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2015年10月29日

パーティの主役になれる! ハロウィンメイクでゾンビになったら見たことのない人生が見えた

※撮影:八木虎造

※撮影:八木虎造


こんにちは! フリーライターという名の無職、シマヅです!

今年もハロウィンが近づいてきましたね。フリーライター(無職)は家にいる時間が長いので、ハロウィンなんて全く意識せずに何年も過ごしてきたのですけれど「流行りのモノを押さえておかないで何がライターだバカヤロウ!」とお叱りをうけました。

人の意見に流されやすい筆者は「確かにそうだ!」と一大決心をし、今年はハロウィンを猛烈に楽しむことに決めたのですが……ハロウィンの要(かなめ)である仮装のやり方が全く分からねぇ……ヤバい。やるからには、絶対に、パーティとかでヒロインになれるような、ワンランク上の仮装やメイクに挑戦したい。

ということで! 特殊メイクのプロに「誰でもできる簡単な特殊メイク《ゾンビ編》」を教わり、自分でゾンビメイクを施してみました!

メイク前、用意された衣装(仮装)に大いなる疑問を抱く

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今回、特殊メイクの指導をしてくださるのは『造型工房エフェクトデザイン』代表、ゼライ直井さん。「ゴジラ対ビオランテ」などの映画や、TV、CM、PV、舞台で必要な特殊メイクを数多くこなしてきた、特殊メイク界の大御所です。

「そんな偉い人に指導してもらえるとか、恐れ多すぎて手が震える」と、実際に震えながらメイク&撮影の現場に向かったのですが、着いた瞬間、別の意味で震えました。

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「セクシーポリスガール」って。。。

選んだのは編集者さんなのですけど、なんでセクシーポリスにしたのか理由を尋ねたところ「ゾンビといったらポリスかな、と思って」とのこと。読者のみなさんに聞いてみたい。そういうものなんですか? と。私は全く理解できませんでした。

しかし、用意していただいたので着るしかありません。

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もう完全にアレなヤツ。(具体的な言葉にするのは避けました)

【本題】セルフ特殊メイクに必要な道具は簡単に手に入るものだらけ! メイク開始!

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セルフ特殊メイクに必要な主な材料は以下の通り。

・100円均一ショップで売っている、つけまつげ用接着剤(5本くらい)
・脱脂綿
・スポンジ(ウレタン素材のもの。お皿洗い用のスポンジとか)
・ゾンビっぽい顔色にするための『ライニングカラー』(東急ハンズで売っています)
・血液を演出するための『ブロードペイント』(これも東急ハンズで売っています)
・筆
・白のカラコン

まず、皮脂をアルコール液で落とします。ちょっとヒリヒリするので、肌が弱い人は注意してください。

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次に、脱脂綿を500円玉と1000円札の間くらいの大きさにフワフワっと裂いたものを10個くらい用意します。

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四角く切ったスポンジの角に、つけまつげ用接着剤(以下、接着剤)を多めに染み込ませ、肌にポンポンとダイレクトに塗っていきます。ほんと、肌が弱い人は気を付けてください。

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で、その上に先ほどの脱脂綿を張り付け――

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その上にまた、接着剤を塗ります! 塗るというか、載せるといった感じでしょうか。脱脂綿がスポンジにくっついて剥がれそうになるのですけれど、根性でカバーしましょう。接着剤がついたスポンジをポンポンポンポン顔に当て続ければ、どうにかなります。どうにかならなかったら、どうにかならないままでイイらしいです。要はコレ、凹凸を出すための下地なので多少ズボラでも問題ありません!

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上記の工程を、両頬→アゴ→眉間→おでこ→こめかみの順で施していくわけですが、「こめかみは一人だとやりづらいと思うので僕がやりますね」とゼライ先生。あれ? これってセルフ特殊メイクだったはずでは……? 

あまりにも筆者がズボラだったため見かねられたのかも知れません。

また、今回は「ゾンビ」の特殊メイクということで、後に傷口の役割を果たす新たな凹凸も重要です。「接着剤を塗る→脱脂綿を載せる→その上からまた接着剤を塗る」……この工程を顔全体に施した後、傷口づくりのために、おでことか頬とかの目立つ部分に再度、同じ工程を施します。

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しかも、接着剤が乾ききる前に、細い棒状の何かで接着剤が染み込んだ平面状の脱脂綿を「皮膚を切られた痕」の形に整えなければならない。これ凝りだしたらメッチャ手間かかるわ!! 誰だよ「誰でもできる簡単な特殊メイク」とか言った奴は!!!! でもまぁ、そこまで凝らなければイイだけの話です。

