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2020年06月09日

スカイピース インタビュー『常に楽しむことは忘れず、これまで以上に挑戦を積み重ねていきたい』

スカイピース テオくん ☆イニ☆ じん YouTuber ユーチューバー 青青ソラシドリーム インタビュー タウンワークマガジン
テオくん・☆イニ☆(じん)からなる2人組ユニット・スカイピース。2016年に結成し、YouTube開設から1年で登録者数が100万人を突破。2017年からはアーティスト活動を展開するなど多岐にわたり活躍中。今年4月には結成時から続けていた「毎日投稿」を終了し、新たな挑戦に踏み切った2人の仕事観に迫りました! 6月10日にリリースする 3rd Album『青青ソラシドリーム』制作エピソードについても伺いました。

3rd Album『青青ソラシドリーム』完成――挑戦し続ける2人の等身大の応援ソング!

――アルバム『青青ソラシドリーム』が遂にリリースされますね。

テオくん:挑戦や応援をコンセプトにしたアルバムにしたいと思っていました。僕たち自身もスカイピースとして新しい挑戦を始めた時期ですし、みなさんへの応援やメッセージという意味合いも込めて制作していきました。

――どの曲もお二人で作詞されていますが、どうやって割り振っていますか?

☆イニ☆:まずはトラックを作ってもらったところに、僕たちがメロディと歌詞をのせるというやり方をしています。

テオくん:歌詞は、先に書き出したほうがサビと自分が歌うパート部分を作って、相手の部分は空白にして渡すんです。

――1曲の中に、それぞれが書いたフレーズが存在すると。

テオくん:はい。ブロックごとに歌い分けをする場合、自分が歌う部分は、その人自身が感じていることを書いたほうが感情を込めやすいので、それはこだわりでもあります。

――アルバムには13曲収録されていますが、なかでも思い入れの強い1曲をそれぞれに紹介してください!

テオくん:僕は「青青ソラシドリーム」。トラックを受け取った時に、サビのメロディが一気に浮かんできて10分もかからずに曲が出来ました。受け取った時から疾走感があって、勢い=挑戦というイメージが湧きました。ちょうど、スカイピースとしても、1本1本の動画のクオリティを高めるために、約4年間続けてきた毎日投稿をやめた時期と重なっていたのもあって、新しいことに挑む時の不安や、それを払拭して進もうとする強い気持ちがリンクしました。今までの楽曲で一番好きな曲と言っても過言ではないです!

☆イニ☆:僕は、「死んでも一生ハッピーエンド」です。小さい頃、“母親がいつか死んでしまうんじゃないか”と不安で仕方なかったんです。小さな子どもならではの不安定な気持ちだったと思うんですけど、改めて“死”という恐怖に向き合った曲なので自分自身への応援という意味合いもあります。

――アルバムタイトルは造語ですよね?

テオくん:はい。3枚目のアルバムになりますが、1枚目が『にゅ〜べいび〜』で赤ちゃん、2枚目が『BE BOY』で少年、そして今回は青年を表しています。そこにソラシドの音階をつけることで、階段をあがって夢を掴みに行くという意味を込めています。

☆イニ☆:等身大の自分たちの言葉を綴ったアルバムですし、今やりたいことを詰め込みました。楽曲にもバリエーションがあるので、ライヴが出来るようになった時には、ぜひ一緒に盛り上がりましょう!

作業の1つずつに達成感を持つことで好きを維持していける

スカイピース テオくん ☆イニ☆ じん YouTuber ユーチューバー 青青ソラシドリーム インタビュー タウンワークマガジン

※オンライン取材時に撮影

――ここからは、YouTuberとして活動されるお二人の仕事観について伺いたいと思います。まず、動画制作が仕事になったと実感したのはいつですか?

