アーティスト・俳優/加藤大悟さんインタビュー 「初心を忘れず、何事にも一生懸命!エンタメを通して、笑顔や幸せを届けたい」
「加藤大悟1st写真集 だいじぇすと、」(主婦と生活社刊)を発売する加藤大悟さん。初めての写真集に込めた思いや制作の裏側に迫ったほか、2人組ユニット「Hi☆Five」のメンバーのみならず、ソロアーティスト、また、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage(以下、ヒプステ)の四十物十四役やミュージカル『刀剣乱舞』の山姥切国広役など俳優としても活躍する中、どのような姿勢で仕事に取り組んでいるのかを聞きました。
過去、現在、未来の加藤大悟をギュッと要約した写真集
――どんな写真集に仕上がりましたか? そして、タイトル「だいじぇすと、」の意味を聞かせてください。
北海道で撮影したパートのテーマは“ひとり旅”です。朝、起きてから旅に出て、ひと皮むけて帰ってくるまでの過程を描いていて、子どものようにはしゃぐ加藤大悟、等身大の加藤大悟をありのままに撮っていただきました。そして、東京で撮影したパートは、大人びたファッションやクールな表情など未来の加藤大悟を想定して撮ったもので、過去も現在も未来も全部ギュッと要約したという意味で「だいじぇすと、」というタイトルです。
――北海道ロケは加藤さんの希望だったそうですね。
これまで一度も行ったことがなかったことと、グルメが大好きで自然も大好きなので、選ばせていただきました。撮影は7月で、北海道とはいえ、めちゃくちゃ暑かったので今度はもっと過ごしやすい季節に行きたいです。
――北海道での思い出を聞かせてください。
壮大な1本道や花畑など思い描いていた大自然が目の前に広がっていて、実際にひとり旅をしているような感覚でした。念願だった海鮮丼を食べた時は「こんなに美味いんだ!」と感動して、1日1時間1分1秒が素敵な時間になりました。
真っ先に見せたいのは家族! 「写真集できたよ」って渡したい
――東京での撮影はどうでしたか?
僕は今月23歳になったばかりですが、23歳って社会人1年目を迎える人も多い。多くの人にとって節目の年であるように、僕も節目と考えているので、もっとカッコいい男になりたいと思い、大人っぽいシチュエーションで撮らせていただきました。ビリヤードをしたり、サングラスをかけて、グラス片手にバーで過ごしていたり、いつもとは全然違う加藤大悟の姿を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
――完成した写真集を真っ先に見せたいのはどなたですか?
やっぱり家族ですね。おそらく、母はいろんな人に自慢するんでしょうけど(笑)、そういう姿を見た瞬間に「この仕事をやっててよかった」と実感できるので、母に「写真集できたよ」と渡したいです。
――ダイジェストには要約という意味がありますが、自身を要約するとどんな人ですか?
“経験豊富”かな。とにかく未来につなげたいという思いで、どんなことにも全身全霊で取り組み、経験を重ねてきたので、そんなふうに頑張ってきたことが今回の写真集につながったのかなと思います。
ピザ店で2年半のアルバイト、あの経験がなければ自分にもっと甘くなっていたかも
――その豊富な経験の中で、現在の人格を形成する最も大きな経験は何でしたか?
芸能界に入ったばかりの頃に経験した約2年半のアルバイトですね。ピザのデリバリーです。芸能界に入ったらすぐに稼げるものだと思っていたのですが、実際はビックドリームを掴むための準備段階にすら至っていなくて。少しでも前に進むため、多くの人と交流をもとうと食事に行ったり、人間関係を築くために行動を共にしたりしていましたが、そうするためにはやはり時間とお金が必要なので、睡眠時間を削って働いていました。お金を稼ぐことの大切さを知りましたし、あの経験がなかったら、もっと自分に甘い人間になっていたかもしれません。
「ヒプステ」に出演したことで、俳優業に興味をもつように
――23歳となり、仕事に向き合う姿勢に変化はありましたか?
