【学生応援★リュウジ飯】第4回「たまにはカロリーを気にせずガッツリ食べたい!“悪魔”のボリューム丼レシピ」
健康や美容を意識し、「ベジファースト」や「糖質オフ」に励んでいる学生さんも多いのでは? でも、たまには何も考えず、好きなものをガッツリ食べる日があってもいいですよね。今回は、一度食べれば必ずまた食べたくなる“やみつき必至”の丼レシピを、リュウジさんに教えてもらいました。
定番丼にチーズをプラスしてまろやかさUP!「悪魔のチーズ親子丼」
親子丼は難易度が高そうなイメージがありますが、リュウジ流レシピは分量と時間さえ間違えなければ、誰でも半熟の卵とじが作れちゃいます♪ 調味料は白だしだけなので、あっさり味です。
ごはん 200g
鶏もも肉 80g
たまねぎ 1/8個(25g)
卵 2個
ピザ用チーズ 30g
サラダ油 小さじ1
白だし 大さじ1と1/2
水 50cc
小ネギ 少々
(1)鶏肉はひと口大、玉ねぎは薄切りにする。
(2)鍋でサラダ油を熱し、鶏肉を入れて強火で炒め、皮がパリッとしたら水を加える。
(3)(2)にたまねぎ、白だしを加え、たまねぎがしんなりするまで中火で2分ほど煮る。
(4)黄身と白身が混ざり切らない程度に卵をざっくりと溶き、半量を(3)に入れ、フタをして弱火で1分半ほど煮る。
(5)写真と同じくらいに卵に火が通ったら、残りの卵とチーズを入れ、フタをしてとろ火で1分程度煮る。
(6)写真の状態になったら火を消し、器に盛ったごはんに乗せる。
仕上げに小ネギを振りかけたら完成です♪
ニンニクの効いた甘めソースがごはんに染みてうまっ!「悪魔のトンテキ丼」
豚ロース肉をしっかり焼き上げ、ニンニクとバターでいただく。想像するだけでお腹が空いてきませんか? 特製ソースは、台所にある調味料だけで作れますよ♪
ごはん 200g
豚ロース肉 1枚(150g)
キャベツ 1/8個(60g)
ニンニク 1片
サラダ油 大さじ1/2
ウスターソース 大さじ1と1/2
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
うま味調味料 2つまみ
バター 8g
パセリ、塩、コショウ 少々
(1)キャベツは千切り、ニンニクは薄切りにする。
(2)豚肉は常温の状態にしておき、塩、コショウを振り、赤身と脂身の間の筋に数カ所切込みを入れる。このひと手間で、肉が縮まなくなる。
(3)フライパンで油を熱し、ニンニクを入れて、キツネ色になったら取り出す。
(4)(3)のフライパンに豚肉を入れ、強火で1分半ほど焼き、焼き目がついたら裏返し、フタをして中火で焼く。
(5)写真と同じくらいに焼き目がついたら、肉を取り出し、そぎ切りにする。
(6)(5)のフライパンにウスターソース、しょうゆ、みりん、砂糖、うま味調味料、(3)のニンニクを入れ、とろみがつくまで煮詰める。
(7)器にごはんを盛り、キャベツ、豚肉の順に乗せ、(6)のソースをかける。
仕上げにバターを乗せ、好みでパセリを振りかけたら完成です♪
キムチ×ベーコン×ラー油で辛党も大満足! 時間がない日もサクッと作れる「悪魔のキムラ丼」
シャキシャキのキムチに、脂とうま味が詰まったベーコンは相性バツグン! ごま油で炒めることで、韓国料理っぽい雰囲気に仕上がります。辛さは、ラー油で調整して。
ごはん 200g
ベーコン(ブロック) 55g
キムチ 150g
ごま油 小さじ2
焼肉のタレ 小さじ2
ラー油 適量
小ネギ、白ごま 少々
(1)ベーコンは拍子木切りにする。
(2)フライパンでごま油を熱し、ベーコンを入れ、表面がカリッとなるまで強火で焼く。
(3)(2)にキムチ、焼肉のタレを入れ、キムチが温まるまで炒め合わせ、器に盛ったごはんに乗せる。
仕上げにラー油、小ネギ、白ごまを振りかけたら完成です♪
まとめ
しっかり味はついているものの、濃すぎないので、飽きずに食べられるところがリュウジ流レシピの魅力です。今回は丼にしましたが、ごはんに乗せず、メインのおかずとしても楽しめますよ。豚肉や鶏肉はしっかり火を通すことがポイントですが、一度手順を覚えれば難なくこなせるはず。

料理研究家・リュウジ
「今日食べたいものを今日作る!」をコンセプトに、Twitterで更新するレシピが人気を集める。2017年8月に公開した「無限湯通しキャベツ」は『あさチャン!』(TBS系)、『ZIP!」(日本テレビ系)などでも取り上げられ、話題に。レシピ本『お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ』、『クタクタでも速攻でつくれる!バズレシピ 太らないおかず編』(ともに扶桑社)など好評発売中。
Twitterアカウント:@ore825
取材・構成・文:有竹亮介(verb)
撮影:森カズシゲ
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。