男女グループ恋愛からカップルになる方法｜いち早く特別な関係に！

仲良しの男女がグループになって楽しく遊ぶうちに、その中の2人が好意を抱き始めて恋愛関係になるというのはよくある話です。しかし、グループ交際からカップルが成立するという状況は、それほど単純な図式ではありません。「仲間」という関係から「彼氏」「彼女」の関係に変わると、時にはグループ全体に影響を与えるような問題や悩みが出てきます。
この記事では、男女グループ恋愛の特徴を踏まえた上で、友達から恋愛関係に発展させる方法についてご紹介します。

男女グループ恋愛の難しさ

「男女グループ恋愛」とは、複数の男女で構成されるグループ内で、互いに恋愛を意識しつつも友情関係を保っている微妙な関係をいいます。通常、グループ内でカップルができると、他の仲間との関係にも変化が表れる傾向があります。

カップルが誕生するとグループの関係が壊れる可能性がある

グループ内にカップルができると、カップルの2人とそれ以外の仲間たちとの間で、微妙な空気が流れ始めます。
カップルの2人は当然「2人で会いたい」と思うでしょう。また、他の仲間たちには「みんなで遊びたいけど、あの2人はデートかもしれないから声をかけづらい」と遠慮する気持ちが生じがちです。その結果、グループ全員で集まりづらい雰囲気ができてしまう可能性があります。
また、2人が周囲をあまり気遣わないタイプで、みんなで集まっていても2人だけでベタベタして自分たちの世界にどっぷりと浸かってしまうというケースもあります。そうなると、他の仲間たちはしらけてしまうでしょう。
グループ内にカップルが成立することで、「全員が友達」という立場が変わり、不安定な関係が生まれてしまうというわけです。

好きな人がかぶると疑心暗鬼になる

好きな人がかぶるということも、男女グループ恋愛にはよくあります。恋愛対象の男性が女友達と同じになると、女友達が恋のライバルになってしまいます。その結果、お互いに抜け駆けを警戒したり、疑心暗鬼になったりします。
さらに、男性と女友達が付き合い始めたら、もっとつらい状況に陥ります。その場合、男性と女友達に、自分の感情を押し殺して接することになります。

失恋するとグループ内に居づらい

勇気を出して好きな男性に告白し、振られてしまっても、グループ内での交流は続きます。特に失恋したばかりのときは、仲間同士の立場とはいえ、自分を振った相手と同じ時間を過ごすのはつらく感じるでしょう。また、そのことを他の仲間に知られたら、グループに居づらい気持ちが強くなるかもしれません。気まずい思いをするのは、当事者だけでなく仲間も同じです。グループ内の恋愛は非常にデリケートといえます。

グループ内のほかのカップルと比較して引け目を感じることも

人数の多いグループでは、グループ内に複数のカップルができることがあります。全てのカップルが良い関係を保っているのが理想ですが、複数組あればなかなかそうもいきません。例えば、自分が彼氏とうまくいかなくなると、他のカップルをうらやんだり、彼氏と他の男性を比べてしまったりと、ネガティブな気持ちが生じてくることがあります。そうなると、グループ全体の雰囲気がおかしくなってしまうでしょう。

周りにカップルが増えると、みじめな気分に

男女グループ恋愛は1組カップルができると、周りも影響を受けて次々と複数のカップルが成立することがあります。そして、ふと気づいたときには、独り者の自分が孤立していたというケースも考えられます。恋愛中の人ならではの話に加われなかったり、グループデートでの遊びから外れたりと、独り者は何かと疎外感を抱いてしまうでしょう。

男女グループ恋愛からカップルになるには？

男女グループ恋愛には独特の難しさがありますが、それでも、好きな男性とカップルになりたいと思うのが、恋する女性の本音でしょう。ここでは、男女グループ恋愛から一歩リードしてカップルになるためのポイントをご説明します。

接触する機会を増やす

会う回数が増えるごとに好意的になるという心理学の「単純接触効果」（ザイアンス効果）を活用しましょう。つまり、好きな人に会う回数を増やしていけば、相手も次第に好意を持ってくれる可能性があるということです。最初は友情としてかもしれませんが、まずは自分に対して心の距離感を縮めてもらうように努めるのが大切です。グループの仲間と一緒でも効果はあるので、できるだけ会う機会をつくるように行動しましょう。