「Hi☆Five」のメンバーとしてデビューしたので、10代の頃は目の前のことに精いっぱいで、だいぶ視野が狭かったと思います。現在、いろいろなお仕事をいただけている中、自分にはこういう仕事が向いている、こういう仕事は苦手だから、もうちょっと頑張ったほうがいいなど、少しずつですが自己分析ができるようになってきて。ただ、気持ち的にはまったく変わらず、初心を忘れないよう、目の前の仕事に一生懸命取り組む。そして、エンタメを通して、笑顔や幸せを皆さんに届けたいという思いをずっと持ち続けています。
――俳優業においては、苦手なことにチャレンジしなければいけない場合もあるのでは?
例えば「ヒプステ」なら「これは四十物十四であって、加藤大悟ではない」など、あくまでも役柄のうえでのことだと割りきるようにしています。
――これまでの活動で、「転機」になった作品について聞かせてください。
「ヒプステ」が大きいですね。初めてのお芝居の仕事であり、初舞台。この作品の出演がきっかけで、やりたいことがどんどん増えていったので、すべての原点は「ヒプステ」です。
――「ヒプステ」を通して、どう変化しましたか?
それまでは歌にしか興味がなく、「Hi☆Five」で頑張っていこうと考えていましたが、出演した後に「役者って素敵だな、演劇って素敵だな」と思えるようになったんです。幸せな気分になったり、悲しくなったり、苦しくなったり、いろいろな感情を共有できるのはエンタメならでは。出演作を重ね、少しは僕も感情の変化を皆さんに提供できる立場になれたのかなと感じています。
いつか僕も誰かに影響を与えられる存在に
――仕事をするうえで大事にしているのはどのようなことですか?
とにかく感謝の気持ちを忘れない、そして、何事にも一生懸命取り組むことです。もともと僕は「人の命を助ける仕事がしたい」と、消防士を目指していたのですが、同時に歌うことも大好きで。そんな時、NISSY(西島隆弘)さんの音楽と出合い、「もっとうまく歌いたい」「もっとカッコよくなりたい」と考えるようになり、いつの間にかそれが生きがいになっていました。職種は違いますが、アーティストも消防士も誰かを救うことで、感謝される存在。「ありがとう」「こちらこそありがとう」と互いに伝え合うこと僕は大好きなので、いつか僕も誰かから感謝されたり、影響を与えたりすることできる存在になりたいです。
――現在の原動力は?
「すべてはソロライブのため」ですね。いろいろなことに興味をもっていますけど、やはりアーティスト活動が一番にやりたいことなので、そのためにもお芝居の仕事でたくさん学んで、表現力を身につけて歌に活かしたいと思いながら頑張っています。
――先ほど23歳が節目の年というお話も出ましたけど、日々、奮闘している同年代の皆さんへメッセージをお願いします。
身近にあるものを一つ一つしっかり自分の中に落とし込んでいったら、必ずどこかで見てくれている人がいると信じて、僕はいろいろなことを乗り越えてきました。そうしているうち、自分のソロライブをするという夢が叶い、写真集も出すことになって、さらに、ミュージカル『刀剣乱舞』というビッグコンテンツに関わることもでき、映画に主演し、その主題歌まで歌わせていただくという経験をさせてもらいました。まだ夢を追いかけている途中なので偉そうなことは言えませんが、何か目標があってそのゴールを10とするならば、ゴールが大切なのではなく、1~9まですべてのプロセスが大事なんだとお伝えしたいです。
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— タウンワーク (@townworknet) September 29, 2023
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加藤大悟(かとう・だいご)
2000年9月19日、愛知県生まれ。2018年、東海地方を拠点に活動するボーイズグループ「Hi☆Five」のメンバーとしてデビュー。今年5月に主演映画「タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。」主題歌「0%」をソロでリリース。主な出演作に舞台『魔法使いの約束』祝祭シリーズ(ヒースクリフ役)、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageシリーズ(四十物十四役)、ミュージカル『刀剣乱舞』(山姥切国広役)など。「リーディングシアター『アドレナリンの夜』」(9月24日~10月9日・東京建物Brillia Hall)に出演する。
◆Official Site:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/11000016/
◆Official X(旧Twitter):@katodaigo0919
◆Official Instagram:@katodaigo0919

加藤大悟1st写真集 だいじぇすと、(主婦と生活社刊)
9月29日発売
編集:ぽっくんワールド企画
撮影:河井彩美
取材・文:荒垣信子
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。