「調査スタッフのバイト」ってどんな仕事?
調査スタッフのアルバイトは、集中力と根気があれば特別なスキルを必要としないバイト。給与が日払いのところも多いので、「今月ピンチ!」という学生にオススメだ。今回は、そんな「調査スタッフのバイト」をご紹介しよう。
仕事内容
調査スタッフのアルバイトは、一般的なものでは「交通量調査」「市場調査・アンケート」がある。
■ 交通量調査
駅や国道沿いなどでカウンターを使って、車や人などの交通量を記録するのが仕事。拘束時間は朝から夜までと比較的長めだが、その分給与は高め。基本は、ひとりでカウンターを黙々と操作するだけの単純作業となる。
■ 市場調査、アンケート
お店や街頭、選挙投票所でのアンケート調査がメインの仕事。他にも、企業が集めたデータのチェックなどをすることもある。アンケート調査では、道行く人に声をかけてデータを集めるため、明るい雰囲気のある、コミュニケーション能力の高いスタッフが重宝されるようだ。
他にも、閉店後のホームセンターや量販店で在庫チェックを行う深夜の棚卸し作業や、建物の設備調査など、さまざまな種類がある。いずれも特別なスキルや経験は必要ないので、募集内容をよく確認して、気になる求人があったら応募してみよう。
待遇や給与
調査系のアルバイトは一般的に「1日のみ」「土日だけ」といった単発バイトが多く、派遣会社などに登録する場合がほとんど。時給よりも日給のケースが多い。
交通量調査のバイトは拘束時間が「12時間~」と長めなので、東京近郊で「1万円~」と、給与は高め。2~3時間おきに休憩を1時間程度もらえるので、割に合わないバイトというわけでは、なさそうだ。
市場調査・アンケートの場合は、拘束時間が「4時間程度」「実働8時間」といった具合に、仕事によって異なる。日給は都内近郊で「8000円~」が相場で、調査対象などによっては「1万2000円以上」になることも。短期で稼ぎたいなら、求人内容をしっかりと確認しておくといいだろう。
■ よかったこと
・「初めてでもやりやすい」
・「楽だった」
・「さまざまな業界の商品に触れることができた」
・「自由にシフトが決められたので、他のバイトと合わせやすかった」
・「建築科の学生だったので、いろいろなマンションの調査が勉強になった」
■ ツライことは?
・「アンケートの回答してくれる人が捕まらないことがある」
・「やることが少ない分、時間が経つのが遅く感じる」
・「聞き方が悪かったのか、対象者の機嫌を損ねてしまった」
■ こんな人にオススメ!?
・「単発バイトをしたい人」
・「バイトが初めての人にオススメ」
・「真面目に努力するタイプの人」
・「体を動かすのが苦手な人」
体験者からのアドバイス
デスクワークではないので、体を動かすのが好きな人に向いていると思う。また、1人で調査することもあるから、コツコツと仕事ができる人にもいいと思う。(調査スタッフのバイト経験/24歳/男性)
※データ:大学卒業した22歳~25歳の社会人900人に調査(2014年3月27日~4月7日)/調査協力:株式会社クロス・マーケティング