イメチェンする

イメチェンは、好きな男性の意識を自分に向けさせる効果が期待できます。仲間と一緒にいるときとは違う顔を、好きな男性の前だけで見せてみましょう。
例えば、仲間といるときの自分が「いい人キャラ」「面白キャラ」で定着していたら、彼の前ではかわいらしさや知的なイメージ、あるいはちょっと大人のムードを見せてみてはどうでしょうか。また、定着している自分のキャラから抜け出したいときは、いつもとは違う髪型や服装をしてみると、彼がドキッとするかもしれません。

2人だけで会う機会をつくる

何とか2人だけで会えるように、積極的に誘ってみましょう。会ったときに直接誘うだけでなく、LINEやSNSなどのツールを使ってアプローチしてみてはどうでしょうか。
まずは「一緒にご飯に行こう」「一緒に〇〇の映画を見に行かない？」など、2人で出かける提案をさりげなくしてみましょう。または、グループで出かけたときに、「次は2人で行きたいなぁ」とこっそりお誘いの言葉を男性にささやく方法もあります。
2人で会うことができたら、その機会をどんどん増やしていきましょう。デートの回数を重ね、彼の気持ちが自分に傾いていることが確信できたら、自分から思いを伝えるのも良いでしょう。

プレゼントをする

プレゼントをもらったら、うれしく感じるものです。特に誕生日は「忘れずに覚えていてくれた」という驚きと喜びが加わります。また、バレンタインデーやクリスマスなどのシーズンイベントも、渡しやすく受け取りやすい口実になるので、ぜひ利用しましょう。
付き合う前にあげるプレゼントは、相手が負担に思わないように高価な物は避けるのが基本です。相手の好みに合った物や実用性の高い商品を選ぶと喜ばれるでしょう。

グループ内に協力者をつくる

グループ内で信頼できる人がいたら、味方につけましょう。好きで好きでたまらない人がいたら、その感情を誰かに打ち明けたくなるもの。恋の成就を応援し、時に助けてくれたりアドバイスをくれたりする協力者の存在は、心の支えになります。ただし、男女グループ恋愛はデリケートなので、口が軽い人に相談すると話が一気に広がってしまい、自分がグループに居づらくなるおそれがあります。協力者は慎重に選びましょう。

もし破局したらグループ内でどう振る舞えば？

カップルが誕生することもあれば、破局を迎えることもあります。男女グループ恋愛の場合、破局したらどのように振る舞えば良いのでしょうか。

別れたことをグループ内に報告する

恋が破局したら、周囲に気を使わせる前に、別れたことを仲間にきちんと報告しましょう。ぎこちない雰囲気を漂わせていると、「大丈夫かな？」「あの2人はどうしたのだろう？」と、仲間に余計な心配をかけてしまいます。

相手を責めたり、ネタにしたりしない

たとえ相手に不満があって別れたとしても、男性の悪口を言うのはご法度です。その男性は自分にとっては「別れた元カレ」でも、仲間にとっては大事な友達です。悪口を言ったりネタにしたりして男性をおとしめる行為は、男性を傷つけ、同時に仲間の友達をバカにしていることになります。痴話喧嘩をグループに持ち込まないようにしましょう。

ストーカーにならない

男性に対して未練がある場合でも、何度も復縁を求めたり、出没先で待ち構えたり、SNSなどでしつこく絡んだりすると、ストーカー行為と思われて、関係の修復が難しくなってしまいます。つらいかもしれませんが、2人の今後の関係やグループの仲間のことも考え、意識的に自分の気持ちを抑えることが大切です。

別れた直後にグループのほかのメンバーと付き合わない

別れた直後に、同じグループ内で別の男性と付き合うことは控えましょう。「次から次へと…」と反感を持たれる可能性がありますし、元彼と新しい彼との関係が微妙になってしまうかもしれません。周りの仲間にも気を使わせてしまいます。

ネガティブな感情が抑えきれないときはグループから離れる

別れた後にグループ内でその男性に会ったとき、どうしてもネガティブな感情が抑えきれずにつらいというときは、しばらくグループの集まりから距離を置くという選択肢もあります。そのときは信頼できる仲間にひと言理由を説明しておくと、グループ全体でも納得してもらいやすいでしょう。

グループの仲間から祝福されるカップルを目指しましょう

複数の男女が集まるグループ恋愛は、恋が成就しやすい環境である半面、仲間との関係にも気を使う必要があります。彼だけでなく、グループの仲間との付き合いを続けたいなら、恋愛中も仲間との信頼関係をしっかり築くことが大切です。仲間との友情を大切にしつつ、誰からも祝福される素敵な恋愛を目指しましょう。