倉庫・ピッキングバイトの面接での質問、志望動機の例文、面接の服装
ピッキングとは、ECサイトやメーカーの倉庫などで指定された荷物や商品を集める作業のことで、軽作業、仕分け作業、品出しといった名称で募集されていることもあります。この記事では、ピッキングバイトの面接で聞かれる質問や志望動機の答え方、面接時の服装マナーなどについても解説します。
ピッキングバイトの志望動機の答え方・例文
ピッキングバイトは、長期だけでなく短期や単発の募集も多く、学生でもチャレンジしやすいバイトの一つです。企業は、商品を丁寧に扱い、きちんと真面目に働いてくれる人を求めています。「家が近くて通いやすい」「シフトの融通が利く」など、長く働ける理由を伝えるといいでしょう。また、「〇〇のために稼ぎたい」「黙々とやる作業が好き」など、仕事への志向を伝えるのもいいでしょう。
<回答例>
「家の近所で通いやすく、長く続けられると思い志望しました。週3日の勤務を希望します」
<回答例>
「英語の勉強のための資金を稼ぎたく、時給が高く、土日にフルで入れるアルバイトを探しておりました。土日は10時~18時のシフトに入り、しっかり稼ぎたいと思っております」
<回答例>
「週末1日からでもOKという募集内容に惹かれ、志望しました。平日は学業が忙しく働くことが難しいので、週末にしっかり働きたいと思っています」
<回答例>
「ひとりで黙々と集中してやる作業が好きなので、自分に向いていると思い志望しました。素早く、丁寧に動けるよう頑張りたいと思います」
ピッキングバイト面接でよく聞かれる質問
ピッキングバイト経験者へのアンケートによると、志望動機の他にも次のようなことを聞かれており、シフトや勤務開始時については確認されることが多いので、事前に今後の予定を確認してから面接に臨むようにしましょう。
・シフトにはどれくらい入れるか
・夜勤シフトには入れるか
・いつから働けるか
・通勤手段・通勤時間
・力を使う仕事ですが大丈夫か
・何か質問はありますか?
倉庫のピッキングや仕分けバイトのシフトは、10時~18時など勤務時間が固定されているもの、2交替や3交替などいくつかのシフトから選べるもの、あとは勤務時間内で希望の時間で働けるものなど、会社によってさまざまです。週何階、どの時間帯で働けるかを募集内容を確認して、自分の希望を整理しておきましょう。夜勤がある場合は、夜勤に入れるかも聞かれます。入れない場合は「申し訳ありません。家の事情/授業の関係で、夜勤に入るのは難しいです」などと伝えます。
また、ピッキングバイトは、勤務先によっては数10キロの段ボールを持つこともあるので、対応できるかを確認されることもあります。
ピッキングバイト面接での服装や身だしなみ
ピッキングバイトの面接は、カジュアルな服装でも構いませんが、清潔感のある身だしなみで行くようにしましょう。無地のシャツやブラウス、シンプルなニットやカーディガンに、無地のパンツや膝が隠れるくらいの長さのスカートがおすすめです。足元はスニーカーでも問題ありませんが、汚れやすり減りが目立たない、きれいなもので。派手なアクセサリーやネイルは避け、小ぶりなデザインのものを選びましょう。髪型も、長い人は後ろでまとめ、短髪の人も整髪料で整えておくときちんとした印象になります。
面接当日に気を付けたいマナー
面接前に備えたい事前準備や、当日に気を付けたいマナーには次のようなものがあります。
・履歴書に空欄など不備がないかを確認する
・高校生は保護者の同意書が必要かを確認する
・印鑑や通帳など指定された持ち物を持ったか
・5分前には、面接の指定場所に着くように行く
・面接はいつもより大きめな声でハキハキ話す
・座るときは浅めに座り、背筋を伸ばす
面接では質疑応答以外も見られています。持ち物は、履歴書の他にも、事前に指示のあったものを用意します。会社によってはその場で採用が決まり、雇用契約の締結を行うため、印鑑や通帳などを持ってくるよう言われることもあります。
当日は約束の5分前には指定場所へ到着し、担当者を呼び出します。担当者が来たら、「本日アルバイトの面接で来ました〇〇と申します、よろしくお願いいたします」と挨拶をして一礼します。部屋に入り、「どうぞ」と言われたら椅子に座りましょう。座る時は浅めに座り、背もたれに寄りかからないようにすると姿勢がよくなります。質疑応答では、いつもより大きな声でハキハキ話すようにしましょう。面接が終了したら、「ありがとうございました」と軽く一礼をしてから退出します。