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2016年09月30日

西内まりやインタビュー「器用じゃない、だから挑戦したいって気持ちが湧く」

西内まりや タウンワークマガジン

※撮影:八木虎造


歌手、モデル、女優とさまざまな顔を持つ西内まりや。さぞかし、器用で才能があふれる人なんだろうと思いきや自分を「不完全な人」だと言う。22歳の働く女性が語る、不完全でもここまでこられた秘訣とは?
 

願いは口に出さないと、誰にも伝わらない

――初主演映画『CUTIE HONEY -TEARS-』で派手なアクションに挑戦していますが、以前から「アクションがやりたい!」と言っていたそうですね。

「言わないと叶わないですからね。心の中で思っているだけでは誰にも伝わらないし、やりたいことになかなか辿り着けないと思うんです。自分が願っていることを口に出すことはとても大事。誰がどこで聞いているか分からないし(笑)」

――西内さんは中学生のときにスカウトされましたが、やっぱり「芸能界に入りたい」と口に出していたんですか?

「まったく出していませんでした(笑)。当時はバドンミントンに夢中で、地元の福岡で県大会に出るほど練習に明け暮れていましたから、生活の中心はバドミントン一色で芸能界なんて考えもしませんでした。でも、スカウトをきっかけに“おもしろそう”と思ってバドミントンの練習の合間をぬって週1回、レッスンに通い始めたんです。そうしたら、歌ったり踊ったり、かわいい衣装を着せてもらったりして、どんどん楽しくなってきたんです。それまで運動ばかりでしたから、女の子の“楽しさ”に目覚めちゃったんですよね」
 

大学進学ではなく仕事をとったのはチャンスかもしれないと思ったから

西内まりや タウンワークマガジン
――そんな“なんとなく楽しい”ことから仕事として認識したきっかけはあったんですか?

「高校を卒業して大学に行かずにこの仕事に専念しようと思ったことですね。高校時代もモデルをしていましたけど、仕事という感覚よりもオシャレできて楽しいからやっている感じでした。でも、卒業後に大学に進学するか、芸能界に集中するか、と考えたときに芸能界にいったほうが自分にとってチャンスかもしれないと考えました。そう決めてから“未来日記”をつけはじめたんです」

――未来日記!?

「“2013年の10月にはCMに出る”“2014年の8月には映画の主演をやる”とか具体的にやりたいことと、それを叶えたい時期を書いた日記です。書くことで自分がやりたいことが明確になるし、将来の軸が見えてくるので。それも“なりたい”ではなく“なる”と断言する。自分から発信すれば、やりたいことにつながりやすいと思うんです」
 

なんでも器用にできたら、きっとこの仕事は続けていない

西内まりや タウンワークマガジン
――先ほど言っていた「口に出すこと」と同じですね。西内さんはやりたいことがはっきりと決まっているタイプなんですね。

「小さい頃からあれもこれもやりたいという気持ちが強くて、やりたいものが見つかったら没頭するタイプでした。母親からも『あんたは夢中になると何も見えない変わった子だわ』と言われていたほど。ピアノに夢中になっていた時期は、思うように弾けないと『この手が言うことを聞かん!!』って自分の手を叩いていたり(笑)。あれもこれもやりたいんですけど、見つかると集中するんですよ。バドンミントンなんてまさにいい例で」

――現在、西内さんは女優、歌手、モデルなどいろいろなことに挑戦していますが、それは幼い頃からの性格がそのまま今の仕事につながっているのかもしれませんね。でも、それが実現できるのは西内さん自身が器用だからですよね。

「今回演じた『CUTIE HONEY -TEARS-』のセリフの中で『不完全だからこそ前を向ける』というセリフがあるんですが、これはまさに私のこと。まったく器用ではないですし、自信があるわけでもない。新しいことにチャレンジするときは不安だし失敗も多いし。でも、何でも器用にできちゃったら、私はここにいないと思います。できなかったり、悔しい思いをするからこそ挑戦しようと思うし、この世界で頑張ろうと思えるんです」
 

やりたいことは“なんとなく楽しい”ぐらいから見つければいい

西内まりや タウンワークマガジン
――“不完全な私”とは意外でした。タウンワークの読者の中でもやりたいことが見つからず、なんとなく不完全な思いをしている人がいるのですが、西内さんのようにやりたいことを見つけるにはどうすればいいでしょうか?

「まずは好きなことをやってみることが一番だと思います。でも、“やりたいことを絶対に見つける!”と意気込む必要はない。私がオシャレできてなんとなく楽しいから始まってこの世界にいるように、自分がなんとなく楽しいと思うことからやってみたらいいんじゃないかなと。

好きなことがよく分からなければ趣味や得意なことにつながることから探してみたり。軽い気持ちでやってみたら意外と楽しかった、なんてことはよくありますから! あまり意識せずに、今、自分がやっていることから楽しみを見つけてみればいいと思います。
それで、やりたいことが見つかって仕事にしたいと思うなら次は欲を持つことだと思います」
 

仕事は欲を持てば、より充実してくる

西内まりや タウンワークマガジン
――欲ですか?

「仕事って欲がないと楽しくないと思うんですよね。私だったら次はアクションがやりたいとか、ステージで歌いたいとか欲を持つようにしています。そうすると欲を満たしたくて頑張るし、満たされると充実する。アルバイトでも同じですよね。ただ、漠然とバイトをしているより、販売業であれば1日に何個売り上げたいと欲を持つことで、仕事への充実感は変わってくると思います」

――なるほど! いい意味での前向きな欲ですね。ちなみに西内さんはアルバイトはやったことありますか?

「一度もないんです! すっごくやりたかった!っていうか今でもやってみたい(笑)。コンビニとか販売とかタクシー運転手とか、普段会えない人とたくさん会えるアルバイトをやってみたいですね。ただ、人見知りなんですけど…」

――人見知り!? 本当ですか? まったく分からないですよ!!

「極度の人見知りです。友達でも久しぶりに会う時は最初は目を合わせられないぐらい(笑)。でも、仕事のときはそのフィルターをはずすんですよ。そうしないとお仕事ができないので。心掛けひとつですよね。だからこの記事を読んでいる人見知りの方も大丈夫。私だってお仕事できています!」

西内まりや タウンワークマガジン

西内まりや キューティーハニー■映画情報
「CUTIE HONEY -TEARS-」

10月1日(土)全国ロードショー

舞台はAIに支配された近未来。上層階に住む富裕層と汚染された下層階に住む貧困層が混沌とする世界に1体の美しいアンドロイド、如月瞳(西内まりや)が現れる。世界を救うため、彼女を追う新聞記者、早見青児(三浦貴大)と共に新型アンドロイド・ジル(石田ニコル)に立ち向かう。

■プロフィール
西内まりや(にしうちまりや)

1993年12月24日生まれ、福岡県出身。10代からファッション誌でモデルとして活躍。2008年にドラマデビュー。2015年『レインツリーの国』で映画初出演。歌手としても活動しており現在、映画『CUTIE HONEY -TEARS-』の主題歌である『BELIEVE』が発売中。

取材・文:中屋麻依子 撮影:八木虎造