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2021年05月26日

声優・小松未可子インタビュー『オーディションを繰り返して見つけた声優という仕事。もがいたからこそぴったりのものに出会えた』

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork声優として数々の主演を務める小松未可子さん。芸能界を目指すきっかけになったエピソードや、オーディションを受け続けた中で見つけた声優という仕事の魅力について伺いました。5月26日には新曲「悔しいことは蹴っ飛ばせ」をリリース!

 

疾走感のある新曲「悔しいことは蹴っ飛ばせ」を聴いて、前向きな気持ちになってもらえたら嬉しい

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――シングル「悔しいことは蹴っ飛ばせ」は、TVアニメ『さよなら私のクラマー』のエンディングテーマにもなっていますが、どんな楽曲でしょうか?

エンディングテーマなので、余韻を残したようなローテンポの曲をイメージされる方も多いと思いますが、疾走感のある楽曲になっています。アニメの内容とも相まって“駆け抜けていけるような”前向きさを感じられる曲です。

――タイトルも印象的でした!

“どれだけ悔しいことがあったの!?”って思いますよね(笑)。アニメで描かれるサッカーに掛けて「蹴っ飛ばせ」になっているのですが、青春時代にガムシャラに過ごした時間や、今の自分にも置き換えられる内容になっています。特に周囲の人たちと切磋琢磨することや、チームワークを大事にするという点は、お仕事をする上でも必要なことですし、色々な部分にリンクさせて聴いてもらえると嬉しいです。

――ポジティブなワードも多いですね。

シンプルなワードが多いので歌っていてもスッと言葉が入ってきました。聴いた方にも、純粋に“明日も頑張れる”という気持ちになってもらえるのではないかなと思います。

――c/wの「永遠と言ってみたい」は、落ち着いた感じの印象を受けました。

最近は声優として携わっている作品にも少し変化があって、トーンを落とした声を使うことが多くなってきたんです。声優という仕事柄、キャラクターに寄せた歌い方も出来るのですが、仕事面での変化も踏まえて今回は“最近はこういうトーンでしゃべっているよね”という小松未可子としての自然体を意識してレコーディングすることが出来ました。それは初めての経験でしたね。

――だから心地良く感じたのかもしれません。

ありがとうございます。ただ、言葉数が多いのでレコーディングは大変でした(笑)。“物理的に歌えるの!?”という衝撃と、メロディに対して“ここまで音に言葉をのせちゃうんだ!!”という面白さを感じました。

――歌詞のなかで、特に共感した部分を教えてください。

生き方について描かれているのですが、ふとした時に自分が感じているようなことが、すごくドラマティックに表現されていて“私はそう思っていた、感じていたんだ”と気付けることが多かったです。歌っていても、見透かされているような感覚になりましたし、改めて原点に立ち戻れるような楽曲になりました。

 

夢を目指す同年代の仲間に触れたことが、自分が本当にやりたいことを考えるきっかけになった

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――ここからはお仕事についても伺いたいのですが、この仕事を目指したきっかけは?

もともとはアーティストの倉木麻衣さんが大好きで「倉木麻衣さんに会いたい、いや倉木麻衣さんになりたい!」くらいのことを言っていたんです(笑)。そうしたら母がオーディション雑誌を買ってきてくれて、芸能の世界を目指すようになりました。

――最初は職業より、憧れの人に会いたいという気持ちからのスタートだったんですね。

それだけで突っ走っていたところがありましたね(笑)。なので、最初は歌手に限らず、役者やモデルなど芸能に関する様々なオーディションを受けました。でもオーディションの自己PRが苦手で、なかなか受からなくて…。

――そこからどのように変化していくのでしょうか?

アイドルグループを組んだ時に、メンバーがそれぞれにやりたいことを明確に持っていたことや、役者として学園ドラマに出させていただいた時に、同年代の子たちがカメラに映っていない時も真剣に役に取り組んでいる姿に衝撃を受けました。それがきっかけで“自分が本当にやりたいことってなんだろう”と考えるようになったんです。

その後、ちょうど大学に入学した時期でもあったので、自分を改めて見つめ直す機会が欲しくて事務所を辞めました。バイトをしたり学業に専念しながら、それまで経験したことを振り返るうちに、芝居という見えないクリエイティブを作っていくことの面白さに気づいて、もう一度チャレンジすることを決めました。

 

初めてのアフレコ現場は新鮮で、知らないことを学ぶことが楽しくて仕方なかった

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――憧れから始まったものが、自分自身の目指すものに変化した時期だったと。

そうですね。でも、事務所に所属してからも相変わらずオーディションの自己PRが苦手で、CMや写真のお仕事は少し頂いたのですが、個性が重要視される役者のお仕事はなかなか決まらなくて試行錯誤しました。

――そこから、どんな打開策を見つけたのでしょうか?

