忙しい理系大学生必見! 理系ならではの得意・特性を活かしたアルバイトとは?
必修科目が多いことに加え、ゼミや研究室、実験などと、何かと勉強に時間をとられるのが理系の大学生。もちろん、学生の本分は勉強なので学業で忙しいのはよいことですが、一方で、生活費を稼ぐ必要があったり、友だちと遊ぶための費用だってほしいですよね。今回はそんな忙しい理系大学生に向けて、理系の特性を活かしたアルバイトを紹介。貴重な時間を使って賢く稼ぎましょう。
【目次】
理系科目を教えて稼ぐ。塾講師、家庭教師、チューター
塾講師や家庭教師の魅力は時給がよいことです。せっかく理系学部に進学し、今なお勉強しているのであれば、これを活かさない手はありません。理系科目を学んだ経験を活かし、算数や数学などを教えて稼ぎましょう。教えているなかで、自分の成長や発見もあるはずです。
理系科目が教えられる講師・家庭教師は人気
そもそも大学生は自身が勉強した時期が近いため、中学生や高校生に教えやすいといわれています。自身の経験を伝えるだけで、自然と学生への刺激になるのかもしれません。特に理系大学生が学んだ算数・数学は、小学生から高校生まで「教えてほしい」という需要が高いため、はじめやすいアルバイトといえるでしょう。また、シビアな競争を経験したことのある中学受験経験者や医学部在籍中の学生は、歓迎されるといわれています。
塾講師や家庭教師として働くメリットはいくつかありますが、シフトの自由度が高く、忙しくても週1日でOKなところも。土日祝、夏季、冬季、春季と休暇期間にがっつり働けるのもうれしいですね。
はじめは個別指導、チューターから
ただし、家庭教師や塾講師といったアルバイトは、生徒とのコミュニケーションがとても重要な仕事です。教える内容を自身が理解しているのは大前提として、それを生徒がわかるように伝えるのはとてもむずかしいこと。相手の理解に応じて、伝える力が必要とされます。また、「生徒がどこにつまづいているのか」を見極め、「わかるまで教える」根気強さも必要になります。
もちろん、すぐに家庭教師や塾講師のアルバイトをはじめてもよいですが、コミュニケーションが苦手だと感じているなら、まずは自分の勉強をしながら質問に答える「チューター」「質問受付」などでもよいでしょう。人に教える経験を積み、仕事そのものに慣れてきたら個別指導、集団授業と進んでもいいですね。スキルアップすると時給もどんどん良くなります。
教材の制作・補助スタッフも
生徒に直接教えるのはちょっと苦手……という人であれば、生徒たちが授業などで使う教材制作スタッフなどをしてもよいでしょう。ここでも算数、数学が得意な人は歓迎されます。アルバイトの内容としては、主に先生が授業で使う問題や解説を作成するサポート業務です。
また、単に問題を作るだけでなく解答欄や模範解答、解説の校正などまで行うところも。算数や数学の知識を活かしながら、編集や制作業務に携われるのは貴重な経験となるはずです。
理系科目を教えて稼ぐ2。プログラミング教室や助手など
理系大学生がその知識や経験を活かすアルバイトは、他にもたくさんあります。「理系ならでは」の知識を活かせる、少しマニアックなアルバイトをご紹介しましょう。
プログラミング教室・理科実験教室の講師
近年、増えているのがプログラミングや理科実験などの教室です。学習塾が運営していることが多く、小中学生を主な対象にした実際に実験を行う「習いごと」として人気を得ています。こうした教室の教師・講師のアルバイトも「理系の経験」や「知識」を活かせる場といえるでしょう。
受験や偏差値といった現実的な目標がある塾講師、家庭教師などと違い、楽しく、実験やプログラミングのおもしろさを伝えることで、「知る楽しさ」「学ぶおもしろさ」を再発見できます。また、自分の実験手順を見直せるといった「副産物」もあるようです。
情報処理系なら、ウェブ制作会社でバイトする
プログラミングを学んでいる、将来、仕事にしたいと考えているのであれば、アルバイトとしてウェブ制作会社などで働くのもよい手です。一般的なアルバイトよりも時給が良いほか、現場をのぞく楽しさがあることでしょう。さらに、実際に働くことで人脈をつくることもでき、将来の仕事につながっていくかもしれません。
