は友達にまつわる悩みです。
「友達はいるものだ」という思い込みは捨ててみて
まず、前提として知ってほしいのが、友達がいることをスタンダードだと思わないで。一般的に「友達がいることが良い」とされているかもしれないけれど、それは必ずしも正解ではないし、幸せとは限らない。私が学生時代、学校の先生が「学生時代の友達は一生ものだ」と言っていたけれど、学生時代の友達って、私1人しかいません。それも1年に1回連絡が来るか来ないかっていうレベル。それより大人になってからできた友達のほうが多いし仲が良い。だから、世の中で言われている「こうあるべき」が自分にとって正しいと思って自分を苦しめないで。決してそんなことはないから。最初に「友達はいるべき」という思い込みを捨ててみて!
友達がいないことは、あなたの個性であり武器にもなる
いま、あなたが大学に友達がいなくて、ひとりでいるのならば、私はそれを最大の武器だと思う。友達がいないのは、あなたが独創的だったり、あなた自身の個性だったりするから。大学時代に友達がいないくてひとりでいた経験が、将来、社会に出たあとに生きたり、仕事で役に立ったり。友達がいないことが将来のあなたの武器になることもあるんです。
声をかけるときは「あなたに興味がある」ことを会話に入れて
もし、友達が欲しいと思うのなら「話を聞いてもらう」というスタンスではなく「相手に興味を持っています」ということを示すのがおすすめ。そもそも友達になりたいと思うのは、相手を知りたいという気持ちから始まるから「あなたのファッションいいね」とか、会話の中でわかりやすく伝えると、相手も心を開きやすいはず。
ただ、友達は欲しいけれど、人に話しかけるのが難しいとか、恥ずかしいと考える人もいるかもしれない。そんなときは、相手を知ることが自分を知ることだと考えてみて。私もYouTubeを始めて、いろいろな人と知り合いになったことで自分を客観的に見られるようになったから。「友達を作る」目的ではなく、「自分を知る」という気持ちで、声をかけるようにすればあまり意気込まず、ラクになれるんじゃないかなと思いますよ。
ぺえ
1992年生まれ。アパレルスタッフからタレントへ転身し、現在ではYouTube「ぺえチャンネル」でリアルな声を発信し、多くのファンを持つ。
◆ぺえ Official Twitter:@peex007
◆ぺえ Official Instagram:@peey
取材・文 中屋麻依子/撮影 八木虎造