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2017年01月12日

宮崎秋人インタビュー2 〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜

宮崎秋人 タウンワークマガジン

3回に渡ってお届けしている宮崎さんのインタビュー。2回目は養成所時代のアルバイトについて。アルバイトをする前の宮崎さんの意外な性格も明らかに!?

なるべく人と関わらないように生きていた

―アルバイトの経験について教えていただけますか?

僕の初めてのアルバイトはスーパーのレジだったんですけど、最初はもう、金額を言ってお釣りをもらうので精一杯の人見知りでした(笑)。

相手の目も全然見られなかったですし…今この仕事で、知らない人と「初めまして」で一期一会を楽しめるようになったのは、アルバイトのおかげだなって思いますね。

それまでは、なるべく人と関わらないように生きていました(笑)。ずっと下を見て歩いてましたし、大っきな声も出せないですし、笑顔なんかつくれなかったです、ぜーんぜん!

宮崎秋人 タウンワークマガジン
―それは意外ですね!

アルバイトをしたから、人に興味を持てましたし、「ある程度のことは笑顔で切り抜けられる!」って思えるようになったと思います(笑)。特に接客業をやってからですね。

いろいろ経験しましたが、一番長く続けたのは恵比寿のラーメン店でのアルバイトです。通っていた養成所の近くにあったお店で、友達に紹介してもらったんです。

担当はホールでの接客、あとは洗い物と器にタレを入れるまでって感じですね。そこでガツガツ働いて…週5、6日はお店にいました。

養成所が終わって、夜8時頃から朝の5時まで。その後、銭湯に行って、2時間くらい仮眠してからまた養成所行って…という生活でした。当時はほんとにお金がなかったので、まかないの唐揚げと餃子ばっかり食べていましたよ。

宮崎秋人 タウンワークマガジン
―かなりハードな生活だったと思いますが、なぜ続けることができたのでしょうか?

単純に、そこで働くのが楽しかったんだと思います。紹介してくれた友達が同じシフトで入ることは少なかったですけど、楽しんでお仕事している人たちが多かったので。社員の人もそうだし、アルバイトの人たちも。

だから働いている時間もあっという間に感じていました。これが自分には不向きな…たとえば作業系のバイトだったら続けられなかったかもしれないですね。

お客さんを見てるのも楽しかったですし。「ああ、たくさん飲んできたんだな〜」っていう人とか(笑)。ラーメン食べながら寝ちゃう人もいっぱいいました。

太田基裕くんが偶然お客さんとして一人で来ていてビックリしたこともありましたよ。太田くんは僕の初舞台にメインキャストとして出演されていたので、その時はもう面識のある状態だったんです。自分がラーメンを出す時に気がついて「あっ、お疲れさまです!」って(笑)。

そのお店のラーメンは油が多いので、太りやすい僕はまかないでも食べなかったし、…実は未だに食べたことがないんですが(笑)、太田くんは食べてました…。なんか、意外ですよね。

宮崎秋人 タウンワークマガジン
―深夜の時間帯だと、酔っぱらっている人に絡まれることもあったのでは?

そういう時は笑顔で「ハーイ!」って言いながら、だいたいスルーしてました(笑)。

大体の場合は笑顔でうまく切り抜けられますよ。僕、いっつも笑顔でした。寝ちゃったサラリーマンの人とかも、「起きてくださーい!」って本気でゆすって無理やり起こしてましたけど、キレられることもなかったですから。

逆にしんどいなと思ったのは、お店がヒマな時間帯でしたね。朝の3時、4時とか、終電終わった直後が一番お客さんが少なかったのでそれが一番苦痛でした。一人はしんどくて…。

やっぱり人と関わっているというか、人がいる場所が好きなんです。誰かが友達と楽しそうにしてる姿を見てるだけで楽しかったですし。人の会話を聞いているのも面白いです。

例えば「この人は今後自分と一切関わらないだろうな」っていう人でも、変な意味じゃなくて、「この人はなぜこの仕事してるんだろう?」とか、自分にはまったく興味のないことだけど、きっとその人なりの楽しさがあるんだろうと思うと、どんな職種の人にも興味が湧いてきたりするんです。

いろんな出会いが、自分の世界を思いきり広げてくれた

宮崎秋人 タウンワークマガジン
―接客業がご自身にかなり合っていたんですね

接客業は大好きでした。お客さんが笑顔で帰ってくれた時は、「ああ良かったな〜」って思いましたし。「ごちそうさま」とか、「美味しかったです」とか一言もらえた時は、自分では料理を作ってないですけど、すごく嬉しかったんで。だから、やりがいといえばそれが一番かもしれないです。

そこのラーメン店は社員さんも面白くて。例えば、仕事中一言もしゃべらず黙々と厨房で働く方がいたんです。話しかけるとうなずいてはくれるんですけど、一切しゃべらない(笑)。

朝方に仕事が終わって「お疲れ!」って帰っていかれるんですけど、電車の無い時間帯ですよ。不思議だなって思ってある時聞いたら「池袋まで歩いて帰る」って!…夜通し朝まで働いて恵比寿から池袋に歩いて帰るなんて、この人面白いなー!って思ったり。

そうかと思えば、店長はお客さんがいない時もずっと「いらっしゃいませ!」の高いテンションでしゃべっていて、うるさいくらいでしたし(笑)。

学校の友達か先生か家族かっていう狭い世界で生きてきた、人見知りの自分の世界を思いっきり広げてくれたのが、接客業のアルバイトでした。

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―その経験は、今の宮崎さんに通じるものがありそうです

舞台にしても、映像の世界にしても、共演の方やスタッフさんと次にいつご一緒できるかわからないじゃないですか。「この人たちとは二度と会わないかもしれない」っていう中でいろんな人とコミュニケーションをとることで、人と真剣に向き合わなきゃいけないっていう風に考えが変わったのだと思います。

今は、そういう風に出会った人たちの個性みたいなものが、記憶の引き出しの中にいっぱいあります。これって役者として生きていく中で財産なんじゃないかなって思うんです。「いつか使ってやろう!」って思っていますよ(笑)。

 
接客業が大好きという宮崎さん。たくさんの出会いを通して新しい世界を知ることも、アルバイトの魅力かもしれませんね。次回は宮崎さんの芸能界入りのきっかけと、強烈な体験をされたという初舞台でのエピソード。熱いトークに注目です!

★次回掲載は1月16日(月)を予定。乞うご期待!

■Profile
宮崎秋人
Shuto Miyazaki

1990年9月3日生まれ、東京都出身。ワタナベエンターテインメント所属。2011年、舞台「ROMEO×JULIET〜legend of painful heart」にて俳優デビュー。以降舞台作品を中心に活動中。主な出演作品はライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』主演、舞台『青の祓魔師 京都紅蓮篇』W主演、Dステ17th『夕陽伝』、舞台『つかこうへい七回忌特別公演「引退屋リリー」』、等。
2016年にはBSスカパー!オリジナル連続ドラマ『弱虫ペダル』
で連続ドラマ初出演。2017年1月よりレギュラーキャストとして出演する日本テレビ系ドラマ「男水!」に篠塚大樹役として出演する。2月9日から上演される舞台『柔道少年』では主演を務める。

公式HP:http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000057/
公式ブログ:http://ameblo.jp/shuto-miyazaki-we/
公式Twitter:https://twitter.com/shuto_mi
公式Instagram:https://www.instagram.com/shuto_miyazaki/
俳優集団D-BOYS公式HP:http://www.d-boys.com/

撮影:杉江拓哉

撮影地:
ソラノイロ タウンワークマガジン

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