事務所のマネージャーが、私がアニメ好きだと話したことを覚えていてくれて「声優のオーディションを受けてみる?」と勧めてくれたことが転機になりました。声優のオーディションは、アニメのキャラクターが重要視されるので、役者の自己PRよりも声や芝居だけで審査してもらえたのが私にとってはすごくありがたくて。しかも、メインキャラクターに選んでいただけたことが今に繋がっています。

――声優の仕事にはすぐに馴染めましたか?

初めてのアフレコの時から、マイクの前に立って声でお芝居をすることがすごく居心地よく感じられました。もちろん新人だったので、うまく出来なくて怒られることもありましたが、それは全然苦になりませんでした。アフレコはブースに声優さんが同時に入るので、先輩たちの仕事を目の当たりにすることが出来て、今まで知らなかった事や、“こういう表現があるんだ”と知れることも楽しくて仕方がなかったです。そこで声優というお仕事をずっとやっていきたいと思うようになったので、やっとやりたいことを見つけられたという感じでした。

 

得意不得意を自分で決めつけずに、色々な挑戦を出来たことが今につながった

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――やりたいことに辿り着くまでに、気持ちが途切れることはなかったのでしょうか?

オーディションを受ける時に、得意不得意を自分で決めつけなかったことが良かったなと思います。不安な気持ちはありましたが、当時は若さゆえの根拠のないポジティブさがあって、うまくいかなくても“もっと私に向いているものがあるはず!”と言い聞かせるようにしていました。

――ちなみに、オーディションは回数を重ねると少しは慣れますか?

私は緊張しやすいタイプなので全然慣れなかったです。毎回、相手に“どう思われるんだろう”と考えてすごく緊張していました。よく『自分を良く見せようとせず、今の自分を出そう』というアドバイスを聞きますが「無理無理、だってオーディションでは良く見せたいし、受かりたいし!」と思っていましたね(笑)。今でも作品のオーディションを受ける時は緊張しますが、昔に比べると少しは自分のことも理解出来るようになって、そのドキドキごと受け入れられるようになってきました。

――もし今の小松さんが、当時の自分にアドバイスをするとしても…。

「無理なものは無理!」って言っているでしょうね(笑)。それは経験することで変化してきた部分なのかなと思います。

 

自分自身を知ってもらうこと、やりたいことを周囲に伝えることの大切さを学んだ

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――では逆に、周囲の人から受けたアドバイスで印象に残っていることはありますか?

マネージャーさんに言われた言葉で、「新人の頃はアナタがどういう人なのか周りの人は分からないから、なるべくコミュニケーションをとって自分のことや、やりたいことを話すといいよ」と教えてもらいました。それは声優を始めてからも同じで、さきほどお話した主役を演じた後も、周囲の方からすると私が今後も声優をやりたいのかが分からなかったみたいで、一時期はオーディションの案内が来なかったんです。それをどう知ってもらうかは難しいところではありますが、自分から発信していくこと、そして認知してもらえるまで続けていくことの大切さを感じました。

――ちなみに継続してきた結果、憧れの倉木さんとも共演されていますが、どんなお気持ちでしたか?

どれだけ好きかを伝えるのに必死で、ファン丸出しでした(笑)。結果的に、今こうして声優という大好きな仕事を見つけて、歌を通して倉木さんにお会い出来たことを考えると、無駄だったことは1つもないと思えるので、その時々を一生懸命にやってきて良かったなと思います。

――最後の質問になりますが、仕事をするうえで大事にしていることを教えて下さい!

みなさんと気持ちよく仕事をしたいなと思っています。仕事はチームワークで、人と人との結びつきで出来るものだからこそ、制作過程でどれだけ大変でも、最終的に“この人と一緒に出来て楽しかったな”と思ってもらえるような現場作りや、仕事との向き合い方をしていきたいなと思っています。

 

■ Profile
小松未可子
(こまつ・みかこ)

声優として活躍する一方、2012年4月に自身がヒロイン・加藤茉莉香役を務めたTVアニメ『モーレツ宇宙海賊』のイメージソング「Black Holy」でアーティストデビュー。最新作はTVアニメ『さよなら私のクラマー』エンディングテーマとして制作した、2021年5月リリースのシングル「悔しいことは蹴っ飛ばせ」。声優としての主な出演作は「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」マァム役、「呪術廻戦」禪院真希役、「半妖の夜叉姫」せつな役、「EDENS ZERO」レベッカ役など。

◆小松未可子 OFFCIAL SITE:https://www.toysfactory.co.jp/artist/mikakokomatsu/
◆小松未可子 Official Twitter:@mikakokomatsu

■リリース情報
New Single「悔しいことは蹴っ飛ばせ」5.26 Release!!

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork
【初回生産限定盤】
(CD+BD)
価格:¥6,050(税込)

小松未可子 声優 インタビュー タウンワークマガジン townwork
【通常盤】
(CD)
価格:¥1,400(税込)

企画・編集:ぽっくんワールド企画 撮影:河井彩美 取材・文:原 千夏

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