スマートフォン用サイトを表示

アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】

2019年05月28日

辻本達規(BOYS AND MEN)インタビュー『バイトで将来に役立つ経験が出来たのは自分自身のためになった』

辻本達規 BOYS AND MEN ボイメン 名古屋 アーティスト タウンワークマガジン 頭の中のフィルム
愛知県・名古屋発、昇竜の勢いをみせるエンターテイメント集団BOYS AND MEN(通称“ボイメン”)のメンバーである辻本達規さん。社会経験にもなったというバイト時代のエピソードを伺いました。そして、5月29日には新曲「頭の中のフィルム」がリリース。制作エピソードも合わせて伺いました。

青春の熱さと苦さを内包した新曲——ずっとチャレンジしていくグループでありたい!

――新曲の「頭の中のフィルム」は、これまでのシングル曲とはひと味違うロックテイストですね。

卓真(10-FEET・TAKUMA)さんが書き下ろしてくださった曲で、歌詞も今までのボイメンの熱量とはまた違った熱さなんですよね。全開でわーっといく感じとは違う、青春の熱さと苦さみたいなものを感じられる曲になっていると思います。

――どこか青春の切なさみたいなものも感じられますね。

聴いているとイマジネーションがくすぐられるような曲なんですよね。きっと、聴くタイミング、聴く時期によって、また変化していく曲だと思います。僕自身、歌っていくうちに“こういう思い出って確かにあるよなぁ”とかどんどん染み込んでいったし、MVを撮っていくうちに世界観が広がるのを感じました。

――そのMVは、アクションシーン満載。まさに青春を熱演していますね。

もともとアクションがすごく好きで、いつかやりたいなと思っていたんですけど、今回のMVは、品川(ヒロシ)さんが監督として撮ってくださるということで、生々しいアクションになったと思います。撮影中も僕らが映画で観ていた品川さんの『ドロップ』の世界に入っていった感じだったんです。もう一回、高校生の時が蘇ったような感覚になりました。

――撮影はかなり大変だったでしょうね。

普通にアッパーが顔に入っちゃって「痛っ!」みたいなこともあったんですけど、撮影を止めずに、最後まで頑張ってやりきれたので、そういう意味では自分を褒めてあげたいです(笑)。

――上半身をガーンと脱いで見せるシーンも。

品川さんも「お前はもう筋肉バカでいいんじゃない?」って言ってくださって(笑)、僕もそうだなと思って、思い切りやらせてもらいました。品川さんならではの真剣な中にも楽しい部分があって、ボイメンらしさを引き出してもらえたなと思っています。

――MVは曲が終わった後も見どころですね。

あれは必死に笑いを堪えています(笑)。森田さん(さらば青春の光)のツッコミが面白くて。あれ、現実にはもっと長かったんですよ。ぜひ、MVを見る方は最後まで楽しんで欲しいです。

――楽曲の世界観、表現するフィールドも広がっていますね。

ボイメンらしさを大事にするのはもちろんなんですけど、僕らはずっとチャレンジしていくグループだと思っているので、今までにないようなテイストだったり、ありそうでなかったところに手を伸ばしていく、なかったコラボもしていくっていうのはこれからもやっていきたいなと思いますし、新たなフィールドにチャレンジしていけているという実感はあります。

ホテルのバイトに応募したのは、純粋にマナーを学びたかったから

辻本達規 BOYS AND MEN ボイメン 名古屋 アーティスト タウンワークマガジン 頭の中のフィルム
――ここからは、辻本さんのアルバイトの思い出を伺おうと思います。

最初に経験したのは、高校生の時に働いた飲食店です。地元で時給も高かったので、そこにして、半年ちょっと働きました。

――印象に残っていることはありますか?

基本的には、いつもは従業員が3~4人いるんですけど、お正月の早朝、ひとりで回すことになったんです。元日だからヒマかなと思ったら、けっこう忙しくてテンパりました。さすがに、最後には店長が助けてくれてなんとか乗り切りました。

――その他にもアルバイトはしていますか?

引っ越し業者のアルバイトもしました。トレーニングにもなるし、時給も良かったので、“これはやってみたい!”と思って。荷物の入ったダンボールを3つぐらい持ってダッシュとか、そういうのは嫌じゃなかったですね。むしろ楽しかったです。その次がホテルのホールスタッフ。(地元の)岐阜にある大きなグランドホテルで募集していたので応募しました。ホテルで開かれる大きなパーティーでは、蝶ネクタイをした正装で、髪型もオールバックでやっていましたね。ビールの注ぎ方から食べ物の提供の仕方までそこで学びました。

――未知の世界ですよね。

はい。ホテルのバイトに応募したのは、純粋にマナーを学びたかったからなんですよ。そういう場所を経験しておくと将来に活かせるのかなと。自分自身の勉強になると思ったので選びました。

マナーを知っていると、気持ちに余裕が生まれる

辻本達規 BOYS AND MEN ボイメン 名古屋 アーティスト タウンワークマガジン 頭の中のフィルム
――特に勉強になったことは?

いくつもあるんですけど、例えば、ビールは必ず上座からつぐとか。ラベルを上にして注ぐとか。注ぎ口を拭いて最後ひねって終わるとか。待っている間の姿勢も厳しく指導してもらったので、大変ではあったんですけど勉強になりました。

――今でも役立っていますか?

なかなか使うタイミングはないんですけど(笑)、でも、分かっているのと分からないのとではその場での余裕も違うので、知ることが出来て良かったなと思います。

――それが最後のアルバイトですか?

