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2021年08月24日

花屋さんでバイトしたい!仕事内容、時給、きつい&楽しいところ、志望動機の書き方は?

花屋さん 花 女子 仕事内容 志望動機 バイト タウンワーク一年を通して、美しい花や観葉植物などを販売している花屋さん(フラワーショップ、生花店)。特に、花が好きな人は憧れる職業の一つであり、花屋さんでバイトをしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。そこで、ここでは花屋のアルバイトでの仕事内容や、バイトに応募する際に必要な履歴書の志望動機の書き方などについてご紹介します。

花屋さんのバイトの主な仕事内容

花屋さん(フラワーショップ、生花店)のバイトは店頭で接客を行うだけでなく、ほかにもさまざまな業務があります。バイトに応募する前に主な仕事内容を押さえておきましょう。

水揚げ

栽培業者から仕入れた生花がきちんと水を吸うように、適した処理をする作業です。切り花の鮮度を落とさずに商品として長持ちさせるために、茎を切るなどの作業を行います。

花の手入れ

切り花の水やり、バケツの水替え、温度管理などを行います。また、傷んだ葉や花を取り除いたり、害虫を駆除したりと、商品の花や鉢物のメンテナンスを行います。

花束製作、フラワーアレンジメント

簡単なラッピングや店頭陳列用の花輪などを作るほか、お客様の注文に基づいてオリジナルの花束を作ることもあります。特に、オリジナルの花束はお客様の予算・イメージ・目的などの要望に合わせて作り、時にはアドバイスを求められることもあるので、センスが問われます。また、装飾に使うリボンなどの小物も作ります。

接客、会計、配達

お客様への声掛けやレジでの会計業務、配達(お客様の自宅・店舗・企業・イベント会場などへのお届け)などを行います。

開店・閉店作業

開店の準備や閉店後の後片付けなどを行います。店内の清掃を行ったり、店頭や店内のディスプレイを整えたりします。

花屋さんでバイトするには

大好きな花に囲まれて仕事がしたい」「将来、フラワーショップを開きたい」などと考えている人は、まずバイトから始めてみましょう。ここでは、花屋さんでバイトする方法や持っていると採用されやすい資格などについてご説明します。

資格や免許は不要で未経験でも働ける

花屋さんでバイトをするのに必須の資格や免許はありません。また、多くのお店では花屋さんでのバイト経験がなくても働けます。仕事は、求人サイト・バイト情報誌・店頭の貼り紙などに掲載されている求人情報を基に応募するのが一般的です。
バイトに採用されると、店長や先輩スタッフから指導を受けながら、仕事を覚えます。バイトからスタートして経験を積みながら正社員にステップアップすることも可能です。また、将来的には自分の店を持つというキャリアアップの道もあります。

有利になる可能性のある資格

フラワーデザイナー資格検定試験(NFD)
「公益社団法人日本フラワーデザイナー協会」(NFD)が認定しているフラワーデザイナーの資格で、3級・2級・1級があります。学科と実技があり、実技ではアレンジメント・花束・ブーケなどを製作します。資格取得希望者は、NFD講師もしくはNFD公認校から認定される必要があり、講師が主宰するスクールや公認校に入学して知識や技術を学び、試験を受けます。
公益社団法人日本フラワーデザイナー協会 http://www.nfd.or.jp/
フラワー装飾技能士
花の装飾に関する唯一の国家資格です。3級・2級・1級があり、3級は実務経験があれば受検可能です。2級は2年以上の実務経験者か3級合格者、1級は7年以上の実務経験者、もしくは3級合格後4年以上の実務経験か2級合格後2年以上の実務経験があれば受検できます。試験では、フラワー装飾の知識に関する学科と、ブーケや花束、卓上装飾花などの実技試験が行われます。

花屋さんバイトに向いている人

花を扱う仕事なので、花をはじめとする植物全般が好きで、花の手入れなど細かい作業が苦にならないことが大前提です。花束製作の技術をはじめ、覚えることも多いので、勉強する意欲が高いことも大切です。
また、花を買っていただいたお客様を笑顔にする接客業なので、コミュニケーション能力が高い人、人を喜ばせるのが好きな人に向いています。

