5月病対策!マイナス思考から抜け出す3つの方法
4月にはやる気がみなぎっていた人も、5月になると少し心や体が疲れてくることがあります。
小さなことで思い悩んでしまったり、イマイチやる気が出なくて、気がついたらマイナス思考になっている、なんてことありませんか?
そんな場合は、以下の3つを試してみましょう。
たったこれだけで、心がグッと軽くなるんです。
1.他人との「差」ではなく「違い」ととらえる
P.30
バイトでも同じ。
すごくテキパキと仕事をこなすバイト仲間を見て「私はあんなふうに速く仕事できない…」と落ち込む必要はありません。
自分にできないことを相手との「差」としてとらえるのではなく「違い」ととらえれば、気分が幾分ラクになるはずです。
速く仕事ができなくても、あなたには「後輩に優しくバイトを教える」という特技があるかもしれないのですから。
2.感謝することを見つける
本書によると、メンタルトレーナーの田中ウルヴェ京さんが「感謝日記をつけると人生のポジティブスパイラルが始まる」とおっしゃっているそうです。
特に大切なのは、以下の2つ。
(A) 感謝はすぐ伝える
人にはすぐ「ありがとう」「助かったよ」「うれしいです」「たのしかったです」などの感謝の言葉を伝えましょう。相手が喜んでくれるだけでなく、言った本人も嬉しい気持ちになり、また感謝を見つけやすい体質に変わってきます。
(B) 1日5人に感謝する
1日の終わりに、バイト仲間や家族、恋人、学校の友達など誰かに感謝できることがないか、日記帳などに書き出してみましょう。
例えばこんなふうに、小さなことで良いのです。
・お母さん、美味しいごはんを作ってくれてありがとう
・山田くん、ノートを見せてくれてありがとう
・コンビニの店員さん、笑顔で接客してくれてありがとう
・お笑い芸人さん、今日もTVで笑わせてくれてありがとう
・バスの運転手さん、今日も安全運転ありがとう
今すぐ、試しに書き出してみるのも良いでしょう。
書き出してみたら、どんな気分ですか?
寝る前に「今日は最悪だった」と思うのか、「感謝でいっぱいだった」と思うのかでは、ずいぶん違いますよ。
3.プラスの意味を見出す
P.189
どんなことにも、プラスの面があるものです。
例えば、財布をなくして見つからなかったら?
「新しい財布に変えるチャンスだ」と思うこともできます。
バイトで失敗をしたら?
「これから同じ失敗をしないための良い訓練になった」「いずれ笑いのネタとして話せるな」などと考えることもできます。
プラスの意味を探す達人になりましょう。
まとめ
プラス思考の人というのは、まったく悩んだり凹んだりしない人ではありません。
マイナスなことが起きても、それをプラスに変えられる人こそ、プラス思考なのです。
生きていれば必ず、良くないことも起こります。
そのときに「あぁもうダメだ」と思うか、「いや、こんな良い面もあるぞ」と考えられるか。
あなたは、どちらを選びますか?
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:ホラノコウスケ 企画:ガジェット通信