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2016年10月27日

赤澤燈インタビュー2 〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜

赤澤燈 タウンワークマガジン

3回に渡ってご紹介している赤澤さんのインタビュー。2回目の今回は高校生の頃のアルバイトについて。生意気盛りの赤澤さんをびっくりさせた出来事とは!?

初バイトはほぼ男性客しかいない新宿二丁目のファミレス

―アルバイトのご経験について教えてください

僕の初めてのアルバイトは高校生の時でした。きっかけは、まわりの友達が自分で稼いだお金で洋服買ったりしてるのに、自分だけ親にお小遣いをもらってご飯食べたりしているのが恥ずかしくなったから。「お前まだバイトしてないの?」って言われるのが嫌で、早くバイトしたいって思ったし、高い洋服とかも買いたいって。じゃあ働くしかないじゃんって。

それでなぜか、新宿二丁目の、とあるファミレスでバイトを始めました。チャリでも通えるしって、深く考えて選んだわけじゃなかったんです。先に働き始めた友達から、紹介してもらったお店でした。

赤澤燈 タウンワークマガジン
僕、ずーっと小さい頃から二丁目の近くを歩いていたので、そこまで特殊な街だって思ってなかったんです。女装した男の人が歩いてても、むしろそれが普通だと思ってたくらい。

でも働いてみると、やっぱりそのお店はちょっと変わってた(笑)。火・木・土のシフトで入って、初めの週の火・木は特に変わったことはなし。でも土曜日になったら、「おや?」って(笑)。だんだん夕方になるにつれ、男同士手をつないでくるお客さんが多くなり、しゃべり方がオネエ口調になるお客さんが多くなり、男4人で来店とか、4人席に男2人が並んで座るとか。店内を見渡すと一面男性ばかり。女性のお客さんが一人か二人しかいなくなっちゃったんです。

「あ、そういうところだったのか!」とそこで気づきました(笑)。僕はフロアですが、バイトを紹介してくれた友達はキッチンで働いていたので気づかなかったみたいです。でもだからって特に何か危ないこととかそんなことは全然なかったんですけどね。

赤澤燈
一番ビックリしたのは、入ってすぐに教育係でついてくれた先輩のこと。僕が仕事ができるようになって1年ほど経った頃、お店を辞められることになって。で、お疲れ様でしたって送り出したんですが、その1カ月後にお店に来られた時には、ゴリゴリのオネエ口調で入って来られて…。お店での顔しか知らなかったので、本当にビックリしましたよ。

働くこと自体は楽しかったです。それまで接したことのない人たちだったので。当時の僕と同じくらいの男子高校生同士のカップルが来たりもしたので、最初は衝撃を受けたけど、いろんな人がいるんだなってわかったり。仲良くなったお客さんには「飴ちゃんあげる」って可愛がってもらったりしました。
 

アルバイト当初は生意気で大人をナメてた

赤澤燈
―働くにあたって心がけていたことは?

常に笑顔でいようと思って働いてました。実は最初の頃は、距離感が異様に近い男性のお客さんもいたりして、嫌だったんですよ。ホールに出るのが。高校生くらいの年頃って生意気盛りじゃないですか。だからイライラしてちょっと音立ててコップや料理を置いちゃうみたいなこともあったんです。

もちろん店長に怒られたりはしましたけど、ちょっとナメてた。大人をナメてた。そういうことをやっても、なにもやり返されないって思ってたんです。でも一度お客さんにマジで怒られて、それがすごく怖くて(笑)。それからは、改めようってなりました(笑)。

自分自身も、お客さんとして別の場所にご飯を食べに行った時に、騒いでいたらガンッてコップを置かれて、すごく嫌な気持ちになったんです。働いている人はお金をもらってるわけだし、どんなに嫌なお客さんでも、にこやかに接して気持ちよく食事してもらおうってことは心がけていました。

中学まで野球をやっていたので、上下関係はしっかりしていた方だとは思うんです。でも高校生というか未成年なりに責任感が持てるようになったのは、バイトしていたおかげですね。途中から、バイトリーダーの立ち位置で働くようになったんです。僕がミスしたり、お客さんに失礼なことをしたら全部自分が責任をとらなくてはいけない。ちょっと社会を学べたと思います。周りの普通にバイトしている高校生に比べて、自分はバイト頑張っているなって思っていました。

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―大変だったことはありますか?

大変だったのはお花見の時!そのファミレスは新宿御苑が近くにあったんですけど、シーズンになるとすごくて。その日だけ来客数が全国の系列店の中で1位になるんです。その日はすごく忙しくて、注文もとらなきゃいけないし、フロア担当でもご飯を盛らなきゃいけないし、パフェもつくらなきゃいけないしで、ほんと大変でしたね。

それからバイトリーダーは、レジの点検とか、お店の業務を半分くらい仕切らなければならない時間帯もありました。40歳くらいのオジサンが入ってきた時も僕が教えなきゃいけないんですよ。高校生からしたらかなりの年齢差。父親くらいの年齢ですよ。時には注意したりもしなきゃいけないので、それはちょっと辛かったですね。

実はその人、劇団で役者をされている方だったんです。その時は劇団ってどういうものかよくわかんなかったし、舞台って言われてもピンとこなかったから、こういう人もいるんだな程度にしかと思っていませんでした。「なんでこの歳になって僕と同じバイトしなければならないんだろうな」って、ちょっと可哀そうな目で見ていた。

今になって思えば、大変なことをされていたんだとわかります。でもまさか、その後自分がその世界に入るとは、思ってもいませんでしたね!本当に(笑)。

赤澤燈 タウンワークマガジン
生意気でやんちゃな高校生から、バイトリーダーとして年上の後輩を指導するまでに成長されたとは!次回は赤澤さんのこれからについて。お見逃しなく!

 
★次回掲載は10月31日(月)を予定。乞うご期待!

■Profile
赤澤燈
Tomoru Akazawa

1990年3月14日、東京生まれ。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン 芥川慈郎役を経て、2016年舞台では、『回転する夜』、『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!』箱根有基役や『クジラの子らは砂上に歌う』チャクロ役と3作に渡り主役を演じる。映画では、『カニを喰べる。』シリーズの『天秤をゆらす。』や『サマーソング』に出演。2017年からは、舞台化も決定している出演作、日本テレビドラマ『男水』がスタート。そのほか出演作する舞台『メサイア』、映画『くらわんか』、映画『お江戸のキャンディー』が公開予定。

公式ブログ http://ameblo.jp/enatomoru0314/
日本テレビドラマ『男水』 http://www.ntv.co.jp/dansui/  《2017年1月放送開始》

撮影:三瓶康友
撮影地:野菜のおいしいイタリアンna.cuis(ナキューズ) http://www.naqua.co.jp/nacuis/

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