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2018年01月14日

留年・休学が就活に与える影響とブランクをポジティブに変える話し方

留年 休学 ポジティブ 言い方 話し方 バイト タウンワーク
留年しそうなとき、あるいは休学を考えているとき、頭をかすめるのは就活への影響ではないでしょうか。留年するとどのくらい不利になるのか、休学したことを面接官はどのように受け止めるのか、考え始めると不安な気持ちになるのも仕方がありません。
しかし、就活に取り返しのつかないほどの影響があるかというと、そういうわけではなく、留年・休学期間を充実させ、その経験をポジティブに伝えられれば、むしろプラスに働くこともあります。
この記事では、留年・休学が就活に与える影響と、面接での伝え方についてご紹介します。

【目次】
1. 留年と休学の違い
2. 留年が就活に与える影響と挽回する方法
3. 休学の就活への影響
4. 留年・休学したときの面接での話し方
5. 積極的な行動で留年・休学期間の充実を

留年と休学の違い

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就活の面接では、留年・休学、どちらの場合も、その期間に体験したことや学んだことをポジティブに採用担当者に伝えることがポイントです。とはいえ、中身もないのに表面的にポジティブに伝えても、採用担当者にすぐ見抜かれてしまいます。
留年と休学。卒業が予定より遅れることに関しては同じですが、学費の支払いなど大学への手続きは異なります。初めに、それぞれの違いを確認しておきましょう。

留年とは

留年とは、進級や卒業に必要な単位を取ることができず、同じ学年に留まることをいいます。
支払う学費は、1年の留年なら1年分全額、半期の留年なら半期分の学費です。履修する科目が1科目であっても複数であっても、金額は変わりません。
なお、留年すると奨学金の貸与は基本的に停止になります。奨学金で学費をまかなっている人は、気をつけてください。

休学とは

休学は、海外留学や経済的な事情などの理由で、一定期間、大学を休むことです。「休学願」を提出して手続きをします。
学費は、国公立大学の場合は基本的に免除となり、かかりません。私立大学の場合は、学費の何割かにあたる「休学費」、あるいは学籍を置いておくための「在籍費」の支払いが必要です。費用は数万円から数十万円。大学によって異なるので、休学を考えているなら、事前に調べておくと安心です。

留年と休学を組み合わせる方法も一般的です。例えば、落とした単位が半期の場合、半期分の学費を払って単位を取得し、残りの半期は休学という形にすると、大学に籍を置いたまま学費が節約できます。

大学を休学する主な理由

留年は単位不足によるものですが、休学する人にはどのような理由があるのか、参考までにご紹介します。
文部科学省が発表した「学生の中途退学や休学等の状況について」(平成26年発表)によると、平成24年度の休学者の数は、国公立、私立、高等専門学校を合わせて67,654人。理由は、経済的理由が15.5%と最も多く、次いで海外留学の15.0%、病気・けがの14.6%という順になっています。

【引用】
学生の中途退学や休学等の状況について」(文部科学省)

留年が就活に与える影響と挽回する方法

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就活において留年したという事実は、確かに不利に働く面があります。だからこそ、挽回する方法を知っておくことが大切です。

マイナスイメージをプラスに

一般的に留年というと、「自己管理が苦手な、だらしない人物ではないか?」というマイナスイメージを持たれがちです。それは、就活でも同じこと。したがって、就活ではそのイメージを払拭する必要があります。
面接官が見るのは、留年したという事実だけではありません。企業の中にも留年した人はいるはずですし、1年くらいの差は企業にとって大したことではないでしょう。
チェックされるのは、「なぜ留年したのか」「留年中をどのように過ごしたのか」「留年から何を学んだか」ということです。面接では、その点をうまく伝える必要があります。具体的なポイントを見てみましょう。

・専念していたことがある

学業をおろそかにしてしまったことへの反省はしっかりとしつつ、部活動、ボランティア活動など、専念していたことがあったがゆえの留年であることを伝えましょう。その経験から得られたこと、自分にプラスになったことを付け加え、単にだらだらと過ごしていたわけではないことをアピールすることが大切です。

