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2025年10月01日

年末年始に人気の「郵便局バイト」ってどんな仕事?募集時期やきつい・楽など口コミも紹介

年末年始 郵便局 バイト年末年始は郵便局が1年でもっとも忙しくなる時期です。毎年この時期になるとたくさんの年賀状やお歳暮等の仕分け作業を行うため、大勢のアルバイトが募集されます。勤務期間が高校や大学の冬休みと重なる時期ですので、この仕事でバイトデビューする高校生・大学生も多いようです。そこで今回は、年末年始の郵便局バイトの仕事内容や時給などについて紹介します。

仕事内容(内務/仕分け)

郵便局バイトは、年末年始に差し出された年賀はがきや荷物(お歳暮など)を、受取人宛に仕分けしていくのが主な仕事内容で、はがきや荷物の最初の仕分け、入力作業、並べ替え作業と分かれています。

年賀はがきの仕分け・取り揃え作業

郵便局に集まったはがきや荷物を主に3つの種類に仕分けします。郵便番号を自動で読み取る区分機が使えるもの、手作業で区分けするもの、消印が必要なもの、に仕分けていきます。また、仕分けたはがき等を次の作業がしやすいように向きを一定に取り揃えることもします。

入力作業

郵便区分機で郵便番号や住所などの情報が読み取れない年賀はがきは、パソコンを操作して必要な情報を手入力していきます。

並べ替え作業

郵便区分機などで仕分けされた年賀はがきを、居住者の名簿と比較しながら世帯ごとに分けて、配達する順番に並べていきます。“道順組立”とも呼ばれる作業です。

 

バイトの期間や1日あたりのシフト

年末年始の郵便局バイトの期間は、郵便局によって日にちは前後しますが、12月中旬から1月初旬までの間で、大晦日(12月31日)や元日(1月1日)もシフトがあるところが一般的です。1日のシフトは、午前・午後・夕方で3~4時間ずつのシフトと、深夜シフトがあるところは夜22時~朝7時ごろまでのシフトがあります。

年賀状の季節限定の仕事のため、週3日程度から相談できるところもある一方、週5日勤務を要望する郵便局も多いので、この時期に集中的にバイトしたい人にはおすすめです。

 

郵便局バイトの探し方・募集時期

日本郵政のホームページや、アルバイト情報のサイトやアプリで探すことができます。
年賀状の仕分けバイトは12月中旬から仕事が始まるので、求人の募集時期は、毎年10月頃から増えますが、早い郵便局は9月末から募集を出しています。気になる人は早めに探し始めると良いでしょう。

 

郵便局バイトきつい・辛いところ<口コミ・評判>

郵便局のバイトできつい、辛いところはどんな点なのでしょうか。体験した先輩の口コミを紹介します。

立ちっぱなし、荷物が重いなど身体的負担

年賀状の仕分けはで立ったまま行うことが多いようで、長時間立ちっぱなしなことがつらいと答えた人が多数いました。また、年賀状が入ったケースを移動させるなどの力仕事は女性にをきついと感じた人も多かったようです。

「細かい字を見なくてはいけないので、目がとても疲れます」(22歳 /大学4年生 /女性)

「立ったままの作業や階段の上り下り、重たい荷物の持ち運びで足腰の負担が大きいです。お客様の大切なものを必ず相手に届けなくてはという責任も感じます」(22歳 /大学4年生 /女性)

「ハガキでいっぱいになったケースは重く、それを何個 も移動させるため体力が必要です」(24歳/大学4年生/女性)

単純作業で飽きやすい

ひたすら仕分けをする、入力をするなど、単純作業を長時間行うので、途中で飽きてしまうという人も多いようです。逆に、黙々とする作業が好きな人には向いている仕事だといえるでしょう。

「ずっと同じ作業の繰り返しで嫌になってしまうことがありました」(20歳/大学2年生/女性)

「ひたすら同じ作業を繰り返すので、単純作業が苦手な人には向いていません」(24歳/大学5年生/女性)

黙々とやるため周囲に聞きづらい

一人で黙々と作業をするため、何か分からないことがあったときに周囲に聞きにくいと答えた人もいました。年末の時期は社員も忙しいことが多いので、声をかけて質問をするのが難しいのかもしれません。

「1人で黙々と作業できるけれど、分からないことがあった場合、誰に聞いたらいいか分からず困りました」(22歳/大学4年生/女性)

「周囲とあまり関わらないので関係性が築けず、人に助けを求めづらかったです」(22歳/大学4年生/女性)

