冬のリゾートを満喫しているみたいな写真を撮る方法
冬である。年末年始は多くの人が仕事や学業が休みとなり、遊びに出かける人も少なくないだろう。実家に帰る人もいれば、温泉に出かける人、寒さから逃れて南に旅行に行く人、スノーボードをやる人など、みなリゾートを楽しむのだ。
ただ多くの人がリゾートを満喫する中、バイトのシフトがずっと入っていて、遊べない人もいる。そこでリゾートを満喫しているみたいな写真を撮る方法を紹介したい。それをSNSにアップすれば、周りの人にはリゾート満喫中と自慢できるのだ。
冬は遊べ
この冬はどのように過ごす予定だろうか。年末年始が休みの人は、日頃の疲れを癒すため、冬のリゾートに出かける人も多いはずだ。冬ならではの楽しみがあるのだ。

冬のリゾートっていいですよね!
ただ多くの人が遊ぶ中、バイトのシフトで遊べない人もいる。周りは遊んでいるので、冬のリゾートを楽しんでいる写真をSNSにアップする。そんな写真を見るしかできない。それは悔しい。ということで、バイトの合間に自分も冬のリゾートを楽しんでいる写真を撮って、周りに自慢しようではないか。

ということで、まずは温泉地に行きます!
その1:足湯を楽しむ
寒いので温泉地に出かけるという冬の楽しみ方がある。草津や箱根、鳴子などの温泉地に行くのだ。そんな温泉地に行けば、「足湯」がある。普通の温泉は写真が撮れないことが多いけれど、足湯は写真を撮りやすくSNSにアップする人も多い。

ということで、足湯です!
上記の写真を見て欲しい。足湯である。恋人と温泉地に来たのだろう。とても楽しそうに見える。寒いけれど、足はポカポカ。やがて体全体が温まって来る。幸せそうな写真だ。周りに自慢できる一枚だろう。

本当は近所です!
本当の足湯ではない。近所の水路だ。今回は駅前の足を入れても問題ない噴水へとつながる水路を利用した。つまり足が浸かっているのは水だ。ただ写真では水の温度などわからない。上記のような場所で写真を撮れば、水もお湯に見えるのだ。

完全な水なんだけどね
これなら短時間で温泉地に行ったみたいな写真を撮れる。大切なのは寒さに耐える力だ。この時期の水は冷たいを通り越して痛いのだ。ただそれを耐えると、周りに自慢できる写真ができるのだ。SNSにアップすれば、バイトをしていても、冬のリゾートを楽しむ人の仲間入りだ。

SNSにアップしましょう!
その2:南の島にでかける
冬は寒いので、暖かい南の方へ遊びに行く人もいる。ハワイだったり、沖縄だったり、暖かい場所に人は行きたがるのだ。そんな写真をSNSにアップされると、寒い場所にいる自分としては非常に羨ましく感じる。

ということで、南の島に来ました!
上記の写真を見ていただきたい。冬なのに半袖半ズボン。この時期の関東では考えられない格好だ。さらに額の中に写っている。リア充である。リア充はこのような写真を撮りたがるのである。

本当は寒い冬の海です
もちろん南の島になんて出かけていない。そんな時間もお金もないのだ。江ノ島に行った。私の家から近いからだ。つまりめちゃくちゃ寒い。陽の光が当たっているけれど、風は冷たく寒い。全然南の島ではないのだ。

そんな冬の海で、

着替えて、

カメラを設置する
額縁を置くのがポイント。100均で買った写真の額なのだけれど、これを置くだけでリア充感がアップするのだ。特に若いオシャレなリア充はこのような写真を撮る傾向がある。今回は撮影してくれる人がいないので、カメラのタイマー機能で撮影した。本当は全然リア充ではないのだ。

でも、写真ではリア充に見える!
ここでも寒さを我慢するということが大切になる。冬に半袖半ズボンなのだ。寒くないはずがない。ただ自分も冬のリゾートを満喫していると自慢したいじゃない。そのためには我慢なのだ。

本当はめちゃくちゃ寒い!
その3:スノボを楽しむ
最後は「スノボ」である。冬のリゾートを代表するものなのではないだろうか。基本的に冬しか楽しめないものだ。ただ問題もある。雪山は遠いのだ。ふらっと出かけることは難しい。だからこそ、周りに自慢できるという考え方もある。

ということで、スノボに来ました!
雪山へとスノボに出かけた写真だ。ゴーグルをつけて、スノボを立てて写真を撮っている。彼女が撮ったのだろう。とても楽しそうだ。これからアグレッシブに雪山をスノボで滑るのだ。誰もが羨ましく思う一枚だ。

本当は雪山なんて行ってません!
本当は近所だ。雪山には行っていない。というか、スノボすら持っていない。だが先のような写真が撮れるのだ。雪山に行かなくても、スノボを買うとお金がかかる。レンタルですら高い。ただこの方法なら安いのだ。

「爪やすり」を使います!
スノボがなくても、ドラッグストアなどに売っている「爪やすり」を買うことで、スノボを作り出すことができる。スノボを買うのと、爪やすりを買うのでは、比べるまでもなく「爪やすり」が安い。500円もしないのだ。

そんな爪やすりを、

三脚にセットして、

遠近法を利用して写真を撮れば、

スノボに来ました!
自分の後ろが住宅街などでは、スノボに来ていないとバレるので、なるべく何もない場所がいい。上記のような背景ならばパッと見は雪山に見えるし、リフトなどの建物にも見える。これだけでいいのだ。これだけでスノボに行った、と周りに自慢できるのだ。

本当は多摩川の脇なんだけどね!
自慢しようぜ!
3つの方法を紹介した。全部近所だ。遠くても1時間以内の移動で終わっている。撮影自体は長くても15分だ。たったそれだけで本当に冬のリゾートを楽しむ人と、同じような写真が撮れるのだ。SNSではそんな人々と対等に戦えるのだ。ぜひこれを武器に冬を乗り越えて欲しいと思う。

水がとにかく冷たかった!
文:地主恵亮