花屋さんバイトのメリット|楽しいところ

花屋さんの仕事は、美しい花々に囲まれた職場で働けるため、花が好きな人にとってはうれしい環境でしょう。知らなかった植物に出合えたり、手入れ方法などの知識を得られたりするため、知的好奇心も満たされます。また、花束やフラワーアレンジメント作りのスキルを身に付けられる点も魅力的です。胡蝶蘭などのお祝いの花や供花を手掛けることもあるため、冠婚葬祭に関する知識を得られ、日常生活でも役立てられます。
また、花屋さんの仕事は、お客様の笑顔に接する機会が多いのも特徴です。そもそも不機嫌な表情で花を買いにくる人は少なく、商品を手渡すと大抵のお客さまは笑顔になったり表情が明るくなったりします。それは、自分の仕事が認められていると感じる貴重な瞬間になるでしょう。

花屋さんバイトのデメリット|きついところ

美しい花や観葉植物に囲まれて働く花屋さんのバイトですが、楽しいことばかりではなく、デメリットもあります。

第一に、水仕事が多いことです。水揚げや水替えなど水に触れることが多いため手が荒れ、時には花のトゲなどで手を傷つけてしまうかもしれません。
第二に、力仕事もあることです。鉢物や花が入ったバケツには重いものもありますが、1日に何度か持ち上げなければならないときがあります。
第三に、虫が苦手な人は、商品の害虫駆除に苦労する可能性があることです。

花の名前や花束製作など覚えることが多い点をデメリットに挙げる見方もありますが、花を扱うのが大好きな人には特に苦にはならないでしょう。

花屋さんでバイト向けの志望動機の書き方

花屋さんのバイトに応募する際に必要な履歴書の志望動機の書き方や例文をご紹介します。

志望動機のポイント

植物全般に対する強い興味があることは大前提です。さらに「花を通してお客様を笑顔にしたい」という思いがあること、人とコミュニケーションを取るのが好きで接客業をやってみたいと考えていることなども記載しましょう。
また、数ある花屋さんの中で、なぜこの店で働きたいのかという理由もしっかり書くと、採用担当者に好印象を与えます。

志望動機の文例

<文例1>
貴店は私が住むアパートの近くにあり、お店に伺うと常に笑顔で接客されているスタッフの皆様の姿が素敵で、どのお店と比較しても印象的です。
私は幼い頃から花が好きで、自室には切り花を絶やさず、将来は大好きな花に携わる仕事がしたいと希望しています。生花店で働くのは未経験ですが、以前は居酒屋のホールでバイトをしていたことがあり、接客には自信があります。この経験を貴店でも活かして働きたいと考えております。
<文例2>
私は大学生になってから2年間、週1回生け花教室に通っております。四季折々の花を使って生け花を作る中で、花の魅力や奥深さを感じ、「花と触れ合える仕事がしたい」と考えるようになりました。
バイト経験はありませんが、世代や性別に関係なく、人と話をすることが大好きです。花の魅力や特性を生かした花束作りやフラワーアレンジメントが人気の貴店で、お客様を笑顔にするお仕事をぜひさせていただきたいと考え、応募いたしました。
<文例3>
私は高校時代の3年間、園芸部に所属していました。種まきや手入れなどは大変なこともありましたが、校内の花壇や敷地内で、自分たちで育てた花や植物が美しく成長することに大きな喜びを感じておりました。大学に入ったら花屋さんでバイトをしたいと考えていたところ、切り花から鉢植えまで多くの植物を取り扱う貴店を知り、ぜひお仕事をさせていただきたいと考え、このたび応募いたしました。

素敵な花を届けて、お客様を笑顔にしよう

キレイな花々に囲まれながら働く花屋さんのバイトは、花が好きな人にとってはとても魅力的で、やりがいを感じられるでしょう。最初は覚えることがたくさんありますが、その分、興味のある分野で知識と技術が身に付けられます。
ただし、「花が好き」というだけでは、花屋さんの仕事は務まりません。お客様に花を販売する接客業なので、ある程度のコミュニケーション力やビジネスマナーが必要です。また、水仕事や重い鉢植えを運ぶ作業もあります。そうした点を踏まえた上で、「花を通してお客様に幸せな気持ちをお届けしたい」という思いが強い人は、花屋さんのバイトに応募してみてはいかがでしょうか。

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※初回公開:2018年1月9日

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