「調査スタッフのバイト」ってどんな仕事?
調査スタッフのアルバイトは、集中力と根気があれば特別なスキルを必要としないバイトです。給与が日払いのところも多いので、「今月ピンチ!」という学生にオススメ。今回は、そんな「調査スタッフのバイト」をご紹介します。
仕事内容
調査スタッフのアルバイトは、一般的なものでは「交通量調査」「市場調査・アンケート」があります。
交通量調査
駅や国道沿いなどでカウンターを使って、車や人などの交通量を記録するのが仕事です。拘束時間は朝から夜までと比較的長めですが、その分給与は高め。基本は、ひとりでカウンターを黙々と操作するだけの単純作業となります。
参考)交通量調査バイトはきつい?大学生でもできる?仕事内容、給料、探し方まで解説
市場調査、アンケート
アルバイトとしてやる市場調査は、お店などの覆面調査、街頭でのアンケート調査、選挙投票所の前での投票調査が多いです。覆面調査はあらかじめ渡された調査項目を元に、客として来店して商品やサービスなどをチェックしていきます。街頭などの調査では、道行く人に声をかけて協力してくれる人を探すところから始めます。いずれの仕事も、特別なスキルや経験は必要としない求人が多いので、募集内容をよく確認して、気になる求人があったら応募してみましょう。
参考)覆面調査・ミステリーショッパーのバイトがしたい! 仕事内容やコツを教えて
アンケートモニター
アンケートモニターは、アルバイトではなく、調査会社の会員に登録して、回答するとポイントなどの報酬がもらえる形式が多いです。もらえるポイントは答えるアンケートによってマチマチです。スマホで回答すれば、スキマ時間にできる内容です。
参考)アンケート・アンケートモニターのバイトで稼ぐ!聞く側、答える側それぞれのコツを解説
待遇や給与
遣会社などに登録する場合がほとんど。時給よりも日給のケースが多いようです。
交通量調査のバイトは拘束時間が「12時間~」と長めなので、東京近郊で「1万円~」と、給与は高め。2~3時間おきに休憩を1時間程度もらえるので、割に合わないバイトというわけではなさそうです。
市場調査・アンケートの場合は、拘束時間が「4時間程度」「実働8時間」といった具合に、仕事によって異なります。日給は都内近郊で「8000円~」が相場で、調査対象などによっては「1万2000円以上」になることも。短期で稼ぎたいなら、求人内容をしっかりと確認しておくといいでしょう。
調査バイトの良いところ
調査バイトの多くは、調査方法や項目があらかじめ指定されているものが多いため、難しい作業が少なく、初めての人でも挑戦しやすい特徴があります。また、単発のバイトも多いため、深い人間関係がなくて楽という面もあります。
・マニュアルがあるので覚えることは少なく、初めてのバイトでも働きやすかったです(25歳/大学4年生/男性)
・交通量調査は、同じ場所で数を数えてメモをするだけの仕事なので、体力も消耗せず楽なバイトでした(16歳/高校1年生/女性)
・単発バイトは毎回スタッフが違うため、他の人との関係性が薄いです。人間関係に苦労したくない人にオススメです(20歳/大学2年生/女性)
調査バイトのきついところ
調査バイトの単純作業は、難しくなくて楽だと感じる一方で、単調できついと感じることもあります。また、案件によっては、暑さや寒さがつらかったり、街頭キャッチの仕事では、協力してくれる人がつかまらずにきつい思いをすることもあります。
・単純作業で頭を使う必要がなくて良いものの、段々と退屈になり、時間が経つのがかなり遅く感じます(22歳/大学3年生/男性)
・担当したのが屋外での作業なので、夏や冬など極端な気候の時期は体力的には辛いです(25歳/大学4年生/男性)
2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
2024年1月 高校生アルバイト調査/N=1041/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
※初回公開2014年7月17日、更新2024年4月15日
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。