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2023年11月09日

俳優・山下幸輝さんインタビュー 「好きなものに挑戦できるチャンスがあるのなら、やり続けることが大事」

山下幸輝 俳優 インタビュー タウンワークマガジン townwork東京の街を舞台に、恋人・親子・親友たちとの3つの愛をテーマに描いた「TOKYO,I LOVE YOU」で、<第3章:お台場>の主人公・リヒトに扮した山下幸輝さん。さまざまなダンスコンテストでの受賞経験を武器に、昨年、放送されたドラマ「君の花になる」(TBS)でボーイズグループ・8LOOMのメンバーを演じるなど、活動のフィールドを広げる山下さんに撮影の裏側を振り返ってもらったほか、転機となった出来事や仕事に対する思いを聞きました。

 

「山下くんじゃなきゃやらない」という監督の熱意に押されました

山下幸輝 俳優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――まずは、初主演の感想から聞かせてください。

素直に嬉しかったです。大阪から上京して間もない頃にお話をいただいて、不安もありましたが、中島央監督から「山下くんじゃないとやらない」とまで言っていただけて、その情熱に応えたいと思いました。撮影は、ドラマ「君の花になる」の収録が終わった翌日にクランクインで、お芝居のリズムが持続した状態だったのですんなり入ることができました。ただ、ドラマでは関西弁をしゃべっていて、今回は東京を舞台にしたお話で当然、セリフは標準語だったので、その切り替えが大変でしたね。

――プレッシャーもありましたか?

それこそ、ドラマで高橋文哉くんが演じていたような、仲間をまとめる役割を今度は僕がしなければいけなくなり、どんなことから始めたらいいのかまったくわからなかったので、文哉くんやいろんな先輩方に現場の雰囲気づくりなどのアドバイスをいただきました。

――中島監督から、「山下さんじゃないとやらない」という発言の理由を聞きましたか?

自分で言うのも照れくさいのですが、僕のまっすぐなところがリヒトとマッチングしているとおっしゃっていましたね。中島監督はすごく熱い方で、その熱さが僕は大好きなので、思いをガシッと受け取りました。

 

ダンスバトルシーンでは観客役の皆さんと感情のキャッチボールを実感

山下幸輝 俳優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――今作で演じたリヒトは、ダンサーとしての夢を叶えるため、ニューヨークへ渡った役柄ですが、演じるうえで意識したのはどんなことでしょうか?

帰国子女なので、身振り手振りを大きくしたり、目線のもっていき方などオーバーなリアクションをとったりすることを意識しました。外国の方がよく「ワーオ!」って言いますけど、彼らは「大げさにしよう」と思ってやっているわけではないじゃないですか。ですから、僕もそんなリアクションが自然に見えるように意識してやっていました。

――リヒトがダンスコンテストに参加するシーンが大きな見せ場となっていますが、撮影の裏側を聞かせてください。

普通、ダンスバトルで踊るのは1分とか1分半なんですけど、あのシーンでは2分強と長尺で踊ることになったので、かなりの時間をかけて練習しました。これまで僕がやったことのないジャンルのダンスで楽しかったですし、振りもすんなり入りました。僕としては結構、撮影に時間がかかるのかなと考えていて、体力がもつのか不安もありましたが、1,2回でOKが出たので、監督やスタッフさんの気遣いに助けられました。

――リヒトとして踊る時と、ご自身が普段踊る時とを比べて、心境の違いはありましたか?

意識としては「リヒトとしての山下幸輝」と、「普段、ダンスをしている山下幸輝」とまったく変わらなかったです。ダンスに入る前のシーンとかもちろんリヒトとして存在していますし、ステージに立っているのもリヒトですが、僕が放出したパワーが観客役の皆さんに届いて、それをうけて「ワーッ」とか「キャーッ」っていう歓声があがる。エチュード感覚といいますか、新鮮な気持ちで感情のキャッチボールができました。

 

ダンスへの愛情がひたむきに取り組むモチベーションに

山下幸輝 俳優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――リヒトは「夢を叶えるまで帰ってこない」と決意しニューヨークへ渡りましたが、山下さん自身も目標のために何かを決めた経験はありますか?

僕は小学生の頃からダンスをやっているのですが、ただ友だちと一緒に踊ることが楽しいだけで、習い事感覚というか、そこまで本気ではありませんでした。だけど、姉が高校でダンス部に入って、そのダンスを見た時にもう一度きちんとダンスをやりたいと思い、同じ高校のダンス部に入部したんです。そこからどんどん楽しくなっていって、いろいろな動画を見たり、音楽を聴いたりするようになりました。僕がやっていたのはロックダンスというジャンルで、まわりに上手い人がたくさんいたので、みんなから「ひと皮むけたね」と言われるまでは基礎練習やアイソレーション(体の一部のみを動かすこと)、ストレッチやリズムトレーニングを欠かさず続けようと決めて取り組んでいました。

――ストイックな様子がうかがえますが、モチベーションになったものは何ですか?

