【手汗でない人にわかってほしい】手汗の悩みあるある7選
まだまだ暑い毎日。目に見える汗なら「暑いのかな」と声をかけられるけど、目に見えない生理現象の苦労は根深いものです。今回はその中でもパッと見分からないし、相手にも伝えづらい“手汗”にフォーカス。「手汗でない人には言いづらいけど、分かって欲しい!」そんなリアルな手汗さんのお悩みを集めてみました。
その1.
紙製品の取り扱いはNo・・・!!!
紙という素材は手汗にとって警戒するべき最大の物。テストの答案用紙は問題を解いているうちに手汗でべちゃべちゃ、乾いてもヨレヨレ、下手すると文字が書けなくなるほど濡れてしまう。バイト先のちょっとした「このチラシ折っておいて」という作業でもうまく折れずに時間がかかるのは、この手汗のせいなんです・・・。
その2.
物をよく落とすのは注意力が散漫なわけではないんです!
とにかくつるつるした物を持つと手が滑る。バイト先でも飲食店のホールで食器を持つときは気をつけているけど、つるっと滑って落としてしまうことも。注意はひとの倍しているんです!!でも、どうしても滑ってしまうのです。
その3.
ペットボトルのキャップが開けられないのは非力アピールじゃない!
暑い時期こそよく買う飲み物。しかし、今すぐ飲みたい!という時に限って蓋が開かない。きつく締めているわけでもなく、か弱いわけでもなく、ただ滑って開かないだけなんです!!お菓子の袋も同様に滑ってなかなか開けられません・・・。
その4.
ドアノブが湿っているのはワザとじゃない!
多くの人が触るドアノブ。水分を吸わない性質のものが多いため、手汗の人が触れると、その水分が乾くまでドアノブは湿ったまま。タオルで拭いてると手汗とバレるし、物凄い潔癖症とも勘違いされそうなのでそのままにしがちだが、次の人のことを考えると申し訳なく思います・・・。
その5.
決して神経質&潔癖症というわけではない!
「これすごいさわり心地いいね!」と、みんながぬいぐるみやファーなどフワフワしたものを楽しく触っていても、湿っている手ではもはや何を触っても同じように感じるし、ファーなど起毛した物だと手に張り付いてしまってかえって不快に感じることすらある・・・。そもそも触って濡らしてしまうことが怖いので、触ることを避けた結果、 “潔癖症”と勘違いされることもしばしば・・・。気を使ったがゆえの行動なんです!
その6.
恋愛で嫌われていると勘違いされて…
好きな人と手をつなぎたい(切実)…。相手もつないでくれようとするけど、ついついその瞬間に手を上に伸ばしたり、思い切り振りはらってしまったり。恋人と手をつなぎたいのは山々だけど、湿った手だと嫌がられるかもしれないし、かといって手汗のことがどうしても言いにくい。挙げ句、「ひょっとして、避けられてる?嫌われてる?」と、誤解を招くことも。わたしだって手をつなぎたいの~~~~!
その7.
「不器用」というよりは出来ないんです!
手汗の人は不器用と思われがち。なぜなら、裁縫は針が滑ってうまく持てないし布は湿ってフニャフニャになるからうまく縫えない。編み物は水分で毛糸が縮むし、とにかく何か物を作る作業では対象の物が濡れるか、手が滑ってうまく手先を使うことができないのです。結果、大雑把になりがちに。気持ちはあるのに、できないんです!
まとめ
生理現象なので、自分でもコントロールできない手汗。その手汗は日常生活で思いもよらない誤解を日々生んでいます。治したくても治せない、この複雑な手汗持ちさんの気持ちを少しでも気に留めてくれたら誤解も減るかもしれません。手汗がない人も手汗持ちの人も、お互い気持ちよくすごせるようになりたいですね。
イラスト:腹肉ツヤ子 テキスト:タウンワークマガジン編集部