“ポーク”vs“ビーフ” 東西の分かれ目は? 日本列島の意外なカレー事情が明らかに!?
夏の定番料理といえばカレー。
合宿やキャンプの夕飯に皆ででワイワイと作って食べたり、自宅でその日の気分に合わせてメインとなる具材を変えて楽しんだりと様々。
でも、作る人によっては、メインの具材やちょっとした味付けや調理の仕方などを見て「えっ!?」と思うことはないでしょうか。
2015年8月19日にレシートポータルサイト『RECEIPO(レシーポ)』が発表した「全国ご当地カレー人気投票」の結果では、そんな、地域によるカレーの違いが明らかになっています。
具の一番人気はやっぱり……!?
カレーといえば、よく見る具入りのものからスープにドライとバリエーションも様々。
中でも、ご飯とカレーと具のハーモニーを楽しめる具入りカレーには人それぞれのこだわりもあると思いますが、同調査でもっとも人気の高かった「我が家のカレーの具」は“ポーク”(370票/36.5%)だったそう。
2位は“ビーフ”(267票/26.4%)、3位は“チキン”(206票/20.3%)という驚きの結果に、「そんなバカな!」という人も多そうですね。
“ポーク”といえば疲労回復の効果が期待できる食材でもあります。特に、今の時季は夏の疲れがドッと出て、胃の調子が悪かったりなんだかだるかったりという人もいるのでは?
そんな時は“ポーク”をメインとしたカレーを食べれば、スパイスの効果と相まって夏の疲れを癒してくれるかもしれません。
東と西では好みが異なる!?“ポーク”vs“ビーフ”
さて、一番人気となった“ポーク”ですが、実はこの結果、東日本と西日本で大きな差が見られるのだそう。
同調査の結果を各都道府県別に見ると、なんと東日本では“ポーク”が西日本では“ビーフ”がトップという結果になっています。
さらに、同調査でその境目として言われているのが三重県と滋賀県。それぞれ、三重県では“ポーク”が滋賀県では“ビーフ”がトップとなっていることからそのように結論付けられているようですが、三重県と滋賀県在住・出身の皆さんはどうでしょうか?
東西だけじゃない!?西日本内でも結果に差
なかでも面白いのが西日本の結果です。
MAPを見て分かる通り、東日本はきれいに“ポーク”一色となっているのと比較し、西日本では所々で異なる色合いが見て取れるのにお気づきでしょうか?
確かに、西日本では多くの都道府県でトップの具材が“ビーフ”という結果になっているものの、島根県と大分県では“チキン”がトップに。また、愛媛県では“野菜”が具材のトップになるなどしているのです。
その他にも、複数の具材が同数トップとなっている山口県・長崎県・佐賀県・宮崎県・熊本県・沖縄県といった地域もあり、まだまだ各地のカレー事情は奥が深そうです。
いまや“家庭の味”の1つとしても親しまれているカレーは、作り方も具材のチョイスも十人十色。その違いにカルチャーショックを受けたということは、誰しも1度はあると思いますが、その謎の一つがこの調査で解けたのではないでしょうか?
今晩カレーを食べようと思っている皆さん、メインの具材は何にするかお決まりですか? まだ決めていない、というならたまにはいつもと違った具材をチョイスしてみるのも意外性があって楽しいかもしれませんよ。
※ソフトブレーン・フィールド株式会社:インターネットアンケート/20~60代男女1,013名/調査日:2015年8月6日~8月12日
※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。
文:北島要子 企画:ガジェット通信
・レシートポータルサイト「RECEIPO」/東西で異なる「我が家のカレーの具」! 東日本は「ポーク一色」、西日本は近畿を中心
http://receipo.com/08-enquete-campaign-result/
・プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/71097