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2016年09月29日

つるの剛士さんに聞く。夫婦円満&家事・育児を楽しむ秘訣

つるの剛士さんに聞く。夫婦円満&家事・育児を楽しむ秘訣

「イクメン」として知られ、今年は第5子の誕生時に育休をとったことでも話題になった、つるの剛士さん。仕事も精力的にこなしながら、夫婦仲良し&家族円満なことでも有名です。子どもが誕生しても夫婦仲良くいられるその秘訣とは? 夫婦でイラっとしたときはどうやって伝えているの? 育休をとって感じたこと、子どもへの思いなどを聞いてきました。

育休中は家事一切を担当。いちばんツライのは評価がないこと

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—今年、1カ月育休を取得しましたよね。育休の感想は?

「何が苦しいって毎日が繰り返しであること、そして評価がないことですかね。今回の育休で、奥さんに“一切水仕事はしなくていいから”と宣言したんです。家事はオレがやるから、育児に専念してって。で、毎日朝5時30分に起きて、夜11時30分に眠る生活だったの。

でも、ゴミの分別はめんどくさいし、子どもは言わないとプリントは提出しないし、ご飯を作るのに2時間かかっても、食べるのは10分だし……。感想も言わないで、あっという間に食べ終えて“美味しいよ”のひと言もなしかい!(笑) って。改めて、世の中のママたちの大変さが身にしみました」

—ああ〜、ここに家事の苦労をわかってくれる人が…(涙)

「育休を経験したことで、身を持ってわかることってたくさんありましたね。知っているとしているじゃ大違いでしょ。今回、日々感じたことをメモに書き留めておき、育休明けのブログで公開したんです。そしたら、なんと1週間で350万PV以上もあって……。オレが驚きました。

でも、それだけ共感を呼んだのは、世のママさんたちが“大変さをわかってくれるだけでうれしい”って思ったからなのかもしれません。今はこうして、日々、仕事をさせてもらって、家事はフォロー程度ですが、育休あけからあらためて、毎日、奥さんにありがとう・おつかれさまというようになりました。ご飯を食べるときもちゃんと“おいし~い!”と言うようにしたりね」

子どもは社会からの「預かり物」。観察して良い所を伸ばす

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—奥さんと家事や育児のやり方でぶつかったりすることはないんですか? 特に、育児は意見が分かれやすいところだと思うのですが…。

「う〜ん、特に教育方針とか、まったくナイから困っちゃうんだよね(笑)。だから夫婦で意見がぶつかることもないし。ひとつ育児へのこだわりがあるとすれば、子どもってすごい可能性を持っているから、自分の子どもって思わないほうがいいと思っている。社会や未来からの預かりものだと思って、社会に無事戻してあげる、くらいの感覚かな。

ただね、子どもって一人ひとり、性格によって向き/不向きがあるから、そこは好きなものを見極めて環境を整えるようにしてますよ」

—環境、具体的にはどんなことでしょう?

「子どもにとって一番の環境って、両親が仲良くいることなんじゃないかなって思う。僕の場合は、両親がすごく仲良くて、ずっとそれを見て育っていたから自然と奥さんにも愛情表現しているんだと思うんですけど。でもそういう両親の姿を見てれば、家族は仲良くなるし、子どもも悪いようにはならないと思うんですよね。子どもたちには、早くやりたいことを見つけてほしいな。事あるごとに、夢を見つけて、早く出て行けって、口を酸っぱくしていっています。そして奥さんとゆっくり電車の旅でもしたいですね(笑)」

不満を貯めて鬼になる前に。ママが知っておきたい、微妙な男心

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—つるのさん、どうやったら夫をつるのさんみたいな「イクメン」にすることができますか?

「無理無理、無理ですよ(笑)。いきなり家事も育児もする男性は見つかりません。夫婦はお互いに成長させあい、高め合うもの。たくさん衝突して、たくさんケンカしてきたんです。自分はまだ奥さんに惚れているし、ふられたくないから必死。それでここまできたんですもん。

ママたちに知っておいてほしいのは、男は永遠の子どもだということ。メンタルは、小2です(笑)。どんなに年齢を重ねていても、中身は7歳くらいの子どもと一緒なんです。だから、何か伝えたいときは、ぜったいに怒らないで。むしろ怒るだけムダ。怒られると思うと、それだけで男には伝わらないから。いつもありがとう、という感謝を伝えたうえで、○○をしてほしいと言って。怖い声もダメです。急に不機嫌になっても察する能力とかありませんから! これは憶えておいて(笑)」

—なるほど。他にも、夫婦が仲良くいられるコツはありますか?

「なんだろう、奥さんに毎日、帰宅したときに“おつかれ、今日もありがとう”と伝えている。感謝を言葉にしていることかな。あと、5人も子どもがいると毎日が慌ただしいから、2人の時間ってすごく貴重だし、大切にしてますよ。時間をみつけてコーヒーを飲みに行ったりね。ただ、お互いに干渉はしないの。いっしょにいて別々のことをしているとか(笑)。そう、干渉しないことが大事かも、お互い一人になりたいときは放っておける関係。お互いのことを尊重してるからそれができるのかもしれないですね」

つるの剛士さん
1975年生まれ、福岡県出身。高校時代から芸能活動をはじめ、「ウルトラマンダイナ」で主演を務めたのち、クイズ番組発の「おバカタレント」としてブレイク。現在では、歌手や俳優、タレントなど、多彩なジャンルで活躍。積極的に育児や家事に携わる「イクメン」としても有名。

 
 
取材・文:嘉屋恭子、撮影:刑部友康