「テキトーに真剣っぽく済ますのも生きていくうえでは大切なんだな」と、ゾンビメイクで人生の教訓を得られるとは思ってもみませんでした。ゾンビのように、半分死ぬような思いをしないと分からないこともあるんですね。

そんなこんなで、完成した下地の状態はこちら。

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接着剤を使用していますし、ドライヤーでしっかりと乾燥させたので、顔面がパリパリになり上手く笑顔が作れません。

人間の「肌」について、問わざるを得ない

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下地が完成したら、ゾンビへのゴールはすぐそこです。灰色系の『ライニングカラー』(さっきも言いましたけど、東急ハンズで手に入ります)を、ファンデのムラを抑えるときに使うようなスポンジに付け、顔に載せていきます。

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厚く塗りすぎると、せっかく作った凹凸が目立たなくなってしまうので「やっと灰色が目立ってきた」程度にするのが肝心です。

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塗り進めていくうちに、筆者の中で疑問が生まれました。

「私は、肌を灰色に塗るために生まれてきたのだろうか? 美白になりたいとか、シミやソバカスに悩んだりとか、目元のクマを隠したいとかなどの、今までの苦悩は何だったんだろうか? こんだけ『元の肌の色』が分からなくなってもいいのなら、もう肌なんて何も気にしなくていいんじゃないのか?」

この疑問に追い打ちをかけたのが、ゼライ先生の一言でした。

「シワを目立たせたいから思いっきり笑ってください!」

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笑顔を作って、思いっきりシワを目立たせました。「シワいいですね。そこ強調しましょう」と言われ、先ほどの灰色よりも黒に近い色で、普通のメイクなら隠そうと努力するシワの部分を、あえて書き足すことに。

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さらに、「目元をドス黒くするのもゾンビメイクには重要です」という指示に従い、普段はコンシーラーで隠している目のまわりのクマを、“あえて”レベルを超えて書き足した筆者。「私の今までの苦悩も知らないくせに……! なんでこんな酷い仕打ちをされなきゃならんのだ!」と、思ったのですが――

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うわっ! ゾンビ的にはかなりイイ感じ!! ガチで仮装をするってのは、「普段の自分と決別する」ってことなんですね。ハロウィンを楽しむ若者の気持ちが分かった気がします。

カラコンが重要すぎてビックリする

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ゴール一歩手前まで来ました。ゾンビ的に重要な、「血」の演出です。「固めでキメが粗いスポンジを用意して『ブロードペイント』(しつこくて申し訳ありませんが東急ハンズで手に入ります)を付けると本格的になりますよ」とのこと。

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指示を聞いているフリをして、勝手に「血」を書き足す筆者。「これでもイケるんじゃないか?」と思ったのですが、「『血』が一番難しいので……シマヅ(筆者のこと)さんのはちょっと……」と言葉を濁した先生に――

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仕上げてもらいました! 全然「セルフ特殊メイク」じゃないですね。ただ、「血」の演出のコツは「血液の流れを意識すること」らしい、ということだけお伝えします! 意識するかしないかで、だいぶ変わってきますよ! 「意識をすることが重要」って、人生みたいですね!

もうこれで終わりかな、と思ったら、先生が持ってきてくださったのは白のカラコン。「これを着けるか着けないかで印象がガラリと変わります」とのこと。正直、ニュースで「カラコンの弊害」なんかを過去に目にしたことがあるがゆえ、着けるのを躊躇(ちゅうちょ)したのですが――

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怖えぇぇぇぇぇぇっぇっぇぇぇぇ!! すごい!! 本当に印象が変わる!!!! 紛れもないゾンビ!!!! でもこれ怖すぎて引かれるんじゃないか……?

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怖すぎると思ったゾンビメイクですが、ポーズによってはあんまり怖くないことが判明しました。

プロの方に手助けしてもらったから怖すぎた可能性もあります! なのでゼヒ、今回の手順を参考にして「セルフ特殊メイク~ゾンビ編」にチャレンジしてみてください! パーティの主役になれること間違いなしですよ!

おまけ

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接着剤はつけまつげ用のものなので、粘着力はそんなにないのですが、慎重に剥がさないと結構痛いです。肌が弱い方は、本当にお気を付けください。でも、剥がれていく最中はとっても気持ちいいです。

こんな求人みつけました
ハロウィンメイク仮装ゾンビ

plofライターシマヅ (Shimazu) @Shimazqe
1988年生まれ。フリーライター。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科を卒業後、2年ほど美術業界を転々としていたが現在は主にWEB上で文章を書き生計を立てている。女性向けコラム、インタビュー記事、グルメレポート、体験記事など、幅広い分野で執筆活動を行う。

協力:ゼライ直井 特殊メイク造型工房/特殊メイク教室
http://youichfx.fc2web.com/school/index.html