「あけましておめでとうございます」はいつまで？新年の挨拶マナーとバイト先やLINEで使える例文つき

新年の挨拶である「あけましておめでとうございます」は、年明けいつまで使っていいか迷うことはありませんか。この記事では年明けのバイトで「あけましておめでとうございます」はいつまで使っていいか、LINEやメールではどうなのかを解説します。

新年の挨拶は関東は1/7、関西は1/15までが目安

新年の挨拶は、関東は1/7まで、関西は1/15が一般的で、「松の内」が明けるまでとされています。松の内とは、氏神様が迷わず家に来られるよう、門松を飾ってお迎えする期間のことを指し、地域によって違いがあります。ただし、松の内を過ぎたからといって新年の挨拶をしてはいけないわけではないので、学校やバイト先では1月中は季節の挨拶として使っても大きな問題はありません。職場やその場の雰囲気によって臨機応変に対応しましょう。

いつ言う？何回言ってもいい？

その年に初めて会う（連絡する）タイミングで一度言えば十分です。2回目以降は「おはようございます」「お疲れさまです」など通常挨拶に戻しましょう。挨拶が長くならないよう、基本形はシンプルにまとめるのがコツです。

1月中旬以降、迷った時の挨拶の仕方

1月中旬以降でも、職場や学校にまだ新年ムードが残っている場合は、「遅くなりましたが」「遅ればせながら」など、ひと言添えると丁寧な印象になります。これなら1月末ごろまで「あけまして」を使っても違和感が出にくく、相手への配慮も伝わります。

2月以降は「あけまして」は避ける

2月以降は季節感が薄れるため、「あけまして」は避けるのが無難です。挨拶は「本年もよろしくお願いいたします」に切り替えましょう。用件の前に一言添えるだけでも印象がやわらぎます。

喪中の相手にはどうする？

喪中の方には「あけましておめでとう」は控えます。相手の状況が不明な場合は、「昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします」など、祝辞を含まない挨拶にしておくと安心です。ビジネスやバイト先では特に配慮を心がけましょう。

「新年あけましておめでとうございます」はNG？

「新年＝新しい年」「あけまして＝年が明けて」で、意味が重なる二重表現になります。文章やメッセージでは避け、どちらか一方にすると自然です。フォーマルな場面では「新年おめでとうございます」、カジュアルや日常では「あけましておめでとうございます」が使いやすいです。

バイト先の上司・同僚などシーン別の使い方例文

バイト先やLINEで使える挨拶を、相手やタイミング別にまとめました。相手との距離感に合わせて調整してみてください。

バイト先の店長・社員・先輩向け

正規の表現で「一言＋感謝」で丁寧に伝えます。初出勤や挨拶回りで使いやすい定番文が安心です。短くても礼儀が伝わる形を意識しましょう。

LINEでのシフト連絡・勤務連絡など

「あいさつ → 要件 → 結び」を簡潔に書きましょう。日付や数字は半角で明確にすると読みやすさが上がります。長文になりそうなら、用件は箇条書きや改行で整理を。

バイト仲間など親しい間柄向け

友人同士はラフでOKです。先輩・年上には語尾を少し丁寧にするなど、関係性を加味した表現にしましょう。スタンプと併用する場合も、最初の一言は文字で入れると丁寧な印象になります。

※公開：2023年01月06日、更新履歴：2025年12月24日