テオくん:YouTuberとして親への仕送りが出来るようになった時に、仕事になったと実感できました。毎日が新しい刺激や挑戦の連続なので楽しいですね。

☆イニ☆:夢が叶った実感はありますが、仕事だという感覚はあまりなくて、ずっと遊びというか……。義務として取り組むのではなく、今でも自分たちが純粋に楽しむ。それをみんなにも届けられたらという気持ちでいます!

――好きな事とはいえ、気持ちを維持するのが難しい時はどうしますか?

テオくん:しんどくなった時は、必要以上に背負いこまないように「いつ辞めてもいいんだよ」と自分に声をかけるようにしています。そうすると、気持ちがフラットになって楽しさも戻ってくる感じですね。それと、僕はこれまで何度も音楽に救われてきたので、音楽を聴いてモチベーションをあげることも多いです。

☆イニ☆:僕はテオくんとは逆で、編集とかで大変な時は“やるしかない!”って自分を追い込みます。元素材が2〜3時間ある動画を10分程度にまとめるのは大変なんですが、終われば毎回「終ったー!」という達成感を得られるので。投稿した時の反響や、楽しんでくれている姿を想像することも助けになっています。

なんでも一人で出来ると思っていた自分を変えてくれた仲間の存在

スカイピース テオくん ☆イニ☆ じん YouTuber ユーチューバー 青青ソラシドリーム インタビュー タウンワークマガジン

※オンライン取材時に撮影

――YouTuberになって、自分自身が変化したと思うところはありますか?

☆イニ☆:「経験」を重視するようになりました。昔は、そこまで何かに挑戦したいタイプではなかったんです。でも経験が増えるほど世界も広がるし、自分のなかにも色んな感情が生まれるので変われて良かったなと思います。それと社交的になりましたね。

テオくん:僕は、昔はなんでも自分一人で出来ると思っていたから、誰にも頼りたくなかったんです。でも、人と協力して何かを作ったり作業することの楽しさを知りました。

――たとえばどんなことがありましたか?

テオくん:去年の相方(☆イニ☆)の誕生日に、24時間祝い続けるという企画をしたんですけど、たくさんのYoutuberたちが忙しいなか協力してくださったんです。24時間が経ってカメラを止めた時に、昔だったら「俺よく頑張った」と思っていたと思いますが、その時は協力してくれた方たちの顔が浮かんできて感謝で泣いていました。自分一人では成功していなかったと思います。

☆イニ☆:集まってくださった方はもちろん、テオくんのその気持ちが嬉しくて、結局は動画のなかで2人で号泣でした(笑)。感謝という意味では、たとえばライヴにしても、ステージにいるのは僕たちですけど、支えてくれるスタッフの方たちがいるから成り立っている。ツアーの最終日に全員で写真を撮る時には、だいたい泣いていますね。

卒業式の予行練習で号泣――感情を表に出すのは恥ずかしいことじゃない!!

スカイピース テオくん ☆イニ☆ じん YouTuber ユーチューバー 青青ソラシドリーム インタビュー タウンワークマガジン

――動画も拝見しましたが『よく笑って・よく泣いて』感情表現が豊かなお二人だなと感じました。昔からですか?

テオくん:そうかもしれないです。小学生の頃に、先輩の卒業式…しかも予行練習で僕だけ泣いちゃって。当時は、1人だけ泣いてしまったことがダサイと思ったんですけど、担任の先生が『泣けるのは優しい証拠』と言ってくれたんです。自分の感情を表に出すのがダメなことではないと気づけたことで、それからはずっとリミッターが外れっぱなしですね(笑)。

☆イニ☆:僕も自分の学校の卒業式の予行練習で泣きました(笑)。

テオくん:同じ時間、日本のどこか別の場所で君も泣いてたんだね。

☆イニ☆:おそらく時間は違うでしょ。同じなのは始業式(←言い間違え)の予行練習っていうだけ!