最後はデパートの設営をやっていました。催事場の期間限定イベントのセッティングです。これは大学生の時、ボイメンを始めたくらいまでやっていました。大学でサッカー部に入っていたんですけど、そのサッカー部では、そこでバイトをするのが伝統になってたんです。その日のうちにお金がもらえるのも嬉しかったですね。

兄からのアドバイス——バイトは、自分自身にとってプラスになるものを選ぶこと

辻本達規 BOYS AND MEN ボイメン 名古屋 アーティスト タウンワークマガジン 頭の中のフィルム

――それぞれアルバイトを決める目的が明確ですね。

やるんだったら自分のプラスになるようにというのは考えていました。就職前の若い時期に、時間を無駄に使うのはもったいないと思ったんです。社会に出る前の準備期間をお金のためだけに過ごしたくなかったので、そこも重視していました。僕、お兄ちゃんがいるんですけど、兄がそう教えてくれたんです。最初は時給だけでアルバイトを選んでいたら、「どうせならお金だけじゃなくて自分の勉強になるほうがいいんじゃないの?」って。まさしくそうだなって思いました。

――また、選んだ職種が幅広いですよね。

そうですね。いろんな世界を経験したいし、いろんな格好ができるのも楽しいじゃないですか(笑)。ホテルのスタッフのピシッとした格好も、学生時代には経験出来ないスタイルだったので気持ちが引き締まりました。

――カッコ良くキメて、女性からも声を掛けられたり(笑)?

いや、ちゃんとブレずに仕事をしていましたよ。ただ、「あの子カッコいいね」とか言われてちょっとうれしかった思い出はあります(笑)。

10歳以上年上の人とコミュニケーション出来た経験は、今にも役立っている

辻本達規 BOYS AND MEN ボイメン 名古屋 アーティスト タウンワークマガジン 頭の中のフィルム
――ちなみに、その頃、芸能界に入ろうという思いは持っていたんですか?

ホテルでバイトをしていた頃には、特に強い意思があったわけではなく、“楽しそうだな”くらいでした。僕はもともと学校の先生になろうと思って、教員免許を取るために教職を受けていたんです。でも、教員以外に、人を育てたり、人に影響与えたり、人の人生を豊かにできるものは何かって考えた時に、芸能活動かなと思ったんですよね。その頃にちょうど深夜帯にボイメンの番組をやっていて、名古屋で出来る活動というのもあって、すぐに応募しました。

――その後、ボイメンの活動が始まって、アルバイト経験がプラスになっていると思うことは?

バイトをしていると、10歳以上年上の人と接することもあって、部活や学校生活では得られないコミュニケーションがそこで学べたと思います。芸能界に入ったら、10歳どころか、さらに上の方とご一緒することもよくあるので、学生時代のアルバイト経験が活きている部分はあると思っています。

最初のバイト代で買った母へのプレゼントは、忘れられない思い出

辻本達規 BOYS AND MEN ボイメン 名古屋 アーティスト タウンワークマガジン 頭の中のフィルム
――では最後に、新曲にちなんで、アルバイト経験の中での「頭の中のフィルム」に残る思い出は?

これ言ったらめちゃくちゃいいやつになっちゃうな(笑)。一番最初のアルバイトで稼いだお金で、母に時計を買いました。2万4千円ぐらいだったかな。その後、ずっと母がその時計をつけてくれていたのは嬉しかったですね。

――素敵な思い出ですね。

高校時代は野球部で本当に苦労もかけたので、こういう機会にプレゼントしたいと思ったんですよね。ちょっと照れるけど、自分的には忘れられない思い出です。

■Profile
辻本達規(つじもと たつのり)

2010年に結成された東海エリア出身・在住の9人のメンバーで構成されたユニット“BOYS AND MEN”(通称ボイメン)のメンバー。トレードマークである学ランを身に纏い、歌・ダンス・芝居だけでなくミュージカルなどもこなすエンターテイメント集団。

2018年12月に初のベストアルバム『ボイメン・ザ・ベスト』をリリースし、2019年1月14日には、結成当初から目標にしていた念願のナゴヤドームでのライヴを大成功に収めた!

◆BOYS AND MEN OFFCIAL SITE:https://boysandmen.jp/
◆BOYS AND MEN Official Twitter:@BOYSANDMENinfo

企画・編集:ぽっくんワールド企画 撮影:河井彩美 取材・文:田部井徹

 
▼関連記事▼

本田剛文 BOYS AND MEN 愛知 名古屋 ボイメン ザ ベスト ドーム インタビュー タウンワークマガジン本田剛文(BOYS AND MEN)インタビュー『壁にぶつかった時は、失敗しても“次に成功する方法”を考えることが大切』

愛知県・名古屋発、昇竜の勢いをみせるエンターテイメント集団BOYS AND MEN(通称“ボイメン”)のメンバーである本田剛文さん。唯一のバイト経験だというハンバーガーショップでのお話を中心に、仕事をするうえで大切にしていることなど人柄が垣間見られるお話を伺いました。

田村侑久(BOYS AND MEN)インタビュー「脱サラ経験者として、諦めなければ何でもできるということを伝えていきたい」

念願のナゴヤドームコンサートも決定し、ノリにノリまくっている名古屋発のエンターテインメント集団・ボイメンことBOYS AND MEN。今回は田村侑久さんにインタビュー。サラリーマンからの転職、下積み時代の秘話、そして、ボイメンの将来について語ってくれました。

小林豊 BOYS AND MEN インタビュー タウンワークマガジン小林豊(BOYS AND MEN)インタビュー『どんな時でも“元気と笑顔”を大切にすることを心がけています』

愛知・名古屋発のエンターテイメント集団 BOYS AND MEN(通称“ボイメン”)。新曲についてや、初めてしっかり語るというバイト時代の貴重な話が満載。常に好奇心に溢れた小林さんにお話を伺いました。

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

早速バイトを探してみよう