メンドウな女(ヒト)のトリセツ・学生版 第2回「自称・毒舌な女」
●登場人物

派手すぎず、地味すぎず、どこにでもいる普通の女子大生。人付き合いが上手なのが唯一の取り柄。なのだが…、それによっていつもめんどうな女に振り回されている。そして、心の中ではけっこう修羅っている。彼氏はいないが、彼氏みたいな人はいる。

まとめ
(1)毒舌と悪口の区別がついていない
(2)自分には「笑いのセンスがある」と思っている
(3)自分への毒舌には打たれ弱い or 毒舌がブーメランになっているのに気づいていない
対処法
●ツッコミ役に回る。キラーフレーズは「毒舌じゃなくて悪口」“愛のない毒舌”は“ただの毒”
自称・毒舌な女は悪口になってしまうことをわかっていません。けれども、その毒舌を誘発しているのは周囲にも問題があります。彼女たちが毒舌を吐いたとき、多くの人は「笑ってあげないと空気が重くなる」と気を遣いがち。けれども自称・毒舌は「笑わせよう」と思って毒舌を吐いているので、ウケたらさらに毒舌汁ぶっしゃーなのです。
結果、自称・毒舌女はさらに毒を吐き、対象者はますます傷つく…という悪循環。だからといって毒を吐かれた人をフォローしてしまうと、「ノリの悪いやつ」認定されてしまいます。あぁ、どうすれば……。
ここで取るべきベストポジションは“ツッコミ役”です。例えば「それ毒舌じゃなくて、ただの悪口!」というフレーズは、フォローと注意を兼ね備えています。周りに勘違い毒舌女がいる方は、ぜひ使ってみてください。
●漫画:カマタミワ
東京都在住。一人暮らし歴20年のイラストレーター・漫画家。ブログ『一人暮らしカマタミワの半径3メートルのカオス』が人気。livedoor blog公式ブロガー
HP: http://www.miwah.com/
twitter: @kamatamiwa
●最新著書
KADOKAWA 刊
1,100円(税込)
弁護士、放送作家、大手メーカー工場長、デザイナー、茶人、フリーライター、シンクタンクSE、イラストレーター、カメラマン、新聞記者、ノンキャリア官僚、フリーターらで構成される雑談集団。著書に『めんどうな女のトリセツ』のほか、『正しいブスのほめ方』『正しい太鼓のもち方』『スルーする技術』『盛り合わせを選んだらお店のカモ! 大人の経済学常識』など多数。
●最新著書
「イケメントレーナーpresents ずぼら女子のためのおとなキレイ養成講座」
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1,404円(税込)
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●著書
宝島社 刊
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