テオくん:始業式で泣いてたら、始まるのが不安で泣いてる人になっちゃう(笑)。

☆イニ☆:あっ、卒業式ね(爆笑)。同じ経験をしていたのは驚きましたけど、2人で見ず知らずのカップルがプロポーズをしている瞬間を目撃して感動で泣いたりもしているので、そういうのが素直に動画にも出ているんだと思います。

夢を追い続けるために必要なのは、その時々に必要なことを考えて決断すること

――では、仕事をするうえで大事にしていることを教えてください。

テオくん:マネージャーに相談事をした時に、「悩みや不安はいつかなくなってしまうからその感情を大切にしてください』と言われたのが心に残っています。悩んだり不安があるから乗り越えるようとする。それがなくなったら成長もしないんだなと。「不安・悩み」という名前はついていますけど、気持ちが揺れた時は、それが「努力するキッカケ」だと考えるようになりました。

☆イニ☆:僕は「継続は力なり」です。今は、すごくたくさんの方に応援していただいて、生放送でも多くのコメントを受け取るんですけど、1人で動画投稿をしていた頃は、生放送をやってもほぼ視聴者がいないのが普通だったんです。そう思うと、継続は力にゃり。

テオくん:そこで噛む!?

☆イニ☆:あはははは。それと本当に小さなことですけど、たとえばコンビニで新商品が出た時に“いつものにしようかな?”と迷った時はだいたい新しい方を選びます。そういう小さなワクワクを大事にしつつ、YouTubeでも挑戦を積み重ねていきたいなと思いますね。

テオくん:何より怖いのは、楽しめなくなったり挑戦できなくなる自分だからね!

――YouTuber・アーティストとしての今後の目標を教えてください。

テオくん:YouTuberとしては日本のトップになりたい。今までは“自分たちが楽しければいい”という気持ちが強かったんですけど、今は1本1本の動画のクオリティを上げて、先輩たちともちゃんと戦っていきたいなと思っています。アーティストとしては、僕たちの音楽を聴いて1人でも「救われた」と感じてもらえたら嬉しいですし、みんなで大きな会場でライヴをすることも目標です!

☆イニ☆:自分は……テオくんが今言った目標が叶えばいいですね。

テオくん:それでいいの!? ごめん一人で全部言っちゃった。

☆イニ☆:大丈夫、同じ目標を目指してる相棒だから!(笑)

――では、☆イニ☆さんからは夢を追う若者へのメッセージをいただけますか?

☆イニ☆:その時々に何が大事なのかを自分で考えながら試行錯誤して、続けていくことが大事だと思っています。スカイピースも変化の時期ですが、たとえ失敗しても必ず経験として次に活きていくものだと思うので、一緒に挑戦を続けていきましょう!

■Profile
スカイピース

テオくんと☆イニ☆(じん)。爽やかな2人からなる人気YouTuber兼アーティストユニット。2016年に活動を開始し、僅か3年でチャンネル登録者数は300万人を突破。2人の楽しい日常を映した様々なジャンルの動画を投稿する。また、歌やダンスなど活動の幅を広げ、1st.アルバムがiTunesランキング・LINE MUSICランキング共に1位を獲得!2ndアルバムもLINE MUSICランキング1位を獲得し、継続的に人気を集めている。

◆スカイピース OFFCIAL SITE: https://sky-peace.com/
◆スカイピース OFFCIAL Twitter@skypeace_teojin
◆YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC8_wmm5DX9mb4jrLiw8ZYzw

テオくん
【誕生日】 1995年7月24日 8秒動画サイトのvineに動画を投稿したのがきっかけで人気を集める

◆OFFICIAL Twitter@teokun711

☆イニ☆(じん)
【誕生日】1995年10月27日 ニコニコ動画出身のネットラッパー。流行りの歌をラップ調に変え、「歌ってみた」を投稿してきた

◆OFFICIAL Twitter@jinjin1027

企画・編集:ぽっくんワールド企画 取材・文:原 千夏

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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