バイトに寝坊! バイト先には何て言う?遅刻するなら休むべき?
バイトの日にうっかり寝坊してしまい、遅刻確定…! 慌てる気持ちを抑えて、まずはバイト先に連絡をしましょう。気まずいからといってバックレはNGです。寝坊で遅刻したときのバイト先への伝え方やその後の対応について紹介します。
寝坊とわかった時点で、すぐに電話で連絡する
寝坊に限らず、アルバイトに遅刻するとわかった時点で、バイト先の店長など責任者に電話で連絡します。普段はLineやメールでやりとりしている職場でも、緊急の場合は電話連絡が基本です。電話ができない状況の時は、先にLineやメールで送り、電話できる状態になったら電話するようにします。
何て言う?寝坊の言い訳/理由の伝え方
電話連絡では、寝過ごしたことを謝罪し、今日は遅刻となること、どれくらい(〇分程度)遅れそうか、出勤していいか、を伝えます。遅刻理由は、ダラダラと言い訳せず「寝坊しました」と簡潔に伝えればよいです。焦る気持ちを抑えてここは丁寧に対応しましょう。
数分~数十分遅れる場合
アルバイトも、数分の遅れでも遅刻は遅刻です。「ま、いっか」などと自分で判断せず必ず連絡しましょう。
大幅に遅れる場合
出勤するまでに1~2時間かかるなど、大幅な遅刻の場合は、到着時間を伝え、そのまま出勤するか、休むことになるのか、責任者の判断を仰ぎます。
寝坊した理由を聞かれたら、「目覚ましをかけ忘れた」など当たり障りのない理由に留めておきましょう。「勉強が忙しくて」「夜、寝られなくて」など、本当でも言い訳っぽく聞こえますし、「飲み過ぎたから」「遅くまで遊んでいたので」など、印象が悪くなる理由を敢えて伝える必要もありません。
バイト先に着いたらまず謝罪。あとは仕事で取り返す
バイト先に着いたら、あらためて責任者、および周囲のスタッフに謝ります。遅刻した事実は変えられません。気持ちを切り替え、仕事で挽回する心がけで働きましょう。大切なのは繰り返さないこと。一度の遅刻であれば、たいていの人は、受け入れてくれるはずです。
そのままバックレるのはやめよう
寝坊して出勤するのが気まずくても、連絡せずに無断欠勤したり、そのままバックレて退職するのはよい手段とはいえません。その日のシフトに穴が開くだけでなく、バイト先としては、来ない理由を確かめようと所在確認の連絡をしたり、バックレた場合は退職手続きが発生するため、さらに手間や迷惑がかかります。遅刻は、すぐに対応すれば大きな問題にならないことが多いです。すぐに連絡して謝罪、そして気持ちを切り替えるようにしましょう。
1~2回の遅刻でクビは、基本的にない
解雇については、労働基準法16条で「客観的に合理的な理由があり、社会通念上相当であること」とされています。
つまり、アルバイト先の状況によりますが、1~2回の遅刻あるいは無断欠勤だけで「クビが適切」と判断されることは、基本的にありません。
とはいえ、遅刻は基本的にNGですので、繰り返さないように、次から気を付けることが大切です。
※2016年9月6日の記事を更新しました。