・留年中に努力したことがある

留年自体は学業をさぼってしまった結果だとしても、留年中の生活を充実させれば、自分を売り込む材料にできます。例えば、「1年間必死に勉強して資格を取得した」「1年間、ベンチャー企業でインターンシップをして、新規事業の立ち上げにも関わった」など、前向きに努力したことを伝えられれば、マイナスイメージを払拭するのに効果的です。

秋採用を目指す

半期留年で春に卒業できなかった場合、秋採用を目指す方法があります。人材不足に悩む企業の中には通年採用を実施しているところも多く、留年中に努力したことをうまく伝えられれば、チャンスは豊富です。

休学の就活への影響

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休学は、就活にどのような影響があるのでしょうか。面接で休学について語るときに気をつけたい点を含めてお伝えします。

休学の目的や学びを明確に伝える

休学についても留年と同様で、1年くらいの遅れを企業側は大して気にしていません。チェックされるのは、「なぜ休学したのか」「休学期間中、何をしていたのか」「休学期間中に何を学んだのか」という点です。
例えば、「戦略的休学」という言葉も生まれているように、休学して海外留学や海外を含むボランティア活動・長期インターンシップなど、大学以外の場で経験を積む意義や価値を企業側も評価する時代となりました。
そのため面接では、休学は目的を持って主体的に選択したものであることや、休学期間中の活動、学んだことなどをしっかりと伝えられれば、採用担当者も興味を示してくれるでしょう。

曖昧な理由や目的はNG

休学の理由や目的として、「自分探しがしたかった」「このままレールに乗ってサラリーマンになることに疑問を感じた」など、曖昧な内容を語ることはNGです。
仮に、自分探しのために世界一周旅行に出たのだとしても、旅先で人生観が変わったなど、学んだことがあるはずです。休学期間をモラトリアムの延長や無意味な時間と受け止められないように、吸収したことを整理して、具体的に話せるようにしておきましょう。

留年・休学したときの面接での話し方

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面接で留年・休学のことを尋ねられたときの話し方について、例を挙げてご紹介します。ただし聞かれないときや、触れられたくない場合は、自分から話す必要はありません。

留年したことを面接官に聞かれたときの話し方

「テニス部の活動に力を入れすぎた結果、留年してしまいました。全日本大学選手権で3位という結果を得ることはできましたが、学業をおろそかにして得た実績では誇ることができないと、猛省いたしました。もちろん、反省だけで終わっては意味がありませんので、落とした単位以外の授業も履修届を出し、すべて最前列で聴講しています。同時に、希望している不動産業界で必要とされる『宅地建物取引主任者』の勉強も始めました。留年を糧に、自分にとって恥ずかしくない生き方をしようと心に決め、努力しています」

休学して学んだことを面接官にアピールするときの話し方

「1年間、休学した理由は、大学時代に読んだ本の影響で、貧困問題に興味を持ち、途上国でのボランティア活動をしていたためです。現地に赴いた当初は言葉が通じずに悔しい思いもしましたが、必死に言葉を学び、真摯にボランティア活動に取り組みました。その結果、大きな成果を上げられたとまでは思っていませんが、現地の方々から感謝の言葉をいただけたことは、自分にとって非常に印象深く、大きな財産になったと考えています。商社の仕事を希望しているのは、海外ボランティアの経験が基になっています」

積極的な行動で留年・休学期間の充実を

就活の面接では、留年・休学、どちらの場合も、その期間に体験したことや学んだことをポジティブに採用担当者に伝えることがポイントです。とはいえ、中身もないのに表面的にポジティブに伝えても、採用担当者にすぐ見抜かれてしまいます。
そのためには、留年・休学の期間が自分の人生にとってプラスになるように、積極的に行動することが大切です。自分の人生は自分で切り開いていきましょう。