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2015年07月10日

【レシピつき】7月10日は「納豆の日」に納豆の美肌パワーについて調べてみた

【レシピつき】7月10日は「納豆の日」に納豆の美肌パワーについて調べてみた
7月10日は「なっ(7)とう(10)」の日。うまいこと言うねぇ~なゴロ合わせはさておき、納豆が美容に効くこと、知ってましたか? うれしい美容パワーの源は、納豆に含まれる「ポリアミン」。研究の第一人者、自治医科大学准教授、早田(そうだ)邦康先生に「ポリアミン」のパワーについて聞きました。

お肌の曲がり角は20歳!

「ヒトの身体のピークは20歳。そこから先は徐々に衰えが始まります」と早田先生。えっ、早すぎませんか!?「いえ、それが現実です」(キッパリ)。そんなあ……。もちろん、お肌の曲がり角も20歳前後! そのメカニズムは複雑ですが、細胞の遺伝子のプログラムが狂い、組織をキチンと再生できなくなることが理由の一つなのだとか(専門的には「異常メチル化」というのだそう)。家電も古くなると部品にガタがくるものですが、どうやら同じことのようです(涙)。

納豆に含まれる「ポリアミン」が、遺伝子を若く保つ

そこで活躍するのが、納豆に含まれる「ポリアミン」。カラダの中で遺伝子に作用して、プログラムが狂うのを防いでくれるのだといいます。「ポリアミンが不足したマウスと、豊富に与えたマウスの2グループをつくったら、豊富なマウスの毛はふさふさ。不足したマウスは毛が抜けて見るからにダメージが見られました」と先生。

こうした見た目の変化は、ポリアミンがカラダ全体に作用した結果。部分的な対策ではなく、カラダの中から若さを保って美容に効く成分なのです。
※現在は動物実験段階。人への臨床実験は今後計画されています。 

「美の道」は1日1パックの納豆から

ポリアミンを含む食べ物は、納豆以外にも、みそやきな粉などの大豆製品、あんこなどの小豆製品、玄米、野菜全般、魚など。「玄米ご飯にみそ汁、魚は内臓にポリアミンが多いのでまるごと食べるじゃこなどは最高。デザートは大福のような和菓子がいいですね。昔ながらの日本食が高ポリアミン食なんです」

なかでも含有量がトップクラスなのが納豆で、1日1パック(60g)食べれば十分なのだとか。ただ、血中のポリアミン濃度を安定的に上げるには、毎日食べて2カ月かかるのだそう。食べ物は薬ではないので、実は巷にあふれる「すぐ○○に効く!」という情報は要注意なものが多いのですが、とはいえポリアミンの美の道は1日にしてならず。「毎日納豆習慣」、これを機会に挑戦してみては!?

【簡単レシピ① 】ピリッとおいしい「パワフル冷奴」

【簡単レシピ】ピリッとおいしい「パワフル冷奴」

(材料)
納豆 1パック
豆腐 1丁
おろしショウガ 適量
ねぎ 適量
のり 適量

(つくり方)
① 豆腐は軽く水気をきり、食べやすい大きさに切って器に盛る。
② 納豆に付属のたれ・からし、おろしショウガ、みじん切りにしたねぎを加えよくまぜる。
③ ②を①の上にのせ、もみのりをかける。

メモ:合わせるショウガは殺菌だけでなく、体温を高める効果もあるのでクーラーによる冷えにもGOOD。

【簡単レシピ②】ササッとお手軽ランチに「アボカド×納豆丼」

【簡単レシピ】ササッとお手軽ランチに「アボカド×納豆丼」

(材料)
納豆 1パック
アボカド 1/2個
しょう油 適量 ※付属のタレでもOK
マヨネーズ 適量
白ごま(あれば)適量

(つくり方)
① アボカドは1センチ角に切る。
② ご飯をよそった丼に、しょう油または付属のタレを加えてよくまぜた納豆と①を盛り、マヨネーズ、白ごまをかけていただく。

メモ:アボカドにはビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEが豊富で美肌にもGOOD。

※【簡単レシピ① 】画像提供:全国納豆協同組合連合会、【簡単レシピ②】編集部にて作成

取材・文/大崎直美

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