モデル/女優・久間田琳加さんインタビュー「事前にしっかり準備をすることで、“ここまでやったから大丈夫”と自信をもてるように」
放送中のオシドラサタデー「私たちが恋する理由」(テレビ朝日系)に出演している久間田琳加さん。オフィスを舞台に、菊池風磨さん扮する寡黙な上司・黒澤智也とのじれったくもほろ甘い“大人のピュア恋”を描く物語で、ヒロイン・森田葵を演じる心境や、社内恋愛についてインタビュー。さらに、10代からモデルとして活動する久間田さんが、普段、どのような思いで仕事に向き合っているかを聞きました。
葵ちゃんとの共通点は仕事が好きで前向きなところ
――今作で演じている役柄の印象を聞かせてください。
森田葵ちゃんは仕事に一生懸命で、自分のことは何でもあと回し。真っすぐで頑張り屋という印象をもっています。
――どんなところが魅力だと思いますか?
もともとは自分の気持ちを抑え、耐えているような性格の女の子でしたが、上司である黒澤さんの影響を受けて、少しずつ強くなっていきます。そして、好意を抱いている黒澤さんが相手でも、自分が正しいと思ったことをどんどん言えるようになっていく芯の強さを秘めているところが魅力的だと思いました。
――久間田さん自身との共通点はありますか?
仕事が大好きで、前向きな気持ち、向上心を常にもっているところは似ていると思います。
――社会人を演じる年齢となり、撮影する中でどんなことを感じていますか?
すごく新鮮な気持ちです。オフィスラブをテーマに描いているので、さまざまなシーンを演じながら「こんなシチュエーションいいな」なんて、妄想しながら撮影に臨んでいます。
――企業に勤める会社員だったとしたら、こんな仕事がしてみたい、こんな業務に興味をもっているというものはありますか?
今回は営業部員の役柄で、現段階ではデスクワークが多いのですが、パソコンに触るのも大学生以来なので、緊張感を抱えつつ、新鮮だなと思いながらデスクに座っています。
――業務以外でもやってみたいことはありますか?
今後、劇中で登場するのですが、会社帰りのデートっていいなと思いました。仕事が終わって別々に職場を出るんですが、待ち合わせの場所は決まっていて、そこで合流するという。さっきまで同じフロアで一緒に仕事をしていたのに、外で会うとまた新鮮な気持ちで素敵だなって。なんだかドキドキしちゃいますね(笑)。
社内恋愛は二つの顔を見られることが素敵
――社内恋愛にはどんなイメージをもっていますか?
マンガで読んだり、ドラマで見たりした経験しかないので、「本当に存在するの?」と思っていましたが、今回、疑似的に経験してみて、仕事に真剣に取り組んでいる姿もプライベートの姿も見られるので、すごく素敵だなと感じました。
――久間田さん自身は、社内恋愛はありですか? なしですか?
この作品に携わる前は「どっちなんだろう…?」と明確な答えは出ませんでしたが、先ほどお話したように、仕事もプライベートもどちらの面も見られるというメリットがあるので、今は「ありだな」というふうに考えが変わりました。
――恋のお相手となる黒澤さんを演じている菊池さんの印象はいかがですか?
私が緊張していたら、菊池さんのほうから声をかけてくださったり、現場を明るく盛り上げてくださったり、バラエティで拝見していたイメージの通り、気さくで楽しい方です。
――収録現場では、「菊池さんがアドリブやおふざけをしたらタレコミをする」というミッションをスタッフさんから課されているそうですが、進捗状況を聞かせてください。
撮影があまりにも順調すぎて、ミッションに入る隙さえないっていう感じです。菊池さんがボケたり、おどけたりすることもなく、現場にいらっしゃる時は終始“黒澤さん”なんです。
私が“恋する理由”はいつも笑顔で見守ってくれる人が条件
――黒澤さんのように普段はクールなんだけど、実は優しさを秘めている人と、どんな時でも優しさが前面にあふれている人では、どちらがタイプですか?
悩みますが、普段はクールだけど、実は温かい面も持ち合わせているというギャップに惹かれるので、黒澤さんタイプがいいですね。
――久間田さんが好きになる人の条件は?
いつどんな時でもニコニコ笑顔で見守ってくれる人がいいです。穏やかで、私が何をしても「いいよ」って全部肯定してくれるような。そして、会話をしていて一緒に盛り上がれる人、フィーリングが合う人がいいです。
――今作の見どころを聞かせてください。
劇中には、黒澤さんと葵、七五三掛龍也さん演じる坂元くんと山崎紘菜さん演じる絢香さん、そして、佳久創さん演じる大島さんと齊藤なぎさちゃん演じる京という3組のカップルが登場するのですが、みんな恋にまっすぐで、応援したくなる人たちばかりなんです。「社内恋愛っていいな」というシチュエーションがたくさん登場しますので、カップルごとのキュンキュンを楽しんでいただきたいです。
――久間田さんが注目しているカップルは?
