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2018年12月26日

俳優/歌手・山崎大輝さんインタビュー 「まわり道だと思っても、勇気を出して小さな一歩を踏み出してほしい」

山崎大輝

アイドル育成ゲーム原作の人気シリーズ最新作「あんステ」こと「『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Memory of Marionette~」のステージに、斎宮宗(いつき・しゅう)役で出演する山崎大輝さん。歌にダンスに芝居に、新たな魅力を発揮する山崎さんに舞台の見どころと仕事観を伺いました。
 

斎宮宗の“こだわり”をうまく表現したい

山崎大輝

――大人気の「あんステ」シリーズですが、これまでご覧になられたことはありましたか?

出演が決まってから前シリーズの映像を見せていただいたんですけど、第一印象は “キラキラしてる”なって。「僕にこのキラキラ感が出せるのかな?」と、一瞬不安にもなりました(苦笑)。

――斎宮宗のビジュアルを見させていただきましたが、キラキラしていてお似合いでしたよ。

ありがとうございます。斎宮宗が属するValkyrie(ヴァルキュリー)は格式高いユニットで、しかも宗はそのリーダーであり、芸術に関係するものはすべて自分でやってしまうというキャラクター。僕も格式高く演じなきゃと、気持ちが引き締まりました。

――浮世離れしたキャラクターですから、役作りも大変そうですね。

斎宮宗がステージに登場するのは今回が初なので、僕が初めて“動き”を付けることになるんですけど、宗は自分で衣裳を作るほど、些細なことまでこだわるキャラクターなんです。そんな宗の“こだわり”をうまく表現したいと思っています。
 

原作へのリスペクトを忘れず、舞台に立っています

山崎大輝

――「あんステ」といえば、本編中のライブパフォーマンスも見どころの一つです。

稽古に入る前にボイストレーニングに通って、ステージでおそらく披露することになるであろう曲を自主練していたんです。斎宮宗は「帝王」と言われる立ち位置のキャラクターなので、ゲームで宗の声を担当された高橋広樹さんの演じ方を参考にさせていただきつつ、どんなふうに“帝王感”を出そうかなっていろいろ考えています。

――帝王ぶりに期待しています。今回に限らず、既存のキャラクターを演じる時に意識することはありますか?

まず大切にしているのが原作へのリスペクトは忘れないようにするということ。事前に原作をチェックして、キャラクターの声や所作など表現されている部分はなるべく近づけるようにしています。でも、完璧に近づけるのは難しいことなので、原作のキャラクターのどこに重点を置いて表現するかを取捨選択しつつ、舞台ならではのオリジナリティをプラスしています。
 

「あんステ」をValkyrie色に染めます

山崎大輝

――そんな裏の努力があって、ステージが成り立っているんですね。では今回、一番見て欲しいのはどんな部分ですか?

僕も含めて、今回新たに加わったメンバーがいるんですけど、人が違えば作品の雰囲気も違ってくると思うので、これまでのいいところは踏襲させていただきつつ、そこへさらに新しい色をプラスして、より魅力的な「あんステ」にしたいです。特に今回はValkyrieメインでやらせていただくので、「あんステ全体をValkyrie色に染めていいんですよね?」という気持ちです。

――本番を楽しみにしています。ところで、この世界を志したきっかけは何だったんですか?

子どもの頃から音楽が大好きだったんですけど、ある時、音楽番組を見ていたら「自分も表舞台で歌いたい!」と思ったんです。そんな僕の気持ちを察したのか、母が「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募してくれました。
 

作品をお客様に見てもらう瞬間が一番幸せ

山崎大輝

――見る側よりもやる側に興味があったんですね。やる側になってみて、どんな時に喜びを感じていますか?

今回の舞台はもちろん、映画やドラマなど作り上げたものをお客様に見てもらう瞬間が一番幸せです。そして、何らかの反応が返ってくることは本当にありがたいことだなって。応援してくださる皆さんの声やお手紙が僕の励みになっています。

――ファンの皆さんの応援は力になりますよね。では、お仕事をする上で大切にしていることは?

どんな作品に関わる時も、最初に自分の中で決め事をするんです。今回の「あんステ」でいうなら、「作品をValkyrie色に染める」ということ。そういう最初に決めた事は最後まで曲げたくないといつも思っています。
 

応援してくださる皆さんの声があるから頑張れる

山崎大輝

――頼もしい! そんな山崎さんの原動力になっているものは何でしょう?

ありきたりかも知れませんが、応援してくださる方の声ですね。みなさんの声を聞くことで、楽しい気分で仕事ができます。ですから、これからも見放さないでいただきたいです(笑)。

――最後に、夢や目標に近づくため日々もがき、奮闘している同世代の皆さんへメッセージをお願いします。

何かを始める時ってなかなか行動に移せなかったりしますよね。僕自身も “最初の一歩”について考えすぎちゃって躊躇してしまうことがありますけど、どんな小さな一歩であろうと、踏み出したほうがいいと思うんですよ。これまでの僕の経験からして、一歩踏み出したほうがいい方向へ転ぶパターンが多いように感じます。最初はまわり道だと思っていたプロセスが、実は近道だったという想定外のことも起こり得るので、躊躇せず何事にも挑戦してほしいです。僕も挑戦し続けます!

 

■プロフィール
山崎大輝
(やまざき・たいき)
1995年10日3日、静岡県生まれ。2010年「第23回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、芸能界デビュー。これまでの主な出演作は「宇宙戦隊キュウレンジャー」、ミュージカル「忍たま乱太郎」シリーズ、2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージなど。2018年1月にはTaiki名義で1stシングル「Imagenerations」をリリースしたほか、1st写真集「Impression」が主婦と生活社より好評発売中。

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編集:ぽっくんワールド企画
撮影:井野友樹
取材・文:荒垣信子

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