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2020年02月05日

医療事務の職務経歴書の書き方と見本

医療事務 職務経歴書 タウンワーク townwork

医療事務の仕事とは

医療事務はレセプト作成や受付・会計業務にくわえ、カルテ管理や電話応対・検体の外部委託などの業務を行うことがあります。そのため、点数計算などの専門知識だけでなく、これらをパソコンで管理するための基礎知識や入力スキルも必要とされる仕事です。大型病院や総合病院の場合は、これらが分業されて専門部署が行うこともあるため、よりそれぞれの専門的なスキルが求められます。ここでは、職務経歴書の書き方のポイントと見本(サンプル)をお伝えします。

 

職務経歴書の書き方のコツ

何科でどのような業務を担当していたかを伝える

医療事務の仕事は業務内容が幅広く、決められた時間の中でさまざまな業務を同時進行的にこなさなければなりません。病院の診察科目によってもレセプト作成や会計時の点数項目が異なってくるため、前職ではどのような科目での経験があるのか、どのような業務を担当していたのかを簡潔に記載しましょう。

スピードと正確さ、患者対応の信頼性をアピール

医療事務の業務で求められる主なスキルはレセプト作成と点数計算業務時のスピードと正確さです。とくに、レセプトは医療保険により国に請求するものでもあるため間違いがあってはいけません。前職の業務のなかで「長年ミスをすることなく業務を行ったことが認められ、重要な申請書作成も任された」といった信頼面でアピールできることがあれば記載しましょう。

医療事務の資格を保有しているなら必ず記載

医療事務に関する資格を保有しているのであれば、どの資格なのか、いつ取得したのかを必ず記載しましょう。前職で有資格者として業務に携わっていたのであればその点をアピールし、即戦力になることを伝えるとよいです。さらに診察検査などの知識があれば、どの範囲において活躍できるのかをアピールしましょう。
また、医療事務の資格以外にも、「秘書検定」などは患者さまとの応対の指標になり、一般常識を備えていることがアピールできる材料になります。

臨機応変な対応力や調整力を伝える

医療事務の仕事は一見単純に思える業務も、その場の状況に応じ臨機応変に優先順位をつけて日々の作業にあたらなければなりません。業務のルーティン化に沿って動くだけでなく、対応すべき順番に変更があった場合には全体を組み替えるスケジューリング力も求められるので、工夫したことがあればエピソードを添えて記載するとアピールになります。

 

医療事務で役立つ資格

・医療事務実務士(R)
・医療事務検定試験
・日本医療事務協会主催 レセプト点検業務技能検定試験
・日本医療事務協会主催 医事コンピュータ能力技能検定試験
・医療秘書技能検定試験
・秘書技能検定試験

医療事務に関する資格にも種類は多くありますが、難易度やメリットという点で考えるとレセプト作成に役立つ医療事務実務士(R)や医療事務検定試験、日本医療事務協会主催のレセプト点検業務検定試験、医事コンピュータ能力技能検定試験などの資格があるとよいでしょう。医療秘書技能検定試験などがあれば、より医師側のサポートができることをアピールできます。

 

医療事務の職務経歴書の見本(サンプル)

職務経歴書
20XX年X月X日
田雲花子(氏名)

■職務要約
私は内科クリニックの医療事務を9年間経験してきました。主に受付での患者さま対応・電話対応・レセプト作成・カルテ管理に加え、医療事務担当のサブリーダーとして病院の受付業務全体が円滑に進むよう指導やスケジュール管理を行いました。また、患者さまが多かったり、スタッフが手薄になったりしたときには率先して手の足りない部署に入り業務を行いました。さらに、待ち時間の長くなっている患者さまへの声かけも積極的に行うなど、全体を見渡す動きを意識して勤務しています。

■職務経歴
○○○○内科クリニック 20XX年0X月~現在 
医院規模:医師2名 看護師5名 医療事務4名 雇用形態:正社員

【職務内容】
現在は○○○○内科クリニックで医療事務をしております。

主な職務内容は以下の通りです。
・受付での患者さま対応、電話での予約管理、会計
・カルテ管理
・レセプト作成、請求
・スタッフのスケジュール管理
・新人教育

■保有資格
・医療事務実務士(R)2級(20XX年XX月)
・日本医療事務協会主催 レセプト点検業務技能検定試験 合格(20XX年XX月)
・秘書検定3級(20XX年XX月)
・第一種普通自動車免許(20XX年XX月)

■自己PR
【実践してきたこと】

日々、会計時に患者さまをお待たせしすぎないよう丁寧で素早い対応を心がけております。診療報酬の請求漏れや過剰請求など間違うことがないようにダブルチェック体制を整備し、ミスを未然に防ぐ仕組みも構築しました。現在は、より医師のサポートができるように、医療秘書技能検定試験準1級の取得を目指し勉強中です。
また、地域の患者さまが安心して通うことのできる院内の環境づくりを考えています。昨年は院内のキッズスペースを提案しコーナーを設けたところ、お子さま連れの患者さまから「とてもありがたい」と喜んでいただきました。

【実績・成果】
・5年間ミスなくレセプト作成を行ってきたことが評価され、4年前より医療事務担当のサブリーダーとして受付業務全体のスケジューリングなどを任されております

以上

 

医療事務から未経験の仕事へ転職したい場合は?

未経験の場合、職務経歴書の「自己PR」に、転職希望先で役に立ちそうな経験やスキルを書きましょう。

医療事務で必要とされてきた「臨機応変な対応」は飲食関連職や販売職でも「接客スキル」としてアピールできます。これまで、トラブル時にどのような対応で信頼を得たか、人間関係を構築するためにどのような点に気を配ってきたか。例えば、患者さまやドクターの依頼や指示に迅速に対応するためにやったことがあればエピソードとともにアピールするとよいです。患者さまへの配慮や対応も接客スキルとしてアピールできるでしょう。

飲食関連職であれば、医療事務の業務で培った協調性、臨機応変さ、迅速性、正確性などをアピールすることで職種の壁を越えて活躍が期待できます。また、販売職であれば協調性はもちろんですが、書類管理のスキルを生かすことで商品管理や展示物整理などの面でも活躍できると感じてもらえる可能性があります。

 

まとめ

医療事務は、パソコンを用いた正確な事務処理能力やレセプト作成だけでなく、院内のコミュニケーションや患者さまへの対応力、さらには状況に応じた臨機応変な仕事の進め方などマルチな業務が求められます。保有している資格とこれまでの経験、そしてエピソードも交えながら戦力となることをアピールしていきましょう。

監修
小宅 美那子
(カウンセラー、転職アドバイザー)
わかばカウンセリングルーム 代表。職場内の対人関係の相談やメンタルヘルスだけでなく、職場内の人間関係の構築や環境に適応するためのスキルなどの相談や、転職を希望する方向けの履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイスなども含めカウンセリングを行っている。