絢香さんと坂元くんの「年上彼女×年下彼氏」は、私自身も年齢を重ねてまわりに年下が増えてきたので、キュンキュンしちゃいますね。
大先輩との共演で気持ちを切り替えられるように
――10代からモデル活動をしていますが、仕事に向き合う姿勢に変化はありましたか?
年齢によって少しずつ変わってきているんですけど、一番大きく変わったのはカメラ前に立った時に自信をもてるよう、事前にしっかり準備をするようになったことですね。モデルの活動をしながらお芝居にも挑戦させていただくようになって、いろいろな先輩とご一緒する機会が増えていったので、そこから多くのことを学びました。新しい環境って不安になったり、自信をなくしたりしがちだけど、「ここまで準備してきたから大丈夫」って、気持ちを上手に切り替えられるようになったと思います。
――仕事をするうえで大事にしているのはどんなことでしょう?
とっても難しいことですし、長年、自分の課題にしていることでもありますが、いついかなる時もフラットでいることです。そして、どんな環境であろうと、自分の足でその場に立つことを大事にしています。
――そう意識するようになったのはいつ頃ですか?
仕事を始めたばかりの小学生の頃は、まだ部活みたいな感覚でしたが、中学生になってから先輩たちの仕事ぶりを目の当たりにして衝撃を受けたんです。それ以来、カッコいいと思った方を参考にするなど、モデルとしての自覚が出てきました。
大きな声を武器に、コメディやアクションにも挑戦してみたい
――これまでの活動で転機になった出来事について聞かせてください。
日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(TBS)に出演したときに、主演の西島秀俊さんをはじめ、玉山鉄二さん、non-noモデル先輩の新木優子さんなど錚々たる先輩方とご一緒し、休憩時間や待ち時間などにお芝居をする時の心構えなどをたくさん聞かせていただいて、そこから作品への向き合い方が変わってきたんです。「私の強みってなんだろう?」と考えるなど、作品に携わる際の心持ちに大きな変化がありました。
――ちなみに、久間田さんの強みはどういうところだと思いますか?
作品を観てくださる皆さんにはあまり伝わってないと思いますが、想像以上に大きな声が出るので、まわりの方から「意外と声が大きいよね」と言われることが多いです(笑)。ほかに、今回はラブストーリーですが、コメディが大好きで、表情のバリエーションも多いほうだと思うので、そんなところを活かした作品にもこれから挑戦してみたいです。
――現在の原動力は何ですか?
おいしい食事ですね。白いごはんと、そして、お肉。撮影の山場を越えたとか、大きな仕事を終えた時は自分を労うためにも焼肉を食べに行って気持ちをリセットして、また新たな気持ちで次の仕事に臨むようにしています。
――今後のビジョンを聞かせてください。
これまでも社会人を演じたことはありましたが、がっつり演じるのは今回が初めてなので、さまざまな職業の“働く女性”を演じてみたいです。そして、得意というわけではありませんが、以前クラシックバレエをやっていたこともあり、体を動かすことが好きなので、アクションにも挑戦してみたいです。
――夢や目標に向かって奮闘する学生や、久間田さんと同世代の皆さんにメッセージをお願いします。
学生時代の私は、目標を紙に書いて壁に貼り、達成できたら斜線を引いて消していくという作業をずっとしていました。そうすると、自分が成し遂げてきたことが明確に把握できますし、ポジティブな気持ちになれる。もう少しで達成できそうというものがあったら、目標を目にすることでエンジンがかかるので、皆さんも参考にしてみてはいかがでしょうか。
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■Profile
久間田琳加(くまだ・りんか)
2001年2月23日、東京都生まれ。小学6年生の時に「第16回ニコラモデルオーディション」でグランプリとなり、同誌の専属モデルデビュー。2017年に同誌モデルを卒業し、同年『Seventeen』専属モデルに。2022年から「non-no」専属モデルを務めている。主な出演作に映画「おとななじみ」、「夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く」、「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる」、ドラマ「ブラザー・トラップ」(TBS)、「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(TBS)など。
◆Official Site:https://www.lespros.co.jp/artists/rinka-kumada/
◆Official X:@lespros_rinka
◆Official Instagram:@rinka_kumada0223
■作品情報
オシドラサタデー「私たちが恋する理由」(テレビ朝日)
毎週土曜日よる11時~
広告会社入社3年目の森田葵(久間田琳加)は、直属の上司である黒澤智也(菊池風磨)に緊張しっぱなしの日々。感情を表に出さない黒澤は寡黙なうえ、話す時ははっきりとした物言いをするため、社内では怖がられる存在だった。ある日、黒澤とエレベーターに乗り込んだ葵は乗り合わせた部長にイヤミを言われ、からかわれてしまう。我慢してやり過ごすしかないと思った瞬間、黒澤が部長に意外な一言を放ち、葵を助けてくれる。以来、葵は黒澤のことが気になり、もっと知りたいと思うように…。
出演:菊池風磨、久間田琳加、七五三掛龍也、齋藤なぎさ、杢代和人、佳久創、山崎紘菜 ほか
編集:ぽっくんワールド企画
撮影:河井彩美
取材・文:荒垣信子
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。