【7/30は梅の日】twitterで人気の“シェフの簡単レシピ”考案の夏バテ予防・梅パワー全開おかずを作ってみた
7月30日は、日本の伝統食品「梅の日」。毎年、自家製梅干しをつくるほど梅干し大好き!な筆者が、梅の効能とtwitterで人気の「シェフの簡単レシピ」考案の梅レシピを紹介します♪
サッカー選手も信頼する、梅干しの疲労回復効果!
梅はからだにイイという話は聞いたことがある人も多いはず。「夏はそうめんといっしょに食べる〜」なんて声もよく聞きます。実はこうした食べ方は、暑い時期にぴったりの食べ方なんです。梅の効能を研究する紀州梅効能研究会によると、梅干しには疲労回復&食欲増進効果があるのだそう。
というのも、人が疲れを感じたときには、体内に乳酸が溜まった状態になっています。梅干しに含まれるクエン酸は、この乳酸を抑える働きがあるそう。海外で活躍する日本人サッカー選手が、梅干しをわざわざ日本から取り寄せて食べているという話を聞いたことがありますが、これは梅干しに疲労回復効果があるからなんですね!
アノ酸っぱさが、食欲増進につながっている
また、梅干しがもつアノ酸味は体内の消化器官を刺激、唾液など消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させる&消化を助けてくれる働きがあるとか。「ん〜、酸っぱい!」と思い出すだけでつばがでてきそうですが、実はこれこそが食欲を増進させてくれるんですね。
さらに、昔から「梅をお弁当にいれておくと傷みにくい」なんていわれていましたが、あれはクエン酸による制菌効果なのだとか。さらに生活習慣病の予防や、ダイエットまで役立つと、いいことづくしなんです。
“シェフの簡単レシピ“オススメの「豚肉の梅しそ巻」をつくってみよう!
でも、体にイイとわかっていても毎日、梅を食べるのは難しいはず。そこで、今回は大人気・シェフの簡単レシピさんのレシピより、梅を使ったお手軽な一品をご紹介します。
材料は、梅干し(練り梅だとより手軽)、大葉、豚肉の薄切り(1人前5〜6枚程度ですが、好きなだけ)
①豚肉に市販の練り梅を薄くのばしてつけて大葉をのせて巻く
②小麦粉を薄くはたいて巻き終りを下にして中火でじっくりと焼く
③焼きあがったらお皿にお好みの野菜と一緒に盛り付けて出来上がり
豚肉をひろげて、梅肉を塗ったところ。チューブの練梅、今は国産梅100%のものが増えていて、便利!
大葉をはさんでくるりと丸めるだけ。あっという間に10個完成し、あとはフライパンで焼くだけ。
好みの野菜を添えて完成。味付けは梅のみで、おつまみにもオススメです。
とってもシンプルなので、準備から完成までほぼ10分で出来あがり。しかも揚げずに「焼くだけ」なので、暑い夏でも作りやすいレシピです。気になるお味ですが、噛みしめる肉汁がジュワと溢れてきますが、酸っぱさは意外にも抑えめ。シソと梅の香りがきいて、いくらでも食べられそうです。梅干しが好きな人は少し厚めに塗ってもいいかもしれません。また、脂身よりも赤みの多いロース肉などだと、巻き終わりがしっかりくっつくので、バラバラにならず調理しやすいでしょう。
ちなみに、豚肉にたくさん含まれているのがビタミンB1。このビタミンB1が不足すると、疲労感や脱力感が生じ、夏バテになりやすいといわれています。今夏は、この豚肉の梅しそ巻きを積極的に食べて、夏バテ知らずで乗り切りたいですね!
大根をピーラーで薄切りにして、野菜とまぜ、かつお節と梅ドレッシングで食べる筆者宅の定番の梅レシピ。5分でできる超簡単&時短レシピです。
撮影・文:嘉屋恭子
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。