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2017年01月27日

黒羽麻璃央インタビュー2 〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜

黒羽麻璃央 タウンワークマガジン

3回に渡ってお届けしている黒羽さんのインタビュー。2回目は高校時代に働いていたジュースバーでのお話です。素敵なアルバイト姿も要チェックですよ!

お客さんと会話するのが楽しかった

―ジュースバーでのアルバイト経験があるとか

とにかくお小遣いがほしくて(笑)、高校生になったと同時に地元の仙台でアルバイトを始めるんですが、一番自分に合っていて長く続けたのがジュースバーのアルバイトです。

ジュースバーの前はホームセンターでアルバイトをしていたのですが、20kgのセメントや洗濯洗剤10箱入りの段ボールを一気に品出ししたり、すごく大きな機械で木を切ったりっていう体力仕事だったんです。これがかなりしんどくて心が折れてしまって(笑)。

そんな時、近所のショッピングモールにジュースバーの求人を見つけて、「接客なら」と思って応募しました。

いざ面接に行くと、店長が中学校の先輩のお母さんだったんです。その先輩と特に親しかったわけではなかったんですが、「あ、あの人のお母さんなんですか!」ってちょっと話が盛り上がった。

それで僕は内心「これは採用決まったな!」って思っていたんですが、最後に「そういえばウチ、女性しかいないけど大丈夫?」って言われて、「ええ!?」って(笑)。

でも引くに引けなくて、「やります!」って言いました(笑)。

お店初の男子スタッフになって、本当にその会社の中でも男は僕1人なんじゃないかっていうくらい、お姉様方に囲まれて働きました。たくさんの女子大学生の中に、男子高校生1人。よく考えたら羨ましい環境ですよね(笑)。でも当時はドキドキしすぎることもなく、わりと普通に働けていました。

黒羽麻璃央 タウンワークマガジン
―お仕事の内容はどうでしたか?

ジュースバーだったので、とにかくジュースばかりつくっていましたね(笑)。僕のおススメは桃のジュースとアップルマンゴー、それからかぼちゃミルクっていうのがすごく美味しいんですよ。

お店では、フルーツをジューサーにかけて、レジでお金を受け取って、「どうぞ~」って言ってジュースを渡す感じです。女性とは普通に話せる方だったので特に辛いこともなかったんですが、レジはちょっと苦手でした。

営業が終わった後の締め作業で「あれっ?間違えちゃった!」って、レジ打ちや計算ミスに気付くことがたまにあって、怖いお姉様に怒られたりするんです(笑)。

でも、ミスしたら反省して…素直な子だったと思います。

黒羽麻璃央 タウンワークマガジン
―お客さんの中には黒羽さんのファンになってしまう方もいたのでは?

ファンですか…お客さんから手紙をもらったことはありました。でも今思い出したくらいで、ずっと忘れていましたね。

あとは、いきなり名刺を渡されて「君、モデル事務所に入らない?」って言われたことがあります。それはすごく嬉しくて、人生で初めての1回です。だから今でもよーく覚えていますね(笑)。東京ならまだわかるんですけど、地方にはスカウトの方ってそんなにいないんですよ。

僕のファンというわけではないですが、お客さんにはよく、「美味しいわね」って話かけてもらいました。普通に会話するだけなんですけど、そういうのは楽しかったです。

お客さんが喜びそうなことを感じとるアンテナが鍛えられた

黒羽麻璃央 タウンワークマガジン
―今、その頃の経験が活きていることはありますか

アルバイトってやっぱり社会勉強ですよね。世の中に出てお金を稼ぐっていうのはこういうことなんだって学ぶのだと思います。

接客業をしていた僕の場合は、やっぱり人を笑顔にしたり、誰かに良い気持ちになってもらえるっていう経験が、活かされてると思います。「この人はこういうことを喜びそうだな」っていうのを感じとるアンテナが鍛えられました。それに人間観察というか、毎日多くの人に会ったり、見たりしたことも今の仕事につながってるのかなって。

僕は地元の遊園地でもアルバイトしたことがあるんですが、遊園地にもそういうエンターテインメント的な要素がありました。ここの仕事も面白くて好きだったんです。

機械の操作はしなかったんですが、シートベルトの確認をしたり、あと小さい「ミニ大砲」を狙って打つ係とか。ハロウィンの時はコスプレもしました(笑)。

黒羽麻璃央 タウンワークマガジン
―お子さんを喜ばせるお仕事ですね

もう、子どもは可愛くて仕方なかったです!子ども連れの家族を見て、将来ああいう風になりたいなって思いながら働いていましたね。

僕は両親が共働きだったから、別にさみしいと思ったことはないんですが、余計にそういう子どもの頃の記憶が残っているのかもしれないです。

休日にお父さんと子どもでキャッチボールしたりとか、働くのは大変だったけど(笑)、ホームセンターに行って食料品コーナーをまわったりとかしたい。将来は家族で普通に出かけたりするのが僕の夢なんです。

黒羽麻璃央 タウンワークマガジン
―お子さんが好きなんですね

好きですねー。子どもに可愛くお願いされたら、なんでもしてあげちゃうタイプです(笑)。

子どもが可愛くて仕方ないと言う黒羽さん。人と接する仕事が好きで楽しめたからこそ、お客さんの喜ぶことを考えられたのかもしれませんね。さて、次回ご紹介するのはデビューのために黒羽さんが上京した時のエピソード。地元愛を語っていただきます!

★次回掲載は1月30日(月)を予定。乞うご期待!

■Profile
黒羽 麻璃央
Mario Kuroba1993年7月6日、宮城県生まれ。2010年 第23回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」準グランプリ。2012年 ミュージカル『テニスの王子様』7代目菊丸英二役で俳優デビュー。以降、舞台作品を中心に活動中。主な出演作品はミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『黒子のバスケ』、タクフェス第4弾『歌姫』、など。今後の出演作は、2017年1月22日よりレギュラーキャストとして日本テレビ系ドラマ『男水!』に仁科譽役として出演中。2月18日から舞台『熱海殺人事件』NEW GENERATIONに犯人 大山金太郎役として出演予定。

黒羽麻璃央OFFICIAL SITE:https://kuroba-mario.com/
公式Twitter:https://twitter.com/vithmic_mario
公式Instagram:https://www.instagram.com/mario_kuroba/
公式ブログ:http://lineblog.me/kurobamario/

撮影:田形 千紘

撮影地:マルゴデリ 恵比寿
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