彼がいつも忙しそうでさみしい…【令和乙女のハッピーサプリ~もっと幸せになる方法】
「彼がいつも忙しそう」
「会える時間が少ない」
「さみしい」
彼が忙しくて、さみしくなっているのですね。
最近、彼が忙しそうで会えない。そんな状況が続くと「さみしい」と感じるのは自然なことですよね。忙しいなら仕方ないと頭ではわかっていても「もっと私との時間を大切にしてほしい」と感じるのも無理はありません。
そんなときは彼の「忙しさ」について知るときだと思うのです。だって、知らないことには対処しようもありませんから。
では彼の「忙しい」という言葉が指しているのは何なのでしょうか。
実は彼の忙しさに悩む女性も、彼の仕事の内容や、業務の具体的な状況について、あまり詳しいことは知らないことがほとんどです。
例えば仕事が「営業」と聞いていても、どんな商品を扱っているのか、日々の業務でどんな課題に直面しているのか、どのくらいの時間を拘束されているのか。
こうしたことが曖昧なままだと「忙しい」という印象だけが一人歩きして、貴女のなかで不安が大きくなりがちです。
そんなときは、彼に優しく問いかけてみましょう。労うように「最近すごく忙しそうだけど、どんなことに時間を使っているの?」とか「仕事で何か特に大変なことがあるの?」といった質問をするのもおすすめです。
具体的な仕事内容やスケジュールがわかると「そういうことなら、このタイミングで連絡を取ればいいかも」「こういう提案なら負担をかけずに会えるかも」と、新しい解決策がみえてくるでしょう。
たとえば、彼が月末の締め作業で忙しいのなら、その時期を避けてプランを立てることができるかもしれません。あるいは出張続きで家にほとんどいないとわかったら、デートに誘うのではなく「電話で声を聞けたら嬉しいな」と提案するのもひとつの方法です。
大切なのは「忙しい」という一言にとどまらないことです。
その先が大切なのです。背景にある具体的な状況を知ることで、ふわっとした不安がやわらいで、次に進むための手がかりが見つかります。
これは「忙しい」という言葉に限ったものではありません。
どんなときにも言えます。ふと悩みや、さみしさを感じるときは──ただショックを受けるだけではなくて──その奥に隠されているものを知ろうとしてみてください。もし恋人に対してであれば、彼のことをもっと深く知るチャンスだと考えてみてください。
誰だって、忙しい毎日を送りたいわけではありません。しかし生活のために働かないといけないだけなのです。
この「忙しい」という言葉の裏にある、彼の日常や努力に目を向けられたとき、彼のことを本当に理解したと言えるのかもしれません。
不安の正体を知ることで、あなたの恋愛はもっと楽しいものになるはずですよ。その先に行きましょう。大丈夫です。
(@ASD_ELEGANT)
マジシャン&恋愛コラムニスト。女性メディアに連載中の「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が2020年に書籍&漫画化。自身のSNSが「恋が叶うオンライン恋愛神社」と呼ばれだし、恋に悩める乙女たちの参拝メッセージによってDMが24時間ナイアガラの滝のように流れている。この瞬間にも流れている。