「上下関係がしっかりとしているため最初の頃は怖くて疲れることが多かったと思います」(22歳 /大学4年生 /女性)

 

郵便局バイトの楽・良いところ<口コミ・評判>

次に、郵便局バイトの楽な点や良いところはどんなところなのか、先輩たちに聞いてみました。

郵便の仕組みがわかる

普段は入ることのない郵便局の裏側に入ることができ、年賀状や郵便物がどうやって郵送されていくのか知ることができて勉強になったと答えた人が多数いました。

「いかに効率よく早く、正しく安全に作業をするか、その仕組みや方法がなんとなくわかり勉強になります」(21歳/大学3年生/男性)

「郵便局では通常どのような荷物の仕分けをしているのか、裏側を知ることでできて面白かったです」(21歳/大学3年生/男性)

「どの程度の手書き文字だと機械が読み込めないか、住所が間違っていた場合は局員がどう対応しているか、それらを知ることで誰にでも読める文字の重要性を知ることができます」(24歳/大学4年生/女性)

人と接しないので気が楽

郵便局のバイトは年賀状の仕分けや入力作業など、一人で黙々と作業することが多く、人と接することが少ないので、接客や職場内でのコミュニケーションが苦手な人にとっては気が楽な職場のようです。

「黙々と作業をするため、人と積極的にコミュニケーションを取る必要がなく、人間関係のトラブルはなく楽です」(22歳/大学4年生/女性)

「接客がないので人と話すのが苦手な人にはいいかもしれないです」(20歳/大学2年生/女性)

「ほとんど人と接することがなく一人で黙々と作業をするので人間関係で悩むことはほとんどないです。また、単純な作業が多いので覚えることも少なく、慣れてくると楽です」(22歳/大学4年生/女性)

仕分け作業が楽しい

仕分け作業は一人で黙々と行います。繰り返し同じ作業をするのが好きな人にとっては、作業自体ゲーム感覚で楽しめたり、達成感を味わえるという人もいるようです。

「同じ作業を繰り返しできるのが無心になれて楽しかったです。多くの年賀状を扱うので、お正月感を味わえるのも良かったです」(23歳/大学4年生/男性)

「単純作業ですが、それが楽しいと思うこともあります。地名で分けていくので、その上で自然と地名を覚えることができるのが楽しいです」 (20歳/大学2年生/男性)

「郵便番号や住所の間違いを見つけたり、解読ができたときは嬉しいです。機械に流すときにしっかり区分されているのをみるとやりがいを感じます」(21歳/大学3年生/女性)

 

郵便局バイトの面接

郵便局バイトの面接では、志望動機、希望のシフトなどを確認されますので、事前に答えを考えておくと当日スムーズです。上のシフトで触れた通り、約1カ月の短期バイトのため、シフトに入れる日が多い方が望ましいです。面接での服装は、特に指定はなく私服で構いませんが、シャツやチノパンなど清潔感のある服装で臨みましょう。高校生は制服でいくのも手です。

▼郵便局バイトの面接での主な質問事項
・志望動機
・週に何日入れるか
・どの時間帯に入れるか
・何日から何日まで働けるか
・通勤手段は?公共交通機関は使うか
・仕分け~配達、希望職種
・高校生は保護者や学校に許可を取っているか
など
▼郵便局バイトの志望動機例
家が近いから通いやすいことに加え、以下のようなエピソード例を紹介します。
・初めてのアルバイトなので郵便局なら安心して働けると思った
・友達がやっていたので勧めらて興味を持った
・年末年始の学校が休みの間に集中的にバイトをしたい

 

郵便局バイトのメリットとデメリット

年末年始の郵便局バイトの主なメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

・短期間で集中してお金を稼ぐことができる
・未経験でも働きやすい
・高校生・大学生は同じ世代の人たちが多い
・郵便局は日本中いたるところにあるので、地元や自宅の近くで働くことができる
・シフトで定められた時間内で働ける。

デメリット

・希望者が多い勤務シフトは人員オーバーで働けないことがある

 

まとめ

バイト未経験者でも始めやすい年末年始の郵便局バイト。バイトデビューしたい人はもちろん、時間のある年末年始をバイトで有効活用することにも適しています。年末に近づくにつれて募集数が減っていくので、働きたいと考えている人は余裕があるうちに応募してみてはいかがでしょうか。

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アンケート出典:
2025年2月 大学生アルバイト調査/N=1577/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

※公開:2016年12月1日、更新履歴:2021年9月30日、2023年10月24日、2024年10月1日、2025年12月1日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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