研究室の助手
研究そのものがおもしろいのであれば、研究室の助手として働き、勉強とアルバイトを兼ねてしまうという手もあります。バイト先が大学構内であれば通勤時間も少なくて済むので、効率的といえるでしょう。ただし、募集は少なめです。大学の掲示板などをチェックする、先輩や教授などに紹介してもらうなどして、根気よく探すのがよいでしょう。
サイエンス系イベントのスタッフ
ロボット教室などと同様に、最近では宇宙系や化学系、ロボット系などのサイエンス系のイベントが各地で開催され、多くの来場者を集めています。こうしたサイエンス系のイベントで、解説したり、受付や来場者対応するアルバイトも「理系の知識」を活かしたアルバイトといえます。自分の知識を深めつつ、稼ぐことができます。ただ、数はあまり多くありませんので、見つけたらすぐに応募するとよいでしょう。
シフトの入りやすさを優先。夜間に稼ぐ
忙しい理系の大学生が定期的なアルバイトをするのであれば、夜間や早朝のアルバイトはいかがでしょうか。なんといっても時給が割増になるので、昼間と同じ時間だけ働いても、稼げるのがうれしいところ。ただ睡眠時間の確保など、体調管理には十分注意が必要です。
コンビニの夜間勤務
定番のコンビニのアルバイトですが、夜間のシフトに集中的に入るという手もあります。深夜から朝までという「徹夜」をしなくても3時間〜4時間だけ、と自分の都合や体調にあわせて働くことができるのがいいですね。昼間は勉強、夜はバイトと割り切ることで、気持ちが楽になるはずです。
飲食店の深夜勤務
ファミレス・牛丼店などの24時間営業のお店で、同じく夜間帯のアルバイトを募集しています。こうしたお店は、夜も忙しいことが多く、通常の営業に加えて、店舗の清掃業務などがあることも。同じ年代・理系大学生も意外と多く、ともに働くなかで「仲間意識」ができることでしょう。
工場での軽作業
コツコツと作業するのが得意な人は夜間の工場作業がおすすめです。マニュアルもあるので初めてでも安心して働けます。また、人とのコミュニケーションも少なくても成り立つ仕事が多く、ワイワイしている職場・職種が苦手な人でも取り組みやすい仕事です。
シフトの入りやすさを優先2。短期・派遣で稼ぐ
研究などで定期的なアルバイトがしにくいのであれば、短期や派遣のアルバイトがおすすめです。最短1日で終わるものもあるので、忙しくても両立しやすいはず。まずは派遣会社に登録し、都合に合わせて仕事を選びましょう。
試験監督
単発のアルバイトの定番といえば、資格試験、国家試験などの「試験監督」です。試験の実施や会場の設営、誘導に関する仕事なので、たいてい1日で終了。サクッと稼げるのが魅力です。前もって「●月●日は●●会場で試験監督」などとスケジュールがわかるので、予定が立てやすいのもいいですね。
イベントスタッフ
コンサートや花火大会、スポーツイベントなど、イベントを支えるスタッフも、短期・単発バイトの定番です。イベントは年末年始や夏季、冬季など、学校が休みの時期に開催されることが多いので、学業に支障をきたしにくいのもいいところ。また、募集人数が多い上に、同じ年代・理系大学生も意外と多く、盛り上がることでしょう。普段はなかなか出会えない人とたちとの接点の場にもなりそうですね。
スマホやタブレットをはじめガジェット好きならその知識を生かして、土日祝日などの短期間、単発の端末販売スタッフのアルバイトもいいでしょう。
商品とはいえ、自分の好きなアイテムに囲まれるのは楽しいものです。また、マニュアルもあるので、トークが苦手でもはじめられます。単発系のアルバイトなので、「1日〜数日がんばればOK!」というのも、張り合いになることでしょう。
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理系大学生こそできる、アルバイトをしよう
研究にレポート、試験と何かと忙しい理系大学生。ポイントになるのは、深夜や短期間、理系の知識など、自分の持っている経験や時間をどうやって使うかということ。貴重な時間・知識を余すところなく使って、限られた時間で賢くがっちり稼ぎましょう。