在宅バイトとは? オススメ職種・仕事内容・給料・メリット・向いている人を大解説
通勤しなくても、自宅や移動中のスキマ時間を使って働くことができる在宅バイト。今回は在宅やオンラインでできるバイトにはどんな仕事があるのか、大学生や主婦・主夫、未経験でも可能なのか、向いている人、稼げるかなど気になる内容をまるっとご紹介します。
【目次】
家でできるバイト「在宅バイト」とは
在宅バイトや在宅ワークとは、データ入力など自分のパソコンやスマホでできる仕事のほか、シール貼りなど簡単な作業のものが多いです。近年は、オンライン家庭教師など、新たな在宅バイトが増えています。一般のアルバイトのように時給制のものも他、業務委託で出来高制の報酬をもらう仕事もあります。
ちなみに、内職も家でできる仕事です。内職は、包装や簡単な組立てなど製造や販売する物品の製造加工と仕事の種類が家内労働法により定義されており、収入は出来高制の工賃という形でもらいます。一般的には業務委託で請け負うものよりも単価が低い傾向にありますが、内職の方が自分のペースで進めやすい仕事が多いでしょう。
募集が多い在宅バイト7選
在宅にはどんな職種があるのか、タウンワークで実際に掲載が多いもの(※2020年2月月間)を紹介しましょう。
アンケートモニター|スマホで手軽
アンケートのモニターを募集しているサイトに登録し、その後、送られてきた質問に解答するアルバイトです。アンケートに答えるとそれに応じたポイントがもらえ、ギフトカードや現金などと交換できます。解答は数分で行えますが報酬は数ポイント~数百ポイントということも。オンラインであればPCがなくてもスマホで手軽にできるため、電車の移動の合間、家事の合間など、こまめにチェックできる人に向いています。
データ入力|慣れると稼げる
音声データや紙の情報などを決められた書式で入力します。PCを使うことが多く、WordやExcelなどを扱うスキルが必要になります。キーボード操作に慣れていないと時間がかかるかもしれませんが、回数を重ねることでスピードアップすることでしょう。報酬は0.1円〜、完全出来高制なので成果が報酬につながることが多いようです。
Webライター|経験で単価が上がる
記事のテーマ(子育て、商品、美容やアルバイトなど)にあわせて文章を作成し、納品します。場合によっては検索だけでなく、現場で調査、インタビュー、資料を集めるなどの取材、撮影を行うこともあるようです。テキストはスマホでも作成できますが、PCでWordやExcelを使って行います。未経験でも可能ですが、ライターの経験があると重宝されます。案件にもよりますが、1文字1円〜、ウェブ企業などの求人に応募するか、もしくは登録型サイトに登録してはじめる方法があります。
イラストレーター|得意で稼ぐ
キャラクターやイラストを描くイラストレーターです。与えられたテーマ・設定をもとに、イラストを作成し、納品します。イラストだけでなく、ストーリーで読ませる漫画、キャラクターなどが描けると活躍の幅が広がります。イラストは1回で完成することは少なく、およそ数回の下書きや確認を経て納品になることが多いよう。報酬は1カット数百円〜、PCと専用ソフト、機材が必要なため初期費用がかかる他、イラストを描いた経験、仕事での実績が必要になることがほとんどです。
オペレーター・テレアポ・コールセンター
自宅にいながら、コールセンタースタッフとして対応します。多いのは受注やお問い合わせの対応といった内容で、トークマニュアルに沿って進めます。アルバイト開始後にすぐに在宅でできるというよりも、研修期間中は通勤して仕事になれる必要があります。時給制になっていることが多く、接客業などで働いた経験があると歓迎されるようです。
軽作業|時給制から内職まで
シール貼りなどは時給制のアルバイトもありますが、内職が多いです。袋詰め、カプセル詰めといった軽作業、封入作業、検品作業を自宅で行います。場合によっては車で物品をとりにいくこともあるよう。仕事道具や完成したものを置いておく必要があるので、広めの仕事部屋があると心強いはず。完全出来高制なので、やった分だけが報酬になります。
オンライン家庭教師|短時間で高時給
近年増えている仕事。日本全国の小・中・高校生から寄せられる学習の質問に、家庭教師として答えます。安定したインターネット環境に加え、疑問や質問を理解して、わかりやすく解説する学力が必要になります。ただいきなり自宅で家庭教師をするのは難しく、ある程度、家庭教師経験を積んでからオンラインで授業を行う事が多いようです。給料は登録する会社にもよりますが、時給1200円〜と経験に応じて上がっていくようです。
在宅バイトの給与体系・報酬の仕組みは?
在宅ワークの給与体系は時給(もしくは日給)の場合と、作業量に応じて金額が変わる出来高制・成果報酬型の2通りがあります。
オペレーターやコールセンタースタッフ、家庭教師などは時給に加えて、出来高制としているところもあります。内職やデータ入力などは成果報酬型で、できあがった仕事の量に応じて報酬が異なるというもの。ライターやイラストレーターは1案件○○○円となっていて、こちらも成果報酬型の一部ということができるでしょう。
在宅バイトに面接はある?
在宅バイトの面接ですが、業種・業務によって異なります。たとえば、データ入力などの場合、利用者登録を行い、スキルや経験、希望する職種を入力します。その後、すぐに仕事を請け負うこともあれば、依頼元の企業の面接があることも。コールセンター・塾講師などの場合は、ある一定期間は会社に出社して研修を行い、その後、在宅バイトとなることが多いようです。
また、面接もオンラインで行う企業も増えています。その場合、通常のバイト面接と同様、清潔感ある服装を心がけるとよいでしょう。
在宅バイトのメリット
次に在宅ワークのメリットから整理してみましょう。
時間に余裕ができる
通勤時間がまるごと不要になり、思い立ったときにすぐに仕事ができます。
好きなときに仕事ができる
成果報酬型の仕事なら、自分のペース・好きな時間に仕事がしやすくなります。
人間関係を気にしなくてよい
基本的にはひとりでの仕事となりますので、職場での人間関係で疲れてしまうことがありません。
未経験OKの求人も多い
イラスト作成など特殊なスキルが必要なものもありますが、比較的、誰でも挑戦しやすい仕事で未経験OKの募集も多いです。
在宅バイトのデメリット
在宅バイトのデメリットをまとめましょう。
出来高制は報酬が高くない
アンケートモニターなどが典型ですが、基本的に専門知識や経験がないと、報酬は高くありません。
オンラインでのバイト環境は自分で整備する
自宅でのPC、スマホ、インターネット回線、水道光熱費などは自己負担となります。
モチベーションの維持が難しい
自分が仕事した分だけ報酬になる半面、「いつでもいいや」「やる気が起こりにくい」など、やる気や納期の管理ができないと難しい働き方です。
在宅バイトに向いている人
・スキマ時間を有効活用したい人
・スマホ・PC・ネットを使え、整備が得意な人
・セルフマネジメント能力がある人
通勤が不要な在宅バイトなので、ちょっとしたスキマ時間に働きたいと積極的に考えている人に向いています。また、基本的にパソコンやスマホを使う仕事が多く、自分で仕事に必要なネット環境やアプリケーションの設定ができることが必要です。
まとめ
インターネットとスマホの普及により、タウンワークでも「在宅バイト」「オンラインバイト」「在宅求人」の募集をたくさん見かけるようになりました。また仕事のバリエーションも増え、プログラミングやシステム設計、イラスト、塾講師、シナリオディレクターなど、さまざまな職種で募集しています。「おもしろそう…!」「やってみたいな」と興味をもったら、ぜひ「在宅バイト」で検索してみてください。