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2021年04月22日

2021年の新大学生がやるべきこと|コロナ禍を経験した先輩からのアドバイス

大学生がやるべきことコロナ禍により、まだまだオンライン授業メインの大学も多い2021年。昨年度、この新たな授業スタイルで1年を過ごした先輩から、今年大学1年生になった皆さんに向けて、「この状況の中で大学1年生がやっておくべきこと」をずばりアドバイスします。

大学生活を充実させるも自分次第

時間割が決まっていることが多い高校までと違い、大学では、どの授業を選択するか、出席するかまで、決定権は全て自分にあります。そのため「高校の時みたいに、みんなに連絡が来ることがないため、大事な情報は見逃さないように大学からのメールを毎日チェックする(文系・女性)。」「好きなことを極めるも、人生設計だらけるも、時間の使い方は自分次第(文系・女性)。」というように、自己管理や、能動的に動けるかも大切になってきます。特に、コロナ渦の今は、自分ひとりの時間も増えてより自由にアレンジできる時代。ぜひ自分にとって後悔のない時間の使い方、考えてみてください。

次からは、具体的に、今だからこその「大学1年生がやっておくといいこと」を紹介していきます。

オンライン授業で困らない準備は必須

オンライン授業には録画したものを配信する「オンデマンド型」と、リアルタイムで先生と生徒がコミュニケーションを取りながら配信をする「同時双方向型」の2タイプがあります。
どちらにしても、環境作りや課題への事前対策が必須です。

ガジェット、通信環境の確保は必須

・自分専用のパソコンまたはタブレットの確保
・聞き取りやすいイヤホンマイクの用意
・オンライン授業に耐えられるWiFi環境
・zoomやteamsなどのツールに慣れておく

昨年度、オンライン授業を経験した先輩たちの声で圧倒的に多かったのがパソコンやWiFi環境に関するものでした。スマホでも授業は受けられますが、「オンラインでもテストがある・課題はパソコンやタブレットでの作業が必要(理系・女性)」のため、パソコンやタブレットの機器は必須のようです。さらに可能なら「パソコンは古いとフリーズなど不調が起こりやすいのでスペックは大事(文系・女性)」、「家族と共用だと何かと不便(文系・女性」というアドバイスが多くありました。

また、「家に引きこもるとメンタルがやられるので、たまにネットカフェのWi—Fi環境でオンライン授業を受けていました(文系・女性)。」という先輩もいました。

授業の課題の対策はしっかりしておく

・課題での出席確認が多いため、計画的な作業が必要(文系・女性)
・課題はその日のうちに出すことを心がける(理系・男性)

授業がオンラインになったことで、対面授業のときよりレポートや課題提出の機会が増えています。そのため「Word、Excelは授業やレポートでよく使われるので、慣れておいた方がいい。また、紙のレポートをPDFにしてオンライン提出する方法を知っておくと便利(理系・男性)。」日々多くの課題が出されるので、その日のうちに終わらせるといい、という声もありました。

教授へのメール・レポートの書き方はこちらも参考に。
教授へのメールの書き方と文例が丸わかり! 返信時のポイントも解説

集中力が続くように!心とカラダへの対策

・だらだらしないようスマホなど気が散るものは遠ざける(理系・男性)
・腰や姿勢を悪くするので、自分にあった椅子と机を探すとよい(文系・女性)
・授業に集中できるよう、家族に事前にその時間に授業があることを伝えて静かにしてもらう(文系・女性)

オンライン授業は「ずっと座っているので腰が痛くなる」「疲れる」といった声が多数ありました。体が痛かったり疲れたりすると、集中力も途切れます。疲れない椅子を奮発したり、リラックスアイテムを取り入れている先輩もいました。

集中力維持には、こちらの記事も参考に。
集中力の限界は90分? 集中できないときに試したい効果的な休憩方法と勉強法

とにかく自分から話しかけて人間関係を広げる

大学生活の大事な目的の1つに、人間関係を広げたいと思っている人も多いでしょう。昨年の大学1年生で最も友達になったきっかけとして多かったのは「授業を通じての友達」でした。オンラインで直接会う機会が少ない中でも、友達になるには、ズバリ「積極的に話しかける」に尽きるようです。
SNSで「#春から○○大学」のハッシュタグを見つける、グループワークが多そうな授業を履修する、出会った人に積極的に話しかけるなど、積極的に動くと自然と人間関係が広がるという声が多くありました。

