保育士としてパートで働く│何時間シフトからOK？仕事内容や時給は？志望動機と職務経歴書の書き方も解説

保育士資格を活かして保育園でパートで働く場合、時給やシフトはどのくらいで働けるのでしょうか？また、正社員と仕事内容は異なるのかなど気になるポイントも紹介。志望動機と職務経歴書の書き方も解説します。

保育士の時給の目安

首都圏の保育士の平均時給は1,235円（※）となっています。2023年現在、東京都の最低賃金は1,113円となり、122円高い時給となっています。

※アルバイト・パート募集時平均時給調査（2023年10月度）リクルートジョブズリサーチセンター

パート保育士の働き方│シフトや残業など

パートでのシフトは、保育園の開所時間内で1日3時間程度から選べるケースが多くあります。「午前中だけ」「午後から夕方まで」など、子育て中の人なども、自分の働きたい時間に合わせて働くことがしやすいでしょう。1日しっかり働いて稼ぎたい人には、8時間通して入れるパートの募集もあります。保育園によっては早朝や夜間は時給が高くなることもあります。
基本的に残業はなしとしている所が多く、勤務日数は週1日でもOKや、週3日以上からなどさまざまです。

パート保育士の仕事内容

パート保育士と正社員との違い

パートと正社員で大きく違うのは働く時間です。パートは週2～3日、午前中だけや午後の数時間など短時間で勤務でき、基本的には残業もなく、プライベートと両立させやすいでしょう。
仕事内容は園により異なるため、担当業務は事前に募集要項などで確認しておきましょう。正社員の補佐的な役割になる場合もあれば、フルタイムに近い働き方だと、担任を持つケースもあり、残業や管理業務などが発生することもあります。
待遇面では、ボーナスや退職金がなく、稀にあったとしてもパートの場合は正社員に比べると少額であることがほとんどです。有給は、勤務時間や日数など条件をクリアしていれば雇用形態に関係なく支給されます。社会保険は勤務時間や日数が正社員の3／4以上であると加入対象になります。それに満たない人も条件に当てはまることもあるので、確認しておきましょう。

＞アルバイトやパートでも社会保険に入れる！その条件とは？

大学生も保育園で働ける？

大学生でも保育園で働くことは可能です。求人も探せば見つかります。ただし、学生可のバイト募集は保育士ではなく、保育補助が中心です。保育士として働くには資格が必要ですが、保育補助であれば資格がなくても働くことができます。保育補助の仕事は保育士のサポート的な役回りで、園内の清掃や食事の補助、簡単な調理の手伝い、園児の散歩や屋内外の遊びの相手などです。シフトは概ね週2日4時間以上が目安ですが、募集内容は保育園によって異なるのでよく確認してください。

保育士の志望動機の書き方・伝え方と例文

志望動機は採用担当者にとって重要な項目です。数多くの保育園の中で「ここで働きたい」と思った理由を具体的に記載しましょう。募集要項だけでなく応募先保育園のWebサイトなどを確認し、どのような特徴があるのかや、経営理念などを読み込み、志望理由に盛り込むことが大切です。そして、その施設でやりたいことや目指す保育士像など将来のビジョンを合わせて伝えることで、採用担当者は具体的に応募者の働くイメージが描け、採用につながりやすくなるはずです。

詳しい例文は、こちらの記事を参考にしてみてください。
＞保育士の志望動機の書き方・伝え方と例文

保育士の職務経歴書の書き方と見本

パート応募の場合は、履歴書の職歴欄に実務経験を記入する方法でも問題ありません。詳しくアピールしたい経験がある場合は、別途職務経歴書を作成すると良いでしょう。
職務経歴書は、これまで在籍していた施設の形態や園名、園児数などの規模、担当していた園児の年齢や担当業務についても書いておきます。役職やリーダー職についた経験があればその旨も記載しましょう。また、「子どもの安全を守る規則を改定した」「親子で遊べるイベントを企画して好評だった」などの具体的な実績や、園児や保護者、保育士同士のコミュニケーションのエピソードなどもアピール材料になります。ほかにも、自身の子育てなどで保育に活かせる内容があれば記載してみるといいでしょう。

詳しい例文は、こちらの記事で確認してみてください。
＞保育士の職務経歴書の書き方と見本

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更新履歴：2020年11月5日、2023年1月24日、2023年5月22日