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2021年06月25日

治験バイトとは? 仕事内容と体験談、メリット・デメリットを解説

タウンワークマガジン 治験バイトとは?仕事内容、時給、勤務時間やメリット・デメリットを解説

治験バイトとは

治験バイトとは、新しい薬、サプリメント、化粧品などの効果や副作用を明らかにするため、実際にその薬の効果を試す被験者となるものです。こちらはアルバイトではなく、有償のボランティアであることが一般的です。薬の治験は、厚生労働省に認可されるための最終的な臨床試験のため、実施には国の厳しいルールがあります。未承認の薬での検証でもあるため、治験に協力して受け取る協力金は、比較的高額です。

治験でやること

治験には、通院するタイプと、入院するタイプの2つに分けられます。どちらも基本的には薬やサプリメントなどを服用し、服用後の体調の変化を検査されるという内容の仕事です。検査ではほとんどの場合に採血を行いますが、治験の内容よってその頻度や回数は異なります。

通院タイプは、入院するケースと比べて比較的負担が軽いものが多く、採血や脳波測定のモニターなどであれば、4~5時間程度の日帰りで済むものも少なくありません。中には長期間にわたって行われる治験もあり、その場合は週に1度程度通院することもあります。
入院タイプの治験では病院に入院し、短いものでは1日入院(1泊2日)、長いものでは1カ月以上というものも存在しています。入院期間中は、しっかりと時間管理された生活を送ります。起床や就寝、食事の時間が厳密に決められており、その他に定期的な検査の時間があります。それ以外の時間は基本的には自由行動ですが、基本的に外出や喫煙、飲酒、スマートフォンの利用などは制限されます。

身体に影響が出たらどうなる?

治験中に副作用がみられたら、すぐに中止し、健康回復への対応がなされます。治験当日に副作用が生じたら、その場で治験を中止し処置が行われます。後日身体に影響がみられた場合でも、手厚い対応を受けられます。基本的には製薬会社から保証が出ることになっており、金銭的な心配をする必要はありません。また入院が必要な場合でも、医療手当や休業補償金が給付されます。

バイト代、謝礼、協力金は?

治験はアルバイトではないためバイト代ではなく、謝礼、協力金などと呼ばれます。協力した期間に応じた日次単位での支給がメインです。相場は1日あたり1万~2万円程度です。入院して試験をする場合では、1週間で10万円程度もらえることもあります。

治験は誰でも参加できる?

治験は誰でも参加できるわけではありません。参加者の健康を配慮して、治験に参加するにはさまざまな条件が決められています。治験は、概ねその治験の対象となる疾患をもつ患者に行う場合と、健常な成人を対象とする場合があるようです。治験の種類によって、年齢制限や性別、病歴など条件もさまざまなので募集内容をよく確認しましょう。詳しくは担当医師や治験のコーディネーターなど関係スタッフに問い合わせるといいでしょう。
また、入院の場合、その期間中は基本的に病院の外には出られません。期間中は他の被験者と集団生活を送ることも特徴です。そのため比較的自由時間がある人や、集団生活が苦にならない人が適しているバイトといえます。

メリット・デメリットは?

治験バイトのメリットは、健康診断を企業側の負担で受けられる点や、高額収入が得られる点です。また入院する場合は、栄養管理がされた食事が出されるなど、健康維持のためのサポートを受けられる点もメリットといえます。その一方で、治験中の生活に一定の制限があるというデメリットもあります。たとえば入院中、病院内では読書や勉強などをして比較的自由に過ごすことができますが、場合によっては食事や運動が制限されることがあります。

実際に働いた人の体験談

タウンワークマガジン 治験バイトとは?仕事内容、時給、勤務時間やメリット・デメリットを解説未知の世界に感じられる治験ですが、実際に働いた人の体験談を知ることで、より実感をもって理解することができるでしょう。ここでは、治験体験者のコメントを紹介します。

・製薬会社の新薬の治験で、紙に包まれた粉を飲んで感想を書く、といった内容でした。拘束時間は1時間半だったと記憶しています。粉を口に入れて、コップ一杯の水で飲み込むだけですが、その前に会社の方から新薬の説明と無害なことの説明を30分ほど聞きました。薬の味、飲みやすさ等を細かく記入しました。(女性/40代/主婦)

・新薬の治験です。ベッドが並んでいる病室で2泊3日の入院です。トイレ以外はずっとベッドで横になっていました。血液検査がちょっと面倒くらいであとは楽でした。その後の身体も異常はありませんでした。(女性/40代/主婦)

・睡眠薬や睡眠導入剤のデータ収集のバイトをしました。夕方17時に施設に行き、19時に投薬、20時から翌朝7時までの心拍数、脳波のデータをとりました。拘束時間は一回に15時間、3日間を2週間かけて検査しました。その後の身体への影響はありませんでした。(女性/30代/主婦)

・最初は健康診断のようなことをします。所要時間は1時間程度。その後、何度か指定の病院に通って血液検査などをして、薬や健康食品による効果を確認します。これも毎回1時間程度。今のところ、身体への悪影響はないようです。(男性/40代/会社員)

・私が参加したもののひとつで、週末3泊4日の参加というものがありました。謝礼金が8万円。週末で金曜日に休日をとれば参加できました。ただ誰でも参加できるわけではなくて、事前健康診断を受ける必要がありました。健康診断は血液検査に大きく影響するので、「軽めの和食にしてください。」という指示をうけました。(男性/30代/会社員)

このように、生活に多少の制限はあるものの、身体への副作用は少なく、一度に高収入を得られるといったコメントが多くありました。

まとめ

新薬が厚生労働省に認定され、世に出るために、重要な役割を担っているのが治験のバイトです。そのような社会的貢献ができるだけでなく、高収入や健康診断など、自分にとっても嬉しいメリットがあるのも特徴といえます。治験はしっかりとした基準や枠組みの中で実施されており、もし副作用が出た場合でも、充実した処置や金銭的保証を受けられます。比較的自由時間があり、集団生活が苦にならず、高収入が必要という人は、ぜひチャレンジしてみてください。

【アンケート概要】
調査地域:全国、調査対象:男女、調査期間:2017年03月03日~2017年03月16日、有効回答数:100サンプル、調査会社:株式会社ウィルゲート

※初回掲載 2017年5月8日 を更新しました

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