<オンライン授業で友達になるきっかけ>
・自分から声をかけるしかない!気まずかったら最初は一緒に帰るだけ。仲良くなれそうと思ったらご飯に誘う!(文系・女性)
・LINEやグループワークで積極的に話す(文系・女性)
・嫌でも積極的なほうが自分のためになる。対面になったとき一人はしんどい(文系・女性)
・グループで作業や発表をする授業を履修する(理系・男性)
<人と知り合うきっかけ作りの方法>
・対面授業を選ぶ。学内イベントに積極的に参加する。バイトを始める。サークルに入る(理系・女性)
・興味のないサークルでも新歓にはとりあえず行く!新たな発見がある(文系・女性)
・人間関係が作りやすいアルバイトを選ぶ(文系・女性)
・対面かオンラインか選べる場合は対面を選ぶ。SNSで同じ学部の子を探してみる(文系・女性)

縦横の情報源を持っておく

授業やバイト、サークルなどの情報を得るには、先輩の縦のつながり、同級生同士の横のつながりを同時に持っておくことが大切です。

先輩とのつながりで経験に基づく情報を得る

どの授業が面白いのか、どの先生がわかりやすいか、課題は多いか、試験は大変かといった授業のことや、各サークルの雰囲気などは先輩に聞くのが一番、という声が多々ありました。先輩とつながりを持つには、まずは何かのサークルに入るのが早そうです。

・サークルの先輩に聞くのが一番(文系・女性)
・先輩とのつながりは絶対持つべき!先輩とつながりがある同期に頼んでテストの過去問はもらうべき(文系・女性)
・内部生など先輩から情報を貰える人と仲良くなる(文系・女性)
・Twitterで同じ大学、学部の先輩を見つけ、自分から積極的に話しかける(理系・女性)

同じ授業仲間同士で「今」の情報を得る

履修している授業の内容や課題、試験について情報交換できる友人を作っておくと安心です。クラスLINEから友達の輪が広がったという先輩も。オンライン授業でもグループワークなどで積極的に話しかけてみましょう。

・同じ学科の友達と積極的につながり、情報共有をする(理系・女性)
・クラスの友達とLINEを交換するほうがよい(文系・女性)
・学科のグループLINEに入った(文系・女性)
・SNSで同じ学部・学科の人とつながって情報を集めた(文系・男子)

大学以外での趣味が想像以上に大事

オンライン授業が多くなると必然的に1人の時間(学校以外の時間)が増えます。先輩たちからは、自分の趣味ややりたいことを見つけ、時間を有効に使うことが大切、というアドバイスが多く聞かれましたよ。

・大学生活に価値を見出すのは難しい時期。趣味に没頭できる時間もあるし、好きなことをして過ごすと生活が豊かになると思う(文系・女性)
・大学の子と会う機会がなかなかないので、読書など家で出来る自分磨きをした(理系・女性)
・自分の時間を持て余さずに計画を立てられるかが充実するかしないかの違い(文系・男性)
・早い段階で将来何をしたいか決めておくと、有意義な時間を過ごせると思う(文系・女性)

まとめ

時間があるようで、あっという間に過ぎてしまうのが大学生活。先輩からは、こんなアドバイスもありました。

「オンラインが増えて通学時間がないので、余った時間を自身のスキルアップに使うべき(理系・男性)。」「オンラインでも単位がとれることをポジティブに考える。自分の未来のために勉強を頑張ってください(女性・文系)。」

オンライン化の恩恵は、工夫次第でいかようにも受けられるということ。ぜひ時間を上手に使って、豊かな大学生活を過ごしてくださいね。

※2020年4月入学の大学、専門学校、短期大学に入学した人アンケート(n=198、2021年3月実施、クロス・マーケティング)
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