ただダンスが好きという愛情だけです。少しでも上手くなるため、昔のヒット曲から今、流行っている音楽を調べて、「この曲カッコいい。これで踊ってみよう」と試したり、土日も同級生たちが遊びに出かける中、僕は1人でダンスバトルに挑戦したり。誰かに負けたくないとかじゃなく、純粋にダンスが好きという思いだけがモチベで、その思いは今も同じです。

――作品では恋人、親子、仲間のあいだにある3つの愛が描かれていますね。

僕が最も共感したのは親子愛です。子どもが親に対して抱いていた感情や、親から子どもに向けられたまっすぐな愛情など、すごくわかるなって思いました。作品では父に反発する娘の姿が描かれましたが、僕には反抗期というものがなかったので、「へぇ~」という新鮮な驚きがありました。

――公開を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

東京タワー、新宿界隈、お台場を舞台にした3つのストーリーから成る作品で、シンプルだけど、それぞれ違う形の愛が描かれています。気持ちを切り替えながら、ぜひ大切な人と楽しんでください。

 

コンテストに参加したことで「もうアマチュアではない」と自覚が芽生えた

山下幸輝 俳優 インタビュー タウンワークマガジン townwork――普段、仕事をするうえで大事にしているのはどのようなことですか?

まわりの人たちへの感謝を忘れないことです。僕自身もこの「TOKYO,I LOVE YOU」を通して、「愛って何なんだろう」と改めて考えてみたのですが、作品をご覧になった方が家族や親友、恋人など大事な人たちに「ありがとう」と素直に伝えられるきっかけになると嬉しいな、そんなメッセージが届くといいなと思いました。そして、僕自身もいつも支えてくれる方たちへ、「ありがとう」とちゃんと口に出していきたいと強く感じました。

――これまでの活動において、転機となった出来事があれば聞かせてください。

芸能界へ入るきっかけとなった「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」は書類審査から始まって、さまざまな段階を経て最終審査に臨みましたが、ファイナリストたちの熱意を目の当たりにして、それまで抱えていたミーハー心みたいなものがなくなり、「僕はここで戦っていくんだ」と真剣に考えるようになったんです。そして、正式にデビューが決まり、「もうアマチュアではない、プロなんだ」と自覚が芽生えていきました。

――山下さんと同じように、夢や目標に向かって奮闘している同世代の皆さんへメッセージをお願いします。

今作で僕が演じたリヒトがダンスに懸けていたように、皆さんも好きなものに挑戦できるチャンスがあるのならば、やり続けることが大事なのではないでしょうか。時にはうまくいかないことや大変なこともあるかもしれませんが、「好き」という気持ちを大切に、夢に向かってチャレンジしてほしいです。

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■Profile
山下幸輝
(やました・こうき)

2001年11月7日、大阪府生まれ。2020年「第33回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストとなり、芸能界デビュー。主な出演作に「君の花になる」(TBS)、「沼る。港区女子高生」(日本テレビ)、「ガチ恋粘着獣」(ABC)、「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ)など。山下幸輝全国バースデーツアー「ホミパリTwenty-2 Birthday Zepp Tour」を11月5日・大阪、11月10日・福岡、11月14日・愛知、11月17日・東京に開催する。

◆Official Site:https://cokiyamashita.com/
◆Official X(旧Twitter):@qpitdef
◆Official Instagram:@qpitdef

■作品情報
山下幸輝 俳優 インタビュー タウンワークマガジン townwork
TOKYO,I LOVE YOU
11月10日公開

<第1章:東京タワー>
バイト生活を送りながら、VRの世界にどっぷり浸かっているケン(草野航大)のもとへ、幼なじみのミミ(加藤ナナ)が現れる。ミミはケンにVRをやめるように伝え、現実としっかり向き合うように諭す。

<第2章:新宿界隈>
ジョージ(オギー・ジョーンズ)は職人気質の料理人であり、キッチンカーのシェフとして40年のキャリアを誇っている。ある日、映画監督を目指す一人娘のカレン(小山璃奈)から、高級なビデオカメラを買ってほしいとせがまれ……。

<第3章:お台場>
ニューヨークから帰国したばかりのダンサー・リヒト(山下幸輝)は、脳腫瘍で余命3ヶ月と診断された親友・シモン(松村龍之介)を救うため、幼なじみのハル(羽谷勝太)、ノア(坂井翔)、ユージン(下前祐貴)、レイ(島津見)、ダン(西村成忠)と力を合わせ、高額な手術費を工面しようと奮闘する。

公式サイト:https://tokyo-iloveyou.com/
公式X:@TOKYO_ILOVEYOU

©TOKYO,I LOVE YOU FILM PARTNERS

編集:ぽっくんワールド企画
撮影:河井彩美
取材・文:荒垣信子

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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